「ジブリ好き!」さんのページ
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8点 EX 少年漂流
全5巻で蛇足もあるけど、面白くしっかり完結しているパニック・サバイバル系漫画です。
理由付けは無理があるなぁ、と感じてしまうよりは、むしろ子供しか生きられないという特異な「設定」として解釈してしまえば、全体的に良質な少年漫画と言えると思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-03-12 21:43:25] [修正:2010-03-12 21:43:25] [このレビューのURL]
8点 鉄腕バーディー
のんびりテンポでシリアスな事件と向き合っていく、ゆうき節全開な作品。
ゆうき作品に共通することだが、この独特なテンポ(良く言えば日常生活や会話を排さず、むしろベースとしてゆるーくのほほんと進む、悪く言えばさっさとストーリー進めって思うくらいじれったい)が合うか否かで評価が変わってしまうだろう。
だからといってストーリーがつまらないなんてことはない。斬新な設定・話ではなくとも、読ませる力をもったそのストーリーからは、才能よりも経験で勝負するベテラン漫画家としての力を感じられる。
まとめると、ゆうき先生の才能はストーリーや内容に直接表れるものではなく、その繋ぎにある日常的な場面こそが、つまりはこのスローテンポそのものが魅力的なのだと思う。
そしてそこにこそ、多くの読者に支持されて長続きしている秘訣があると思う。斬新な設定や話で漫画を描く才能者は、序盤は多くの読者を惹きつけるが、徐々に設定負けしたり続きが描けなかったり、盛り下がることが多い。バーディの場合、斬新でなくとも王道すぎない、読ませる力をもったストーリーを日常性の中に溶け込ませることで、ストーリーの先を求めるファンと、ゆうき節を楽しむファンの両方を獲得することに成功したのだと思う。
タイプ的には、例えば浦沢先生などに近いかもしれないが、じれったさの質もストーリーテラーとしての質も全く異なる点で、やはりそれぞれのタイプを確立していると思う。浦沢先生のじれったさは、伏線化してストーリーを引き延ばしていくって感じだけど、ゆうき先生のはストーリーを遅らせてでも何気ない会話や流れを捨てないぞって感じだ。
内容は、バーディの過去編はすごく面白いし、全体的に完成度の高いまとまりを見せている。けど、いかんせん完結には先が長そうw
アニメもオリジナルながら完成度が高く、作者の思い入れが感じられる。
ゆうき節を楽しむなら漫画を、ささっとストーリーを知るならアニメをお薦めします。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-03-10 19:57:34] [修正:2010-03-10 19:57:34] [このレビューのURL]
8点 漂流教室
Dir en greyとコラボしてくれたおかげで知ることができた作品。
はっきり言って怖かった。
「ぼろきれになるまで戦ったんだね…」というセリフ。
おぞましすぎる僕らの末路、新人類…
生理的に受け付けないって感じの恐怖を体験しました。
TVのインタビューや対談で良く出ますが、楳図先生はどう描けば人が怖がるか、恐怖を感じるかを徹底的に研究したそうです。いや、マジで怖い。この作者以上に恐怖を感じることはないでしょう。「なるたる」も「サイコ」も彼の作品の前ではグロくない!
パニック・サバイバルのジャンルだけど、ここまで完成度が高いものは映画でもないと思う。
劇的な展開、残酷な運命、それでも結束し、希望の光を見失わない子供たち。小学生とは思えない知力・精神力だけど、少年漫画なので許す!
地下鉄を辿っていく場面は猿の惑星(リメイク版じゃないよ)を思い出しました。先の見えない展開、恐怖心が、まるで自分がそこにいるかのような臨場感を生み出す。漫画でここまでシンクロで来たのはこの作品のみ。
楳図だからグロいのはしょうがない、と思えれば良質な名作以外の何物でもない。Happy Endじゃないけど、ちゃんと最後に希望も残されている。ぜひお勧めしたい作品だ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-17 23:07:47] [修正:2010-02-18 17:43:33] [このレビューのURL]
8点 賭博黙示録カイジ
この作品だけは、あえて神作品と言わせていただきます!
福本ワールドは、はまれば抜け出せません。
練りに練った戦い。極限の状況。騙しあい化かしあい。
追い詰められるまでは凡人なカイジに共感できます!ただ、カイジは人を信じすぎな気が…でもだからこその主人公!カイジが信じてあげなきゃ、だれが信じるんだっ!
Eカードと限定じゃんけん、本当に面白かったです!
