「とろっち」さんのページ
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書評、というか未読の方への紹介のようなレビューが多いです。
批評とか評論的なものはうまく書けません。
テレビアニメは全くと言ってもいいほど見ないのでアニメとの比較論も無理です。
なるべくレビュー数が少なめの作品を中心に。
点数はだいたいこんな感じ。全体的にかなり甘めに付けてます。
6点 とりあえず個人的には面白いと思ったもの。概ね合格点。でも特にお薦めはしない。
7点 「何か面白い漫画ない?」と聞かれたとき、「こんなのもあるんだけど」
8点 「何か面白い漫画ない?」と聞かれたとき、「お薦めなので読むべし」
9点 8点よりも個人的にずっと好きな作品。自分の中での「漫画の殿堂」入り。
10点 9点よりも個人的にずっと好きな作品。自分の中での「漫画の殿堂」入り。
<備忘録的追記>
毎年恒例(?)、未読作品で2016年ぜひ読んでみたい作品リスト。だいたい読みたい順。
空の色ににている、ヒカルの碁、4D、かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦、こいいじ、
ディザインズ、マイディア、ヴァニタスの手記、虚構推理、冬目景作品集 空中庭園の人々、
バツコイ、春の呪い、ぐらんば、ダンス・ダンス・ダンスール、帰ってきたサチコさん、
シンギュラー、ふしぎの国のバード、ノー・ガンズ・ライフ、ReLIFE、花とアリス殺人事件
未読作品で2016年初めて読んでみたら面白かった作品リスト。だいたい読んだ順。
町田くんの世界、百万畳ラビリンス、プラチナエンド、山と食欲と私、マダム・プティ、
HaHa、13月のゆうれい、花井沢町公民館便り、惑わない星、高台家の人々、
かくかくしかじか

7点 はじめの一歩
はじめの一歩。
一体いま何歩目ぐらいなんでしょうか…。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-04-25 00:40:49] [修正:2010-04-25 00:46:05] [このレビューのURL]
7点 シュート!
キャプテン翼の次に長く続き、キャプテン翼の次に売れたサッカー漫画。
自分と年齢の近いサッカー経験者なら、「必ず」と言ってもいいほど
ヒールリフトやクライフターンを練習したことがあるはず。
うちのチームなんか皆で真剣にフラッシュパスの練習をやってました(もちろん遊びで)。
かく言う自分も、試合中にダブルヒールを試みて監督にかなり怒られました。
そんなこんなで当時のサッカー小僧にかなりの影響力を及ぼしたこの作品。
この頃はサッカー漫画も今ほど多くなく、比較対象となるのがキャプテン翼やリベロの武田など。
それらに比べるとずっとちゃんとしたサッカーをやっていたのが妙に新鮮でした。
この作品の良いところは、主人公だけでなく脇役もしっかり描き、活躍の場を作ってあげていること。
それによってそれぞれの選手にかなりの思い入れができ、作品に親しみやすくなっています。
平松や神谷なんかはトシよりずっと活躍していたかもしれませんけど。
冬の静岡県予選決勝までは本当に好きでした。
その後は「困ったら最後にトシが点を獲る」パターンが横行してしまい、
試合の緊張感やワクワク感がなくなってしまったような気がします。
現実にそういう選手がいれば凄く頼りになると思いますが、
残念ながらこの作品ではどうしてもご都合主義みたいなところだけが鼻についてしまいました。
あと、アイドルとかの展開もはっきり言って全く不要でした。
当初はちょっと大人っぽくて熱い、本格志向の少年サッカー漫画でした。
この後のシリーズは、どんどん安っぽい感じになってきて、どうにも悲しい限りです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-03-15 22:19:03] [修正:2010-03-15 22:21:15] [このレビューのURL]
7点 いでじゅう!
前半はどこか稲中テイストなギャグマンガ、後半はこっぱずかしいラブコメ。
批判されがちな後半のラブコメ部分ですが、個人的には結構好きだったんですけどね。
ただどちらが面白かったかと言えば、そりゃもう前半の圧勝です。
作者が何をしたいのかわからないという意見にも妙に納得。
ギャグも面白いですが、結局この手の作品は、いかにして登場人物に愛着を抱けるかだと思います。
この作品は主要キャラたちが魅力的ですね。
彼らが適当に暴れているだけで十分に楽しめます。
それに比べると、後から出てきたキャラたち(主に後輩)はかなり力不足な感じで残念です。
ふと思ったのですが、巷でよく言われるテコ入れについて。
ジャンプだとバトルに走るとされていますが、サンデーだとラブコメに走るんですかね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-25 22:09:56] [修正:2010-02-25 22:44:06] [このレビューのURL]
7点 悪魔とラブソング
ラブリー変換とは、自分の気持ちを伝える際、相手を尊重した柔らかい表現に変える、という処世術。
そのネーミングもいいですが、ラブリー変換の存在感が、この作品に華を添え、
色鮮やかなものにしています。
変換前のきつい言葉でしか話せず、周囲から孤立しているマリア。
ラブリー変換がうまく使いこなせないマリアは、口先だけの褒め言葉ではなく、
自分なりにラブリー変換を理解し、変化させ、マスターしていきます。
自分自身をラブリーに変換するために。
「誰かに好きと言えるように 自分が好きだと言えるように
心から好きだと誰かに言ってもらえるように」
マリアは自分をいじめる者に対しても屈せず、拒絶せず、否定せず。
堂々と自分をさらけ出し、意志を伝え、同時に相手を理解しようとします。
マリアが人と交わることで周囲を変化させ、またマリアも周りの影響を受けて変わっていく、
そんな姿を見守っていきたい作品です。
ちなみに、こういう作品では悪役がいないと締まりが悪くなってしまうかもしれませんが、
