「ジブリ好き!」さんのページ

総レビュー数: 343レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月10日

本編のブレードチルドレン、とりわけ亮子と香介の絡みやラブコメ(?)をもっと見ていたいって人向け。
推理物としては、作者も言っているけどミステリ愛好家なら鉄板なオチ。
テンポの遅さ・無駄の多さは毎度のことなので悪しからず。

本編より明るく穏便な展開で、ファンなら読んで損はないかと思いますよ。

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[投稿:2011-03-06 23:08:19] [修正:2011-03-06 23:08:19] [このレビューのURL]

なんか、全体的に、志村さんっぽくないような、志村さんっぽいような…

放浪息子のあとがきで、魔女っ子もの描きたいって言ってたけど、実現したようで。ファンタジーじゃなかったのが残念。それでこその志村節か。

「とあるひ」って短編、東急東横線の駅名がキャラの名前になってるやつ、あれに出てくるネーム書いてる漫画家さんはやっぱり本人?

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[投稿:2011-02-09 11:52:56] [修正:2011-02-09 11:52:56] [このレビューのURL]

伊坂作品って超能力みたいな設定が多いこともあってラノベ感覚で読めるのが特徴。コミカライズされても全然違和感がないです。
あと作品同士が少しリンクしてるから、他の作品にも手を出してみたくなっちゃう。

テンポがいいからスラスラ読めるし、締めもきっちり爽快で面白いんだけど、オーシャンズシリーズとか同種系統を好む人には若干物足りないかも。
あと画柄もちょっと癖が強いです。

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[投稿:2011-02-03 02:07:35] [修正:2011-02-03 02:07:35] [このレビューのURL]

「才能」と「努力」、そういったテーマが結構出てきて、アメフトやっている人に言わせれば超人スポーツ系なんだろうけど、実は「ピンポン」なんかに近い作品かなと思う。
主人公サイド以上に、進との距離に迷う桜庭・栗田に勝てない大田原・金剛兄弟なんかの対比や葛藤、葉柱や夕陽ガッツの想いなど、敵サイドの方が感動的で魅力的でした。


面白いんだけど、真剣勝負の中にもギャグ混じりなのがちょっと好きじゃないんだよなぁ…
最後のアメリカ戦は完全に超人スポーツ系になり下がったけど、伏線回収のためには世界戦自体は必要だったと思う。

いずれにせよ、日本ではマイナーなアメフトを題材にここまで連載したってのは、(誉めすぎかもしれないが)当時はマイナーだったバスケを題材に誰もが認める名作・スラムダンクを描いたこと並みにすごいことかもしれない。

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[投稿:2009-12-11 00:53:06] [修正:2011-01-09 13:28:53] [このレビューのURL]

変幻自在の画力が凄い。
劇画、萌え画、デフォルメに墨画、CGでも使ったかのような鮮やかな画もある。「円環の廃都」なんか「本当に同じ作者?」と見違えてしまいそう。

表題作を含む昭和霊異記シリーズは「朝霧の巫女」に繋がる話で、そっちを読んでいるとより楽しめる。
他は基本、非常に短い短編で、コミカルな感じのものが多い。
実験的な作品も見られたが、ピーポくんのパロディなどはインパクトが凄かったです。

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[投稿:2010-11-03 14:45:39] [修正:2010-11-03 14:45:39] [このレビューのURL]

小畑&大場のペアだけあって、流石にレベルの高い作品だと思います。

G戦場ヘヴンズドア同様、漫画家自体を題材にした漫画ですが、こっちの方が漫画家という職業に対して希望的な、目指してほしいといった描き方をしています。
また、リアルっぽさを追求した漫画の完成形でもあります。この漫画を読んで、「これがジャンプの編集法なのか」と本気にさせられた読者も多いはず。
「このマンガが凄い2009」をみるとわかりますが、あくまでほんとうっぽく見せてるだけのようです。凄い!

