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気弱な少年が不思議生物と一心同体になり、宇宙警察の一員として犯罪者と戦う中で
勇気や仲間との絆を強くしていく漫画。
設定や物語はわかりやすくキャラクターも可愛い。
ただ、今になってこの漫画を出してくる理由がよくわからない。
1巻だけを読んだところ、前作の家庭教師ヒットマンREBORNと
何も変わっていないように見える。
REBORNを知らずにelDRIVEを読めばけっこう楽しいと思うが、
知っている者は代わり映えのなさで評価が下がる。
今後に期待。
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[投稿:2015-09-30 13:26:06] [修正:2015-09-30 13:26:06] [このレビューのURL]
7点 東京喰種
人間と喰種の争いをベースにその中で生きていく「人」を描く。
キャラクターはみな争いを虚しく感じながら生存のために争い続ける。
虚しさと怒りが極端に強く現れて、物語をスピーディに展開する。
ぶっちゃけ人間も喰種も違いはない。
外見も同じ、言葉も通じる。文化も共有してるし、生殖も不可能ではない。
だが、喰種は人間を食べなければ生きられない。これが争いの源。
ありふれた設定で読者にはわかりやすい。
それでいて主人公の数奇な運命や、そこまでやるかと思わせる過剰さにページをめくってしまう。
絵ヅラはグロいがよくできた娯楽漫画。
生きるためには争いに勝たなくてはいけない。
勝つためには力が必要、という身も蓋もないメッセージを端的につきつけてくるのが潔い。
その絶対的なルールの中で唯一の特別である主人公がどのような結末に至るのかが楽しみ。
この作品巻で完結し、東京喰種:re(トウキョウグール:アールイー)として直接の続編が連載中。
内容的には一連のものなので、新章開始に際してタイトルを改めたと言うべきか。
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[投稿:2015-09-26 15:13:43] [修正:2015-09-26 15:13:43] [このレビューのURL]
6点 ダンダリン一○一
女性の労働基準監督官、段田凛(ダンダリン)を主人公に、
現代日本での労働基準監督官の仕事を描く漫画。
タイトルのダンダリン一〇一とは、労働基準法第101条(労働基準監督官の権限)から。
作品のテーマが掘り下げられる前に連載が終了してしまった。終了の経緯は不明。
熱心に働いてきたダンダが、ある事で自信を失い無断欠勤して自宅の布団に包まり
悲鳴をあげるという最終回。
日本全国の労働基準監督官が厳しい条件で働いているデータ(人数の不足)が示された。
ダンダは過剰に仕事熱心だが、それは彼女自身の余裕のなさが原因。
不器用で融通の利かないダンダは職場でやや浮きがち。
そのズレを埋めることも開き直ることもできず、すべてを誤魔化すためにガムシャラに仕事に打ち込んでいる。
その勢いが仕事上の成果につながり、ダンダはさらに頑張ろうとするのだが、
蓄積する疲れを癒すことができない。
ダンダは疲弊した自分をいたわる事すらできず、働く意欲をなくした自身を無能者と断じて壊れた。
その職務において、人間を労働機械として扱う雇用者を誅してきたダンダがまさに自分自身をそのように扱ってしまった。
漫画版は言うなれば、ダンダリンの敗北というタイトルが相応しいだろう。
ここで漫画は終わり、唐突な終了がかえって強い印象を残した。
作品のテーマは竹内結子主演のドラマ版に受け継がれた。
「山のあなたの空遠く、『幸』住むと人のいふ。」(ブッセ)
ドラマ版ダンダは「遠くかもしれないが幸せは在る」という意味で使っており、
漫画版ダンダが抱える苦しみに答えを出していることが示唆されている。
漫画版とドラマ版を比較することで本作品のテーマがわかりやすくなるだろう。
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[投稿:2015-09-15 12:13:14] [修正:2015-09-15 12:14:39] [このレビューのURL]
6点 バイオーグ・トリニティ
舞城王太郎と大暮維人を足した漫画。
高校生の少年少女が世界の運命を賭けて異能バトルしながら恋と友情ですったもんだする話。
ありふれた物語、常軌を逸した過剰表現、緻密でスタイリッシュな作画。
いろいろと漲りまくってオーバーヒートした力作。
舞城と大暮の個性が良い具合に融合しており、好きか嫌いかはともかくお見事。
2人の作風が嫌いでないなら、一読の価値あり。
ただ、嫌みったらしく言えば、オッサンに読ませるためにオッサンが作っている青春漫画であって、
甘酸っぱい高校生活とは無縁だった人間の思い込みの寄せ集めという印象はぬぐえない。
だが、どうか怯まずに結末まで描ききってほしいと思う。
妄想と作り事の青春の向こう側までオッサン読者を連れていって欲しい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-09-14 10:41:33] [修正:2015-09-14 10:41:33] [このレビューのURL]
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