「森エンテス」さんのページ

総レビュー数: 355レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月15日

続編は読んでいないので、本編のみでの評価です。

サイバーパンクな世界観がしっかり構築されている中で、貧民街から始まる物語が、幾つもの素晴らしい物語を通過して最後に素晴らしいエンディングを迎えます。

それぞれのキャラクタのバックボーンをさらりと濃密に描いているのが素晴らしいです。

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[投稿:2011-07-25 23:35:49] [修正:2011-07-25 23:35:49] [このレビューのURL]

大学生のアホなラブストーリー(褒め言葉)を描いた『おひっこし』と1人の女性の波瀾万丈な壮絶人生をコミカルに描いた『涙のランチョン日記』の2作+おまけ漫画という内容。

どちらの作品にも共通するのは、マニアックなギャグと思いっきりの良すぎるキャラクタの行動でしょうか。

名言続出の素晴らしい短編ですが、どちらの作品も周りの変化によって、自分の行動が左右されているくというのが印象的です。

個人的にヘヴィメタル好きなので、ツボなギャグな何点か・・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-25 23:30:30] [修正:2011-07-25 23:30:30] [このレビューのURL]

冬目文学の最高峰的な作品です。
それまで短編を中心であった冬目景を『漫画家』にした作品。

一般的にマンガに求められるワクワクやドキドキは皆無ですが、淡々と破滅へ向かって時間が経過していく様が痛々しい。

吸血の精神疾患を持つ姉弟と、彼らの周りの人達による箱庭内での物語ですが、設定の部分はあくまで下地としての設定で、根本にあるのは死に向かって進む中での姉弟の「愛」にあると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-15 18:31:30] [修正:2011-07-24 18:35:59] [このレビューのURL]

ストリートものの格闘マンガとしては、非常によく出来ていると思う。

「ケンカ」ではなく「格闘」な部分が、ヤンキー系のケンカ漫画との差になっていると思うし、そこに焦点を当てるために主人公の成長物語しているのも良いと思います。

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[投稿:2011-07-24 18:35:29] [修正:2011-07-24 18:35:29] [このレビューのURL]

作者特有のスタイリッシュ感満載なバンド青春物語。

この人の作品は、絵柄眺めるだけでいい気がしますね。

主人公達と同年代の時に読んだら、また評価も違ったかもしれませんが、終盤の盛り上がりは好きです。

前半6点、後半8点で間をとって7点です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-07-24 18:30:56] [修正:2011-07-24 18:30:56] [このレビューのURL]

雑誌掲載時に読んで気に入っているものの、(単行本として)まとまる気が全くしなかった作品がこうして単行本にまとまるとのは嬉しいものです。

短編ということで大きな山場もない作品が多いですけど、誰にでも楽しめる良作の作品が集まっていると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-24 18:26:55] [修正:2011-07-24 18:26:55] [このレビューのURL]