カイジシリーズの中では最もテンポが良く、引き込まれて一気に読んでしまうでしょう。
多少画やくどくど繰り返される言葉、筆者の強い主張に抵抗を感じるかもしれませんが、それをすべて帳消しにするストーリー力なので、読んでない人は必ず読んでみてください!人生損します!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-11 02:42:12] [修正:2010-02-18 17:13:01] [このレビューのURL]
8点 ピンポン
スポーツやってりゃ嫌でもぶち当たる「才能」の壁
この漫画ほどそれを掘り下げて描いたものはないと思う。
自分の中のヒーロー、そしてヒーローとされたものの責任
アクマ、ドラゴンの気持ちがわかることわかること…
映画から入ったけど、漫画読んで余計感動しました。映画も漫画も本当になんでこんないい終わり方できるんだろうってくらいきれいなラスト。
スラムダンクとは違った意味で名作のスポーツ漫画です、画が苦手で読まないなんて人生損してますよ!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-24 03:08:58] [修正:2010-02-18 17:06:34] [このレビューのURL]
8点 幽☆遊☆白書
子供のころも、今も、大好きな作品。
キャラが敵も味方もカッコよく、話もスピーディ。
最初はジャンルがころころ変わったが、結局バトルに落ち着き、それがHit。ほんと冨樫さんは天才だ。
嘘か本当か、魔界統一トーナメント編での中途半端な終わり方は編集部の引き延ばしに対する反抗で、先生が見せたかった真・完結版を限定500部作って売ったらしい。
真・完結版の真偽はともかく、編集部と仲が悪いのは確か。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-29 01:39:18] [修正:2010-01-25 16:06:25] [このレビューのURL]
8点 20世紀少年
Monsterでじれったい引き延ばしに嫌気がさしていて、長いことこの作品には触れないでおこうと思っていましたが、映画化をきっかけに読みました。
あいかわらず無駄に引き延ばしてる(それも作風なんだろうけど)漫画だったけど、大人読みする分にはさほど問題ではなく、面白いという感情の方が勝りました。
手紙が実際本に挟まってたのには驚いたしw
カンナもナウシカみたいなキャラだし、かわいいし、好きだw
伏線ぶちまけといて、ある程度は回収してやるけど後はお前らで拾え、みたいな感じは健在でした。きちんとまとまってるし話も好きだからいいけど。
ちなみにこの話は「トモダチが誰か?」はメインでなく、あくまでおまけで、あの懐かしい(私は時代的に知らんが)雰囲気を楽しんだり、カンナやケンヂ達の「大人な」冒険を楽しむのが、作者の真意だとか。インタビューで述べてました。
作品は好きだけど作風は嫌いな漫画家ですね、浦沢さんは。
賛否両論あると思いますが、個人的にはヒットしただけある漫画かなと。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-13 17:22:02] [修正:2010-01-19 03:44:11] [このレビューのURL]
8点 マテリアル・パズル
これぞ隠された名作!
少年漫画として、バトルとストーリーは面白すぎです。
ただギャグは、甲乙分かれるかと。私は…あまり面白くなかったかなw
作画も甲乙分かれているようですが、1巻から別に悪い印象なく入れました。どんどんうまくなっていき、読みやすくなっていきますし。
最近までガンガン1号分で2話掲載していました。
完結はまだまだ先で、現在はマテリアル・パズルの前の時代を描いたゼロ・クロイツというものがガンガンオンラインで連載してます。こちらは非常にベタでひねった感じはありませんが、作画が他の人に任せているので、非常にきれいです。
完結してからでもいいので、ぜひ読んでほしい作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-11 01:55:55] [修正:2009-12-31 01:43:20] [このレビューのURL]
8点 シバトラ
素直に面白かったです。
ラストにかけて過激な表現も増えていきますが、主人公はかわいらしく、根はいいキャラばかりで後味は悪くないです。
宮崎事件を皮切りに凶悪な少年犯罪がおこるようになった現代、様々なパターンの少年犯罪を描き、作者なりの解決策やケアを提示していく。漫画というメディアの特性をうまく使って、社会問題を取り上げてくれた良作だと思います。
ただ、残念なことに、実際近年起きている凶悪な少年犯罪は漫画以上に過激です。だからマガジンでなく、もう少し大人向けの雑誌で、より突っ込んで描いてほしかったと思います。
また、加害者少年側の立場ばかり映していますが、実際には被害者側の立場の方が、時事テーマでもありますし、もう少し描いてほしかったかと。
色々言いましたが、面白く良作であることは間違いないので、どんな人にでも自信を持ってお薦めします!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-17 22:20:30] [修正:2009-12-17 22:20:30] [このレビューのURL]
8点 ホーリーランド
格闘好きな方もそうでない方も、読んで損はないかと思います。
途中の格闘技説明が長くてテンポを損なうと思うかもしれませんが、そこを読み飛ばしても十分楽しめます。
人間ドラマもしっかり描かれていて、主人公が暴力におぼれて行きながらもそんな自分に恐怖したり、主人公の尊敬するカリスマ・マサキも、クールに見えて実は深いトラウマを引きずっていたり。
ぎこちなく不器用だけど本物な友達関係も共感できるかと。
ただ、主人公が何度も同じようなことを悩んでしまうので、すこしだれる部分もあるかと。
最後のドラッグ編も、あくまで大人の力を借りないで、自分たちのホーリーランドを守るという、しっかりしたまとめ方だったと思います。
後日談については、賛否両論かと思いますが、読後の印象を損ねるほどではないので、大した問題ではないかと。
R-16とかTOUGHタフなどが好きな人にはお薦めかも。
最後に、実際には筆者の格闘論より多くの要素が入るので、彼の理論通りやってもうまくいくことは少ないかと。特に一対多数戦やナイフや鈍器をもった相手との戦い方の解説は、その通りなのですが、理想論過ぎる部分が多いかと。。
いずれにせよ、お薦めできる作品です!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-10 21:14:19] [修正:2009-12-10 21:14:19] [このレビューのURL]
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