ただ、同時に人間関係も特殊ながらもリアルっぽく見せようとしていますが、正直共感できるものではない…
テンポは速いのですが、扱っているテーマの関係上のろのろした感じが拭えません。読んでてだれたり飽きたりしてくる恐れもあり。

途中出てくる「漫画の最高の参考書は漫画」という考えについて、作画は間違いなくそうでしょうが、原作については漫画より小説を読むべきだと斎藤隆夫先生が(昔、他の本で)述べていました。
なんでも弟子に対して、「漫画家のくせに漫画ばっか読んでたらだめだ。小説100冊読んでこい」と言ったとか。

画力も内容も安定した面白さがありますが、巻を重ねるごとに歯切れの悪さや停滞感が目立ってきます。なので漫画の漫画は他に傑作が多い分、最近では少しずつ評価が落ちてきてしまっている感が…
デスノートの二の舞にならぬよう、両先生の今後に期待!

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[投稿:2009-12-31 00:51:48] [修正:2010-09-24 23:58:51] [このレビューのURL]

ボンボンのギャグ漫画というとこれを思い出しちゃう
「クロちゃん」は自分的にはギャグ漫画じゃありませんので…

かなり下劣で下品なギャグ漫画だった記憶がありますが、結構シュールで、作品の根底には「不条理」が垣間見れます。
コロコロにはないタイプのギャグ漫画でしたので、ボンボンを読むときは楽しんで読んでいました。
完成された世界観と空気があり、登場人物も一発ネタにしか思えないのに応用させて話を作っています。

ただかなり長く続いたため、後半の失速は否めないです。それとこの人の漫画はどれも児童向けというには有害な面が多い気が…そこがまた好きだったんですけどねw

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[投稿:2010-08-24 17:28:46] [修正:2010-08-24 17:28:46] [このレビューのURL]

色使い、構成、視点、どれもアバンギャルド過ぎて読み手の感性が問われるのかと思いましたが、本筋は思いの外ストレートな印象。
余計なものは極力排除し、ストーリーに必要なものだけを描く。けれど、比喩は多用する。

典型的なボーイ・ミーツ・ガール、若者の憧れる狂った恋愛、バンドにリストカット…材料を並べればありがちな内容になりそうだけど、表現の勝利でしょう。内容を絞ったのも良かったと思います。

…ですが楽しめたかと聞かれると別問題。
それでもこの後「CLOVER」などこの表現法を後世に残したことは非常に評価したい。

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[投稿:2010-08-18 17:38:18] [修正:2010-08-18 17:38:18] [このレビューのURL]

1部を初めて読んだときは、少年誌ながら超スケールで珍しい題材、スピーディな展開が魅力的で即単行本買い。雑誌で読むようになってからマンネリ展開に入って残念でしたが、もともと初見のインパクトは凄い作品でした。

今回も同様、序盤はやはり引き込む力があります。問題はその後の展開…

雑誌で追ってるのでその感想になります。ネタバレ注意!





恋愛要素が絡んでくるとは、良い感じになってきた♪
スピーディな展開は健在なので、響の心情変化についていけない感もあるが、この方向性は1部と全く違った展開へ導いてくれそう。
期待してます!

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[投稿:2010-07-08 00:47:20] [修正:2010-07-08 00:47:20] [このレビューのURL]

寄生獣にエロ要素を詰め込んでグロもパワーアップさせた感じ…なんて言うと(岩明さんに)失礼かな?

エロ漫画として描いたはずなのに、なんかテーマ性をもっちゃって、気付いたら寄生獣的な結論に至ってたって言う方が正しいかも(でも実はこっちの方が先に結論出したので、寄生獣が元祖ではないんですね)。
別に環境問題に絡ませてるとかはないので、そういう意味で期待して買うのはやめた方が良いです。
じゃあエロ目的で買えばいいかというと、設定がひどい(笑)ので、どの角度から見てもマニアックな人向けの作品と言えるかも。

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[投稿:2010-06-23 13:51:28] [修正:2010-06-23 13:51:28] [このレビューのURL]