「勾玉」さんのページ
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点数だけ付けてる漫画は、そのうちレビューする予定。
○点数の基準
10:自分にとって特別な作品となった傑作
9:突出した面白さがある名作
8:何回も読み返せる秀作
7:一読に値する良作
6:光るところのある佳作
4~5:いまいち楽しめない凡作
0~3:不快感すらある駄作

7点 神童
前半の野球部分がちょっと冗長。
うたの能力を間接的に描いていて、これはこれでつまらなくは無いんだけど
話の本筋からは少し外れるし、物語全体の3分の1くらいを占めてしまっているので
ストーリーの導入としては、ちょっと長いかな、と。
しかし、後半に差し掛かかり和音が音大に入学してからは、とても面白い。
2人をとりまく環境が徐々に変わっていき
流れる様にストーリーが進展していく。
思わぬ逆境もあり、クライマックスに至るまでの終盤の展開はとてもドラマチックだった。
ただ進展が早すぎるせいか、トントン拍子に物事が進み過ぎているようにも感じてしまう。
前半の野球シーンを削って、後半の和音の学園生活や、うたの心境の変化に
話の配分を割いてくれれば、もっと評価は上がっていたかな、と思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-06-29 17:16:32] [修正:2012-10-20 21:27:37] [このレビューのURL]
7点 おもいでエマノン
この漫画の雰囲気と全体に漂う空気感はまさに絶品。
描き文字や効果線などの漫画的表現を用いず
瞬間、瞬間を切り取ったかのように描写する鶴田謙二のスタイルが、
原作の魅力を最大限に引き出しています。
写実性に優れた情景は、臨場感に溢れ
冬の夜空と、漆黒の海に
思わず肌寒さを覚えてしまうほど。
物語の内容もまとまりがあり、読後の後味も爽やか
悠久の存在との、うたかた程の一時が
切なさと、そしてそれ以上の浪漫を感じさせてくれます。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2012-06-22 15:30:47] [修正:2012-09-10 21:03:33] [このレビューのURL]
絶えず何かしらの騒動やイベント(レース)があり、26巻という長編ながら飽きさせない作りになっています。
ただ物語の締めくくりは「そう来たか」という感じで、期待を裏切られた思いです。
なんというか、駿平の成長の証のようなものを作中で見せてほしかったな、と。
ぶっちゃけ駿平って、結構色々いい加減で、けじめのつけ方が後手後手なところもあり
「行動力がある」というところ以外、最後まであまり良いところが無いんですよね。
その中で唯一、仕事に真摯に取り組むようにはなる、というところが成長として見てとれるんですが
それも、結果としてついてこなかったのが歯がゆい。
あの終わり方も有りだと思うけど、やはり「長期連載の割りにこのラストか」という感じです。
自分は、この漫画を青春ドラマとして捉えていたので
最後はもうちょっと爽やかな感動がほしかったんです。
でも、全体としてはとても完成度の高い漫画だと思いますよ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-08-27 18:10:25] [修正:2012-08-27 18:22:14] [このレビューのURL]
7点 ライジングインパクト
この作者の作品の中では一番好きな漫画。
繊細な画風と個性豊かなキャラクター
超人的な特技の数々に夢中になりました。
でも、終わり方というか最終巻が微妙。
ジャンプ掲載時の最終話である146話までなら良い
打ち切り終了だし、時間が飛ぶのも許せる。
でもコミックスで描き足された最終話が酷い。
作中のキャラ同士が結ばれるところまで描いているが
そこは読者に想像させる余地として、残しておいてほしかった。
それに、結ばれたキャラ同士はいいが、はぶられたキャラの方は不憫。
他にも女装した六条は気持ち悪いし
作中で早々にインフレから脱落したライザーが
プロになり努力云々語る姿は滑稽に見える。
ジャンプ連載時は、かなり好きな漫画だったが
最終巻の内容が合わなかったので1点減点して、この点数。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-01-24 15:53:50] [修正:2012-01-24 21:59:23] [このレビューのURL]
7点 殺し屋1(イチ)
とにかく、観てて痛々しい描写が多いのがキツい
尻の穴に銃口突っ込んで発砲し、死体がマンションの上層から、血便垂れながら
回転して落っこちていくところなんか、漫画なのにガクガク震えてしまった。
こういうエログロだらけの漫画は正直好きじゃないんだけど
恐い物見たさな感覚で、どんどん読んでしまうw。
これだけの抗争を繰り広げながら、結末には何のメッセージ性も感じ無かったが
逆にそのおかげで、単純に暴力を楽しむための娯楽作に仕上がってると思った。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-01-17 16:02:21] [修正:2012-01-17 16:02:21] [このレビューのURL]
7点 バガボンド
武蔵の強さだけでなく、精神的な弱さや脆さといった部分にも焦点を当て
他の井上作品のキャラクター同様、武蔵がとても人間的で魅力的な人物に描かれている。
反面、小次郎に関しては聾者という設定にしてしまったことが、とても残念だった。
聴こえない、喋れないキャラクターをどう描いていくかという、作者の挑戦には興味があるし
今の小次郎も決して酷いキャラクターとまでは思わない。
しかし、もし喋れていたら、もし聾唖者ではなかったら
他の井上作品や武蔵のようにもっと人間性に溢れ、
感情移入の出来るキャラクターになっていたのではないだろうかと、つい考えてしまう。
小次郎にも多くの巻数を割き、クローズアップして描いてはいるが
巌流島の決闘で、「武蔵、小次郎、どちらにも負けてほしくない」とは思えそうにない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-22 20:23:37] [修正:2012-01-15 22:26:38] [このレビューのURL]
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