それにしても担任には腹が立ちます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-07 20:54:53] [修正:2010-02-07 20:57:00] [このレビューのURL]
7点 死神くん
大人になった自分が読み返してみると、いかにもパターン化した典型的な感動話が多いな、などと
穿った見方をしてしまい、当時の感動を味わえないのが悲しいですが、
小学生の頃にこういう作品を読めたのは自分の財産だと思っています。
とんちんかんと並行して連載していたためか、途中からギャグ要素が強くなっていき、
シリアスさがあまり感じられなくなってしまうのが残念なところです。
今でも評価できるのは、死の場面で逃げずに、ちゃんと描写していること。
また、生と死の重さについて曖昧にせず、きっちり示していること。
「ちょっと一休み」ぐらいの感覚で簡単にキャラが死んでしまう作品は多いですが、
こういう作品ももっと増えていってほしいです。
ちょこちょこ背景で出演している抜作や天地くんを見つけるのが楽しかったりします。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-02 21:35:34] [修正:2010-02-02 21:35:34] [このレビューのURL]
7点 夢かもしんない
普通のサラリーマンと、突如として現れた女の子の幽霊との生活を描いたファンタジー。
読んでいるだけで疲弊しそうな働き詰めの日常を描きながらも、心温まる、きれいな物語です。
もっとドロドロした終わり方になると思いきや、そういう意味でもきれいな物語。
冒頭で彼女は尋ねます。 「ハッピーにしてあげる」
それに対し主人公は 「俺は充分幸せに生きてる」「俺自身が幸せだって思っていれば俺は幸せなんだ」
嫌な上司、うまくいかない家庭、忙しすぎる毎日、すべて自分が我慢すればいいと思って。
最後に彼女は尋ねます。 「ハッピーにしてる?」
それに対し主人公は 「ハッピーにしてるさ。ツギハギだけど。それでいいと思ってる」
無理をせず、笑顔で自然にそう言えるようになった姿がなんとも印象的です。
働きすぎなお父さん方へ。いま、ハッピーですか?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-27 22:29:53] [修正:2009-12-28 00:55:50] [このレビューのURL]
透明人間になるとはどういうことか。
誰も自分に気付いてもらえない。
自分にも自分の姿が見えない。
もう、笑顔なんて必要ない。
「あたしが全部透明になっても、あたしの顔、忘れないでね」
透明病になってしまった少女の悩み、不安、葛藤、そして恋心と、
彼女を見守る周囲の人たちを描いた心暖まる物語。
作者初の連載だそうで、慣れない前半は若干読みづらいかも。
他の方のレビューにもありますが、中学生の女の子を主人公にしたのは正解ですね。
思春期の少女の心の内側をとても丁寧に描くことで、彼女の苦悩が、喜びが、
しっかりと伝わってきます。
そんな彼女をいつも全力で応援する、純朴な唯見くん。
2人の初々しく、透き通るような関係が羨ましいです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-13 21:30:25] [修正:2009-12-13 21:33:29] [このレビューのURL]
7点 ママ
若くしてバツイチの綺麗なヒロインと、うだつの上がらない主人公のラブコメ。
こんな説明だとどうしても「めぞん一刻」と比べてしまいがちですが、
設定が似ているだけで、それぞれの作者の特徴が色濃く出た別物かと。
突っ走る系の主人公と、気が強くて現実的なヒロイン。
最初の方は爽やか青春ラブコメですが、後半になるとドロドロの展開が待ち受けています。
個人的に「ラブコメに出てくる人はみんないい人」なんて勝手に誤認していたのですが、
見事に覆してくれました。
主人公の心の内が丁寧に描かれていて、単なるラブコメだけではなく、
主人公の成長物語でもあります。
むしろ終盤はラブコメより成長物語の方に重きが置かれている気がしないでもないです。
せっかくいい伏線を張ってもちっとも回収してなかったり、脇役の扱い方が物足りなかったり、と
いろいろと突っ込みたい部分もありますが、愛憎模様の描き方が秀逸で、
ぐいぐいと読者を引きつける手腕はさすが。
修羅場が好きな人はぜひ。そんな人いないか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-13 21:05:10] [修正:2009-12-13 21:05:10] [このレビューのURL]
7点 ゴーストハント
失礼な言い方になりますが、「期待しないで読んだら結構面白かった」作品です。
対象年齢を広く設定してあるのか、全体的にとてもわかりやすく、読みやすいです。
「笑」と「怖」とのメリハリのつけ方もうまく、テンポ良く読めます。
ミステリーホラーコメディという感じでしょうか。それぞれがうまく調和しています。
少女漫画だということに途中で気付きました。
解決の仕方が単に「敵を倒す」ではなく、いろいろと工夫されているのがいいところ。
登場人物も個性的でいいキャラしていますが、主要人物であるナルのキャラが強すぎて
他の脇役たちが若干霞んでしまっているのが残念です。
話が進むごとにどんどん面白くなっていく作品です。
特にホラーとしての部分がどんどん熟成されてきている感じです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-11 21:56:06] [修正:2009-12-11 21:56:06] [このレビューのURL]
7点 水惑星年代記
何となく楽しめるような短編がたっぷり詰まったオムニバス集です。
ゆるーいものもあり、青春ものもあり、スピード感溢れるものもあり、
効果的に伏線の張られたようなものもあり。
いろいろな短編が、素晴らしい世界観の中で展開されていきます。
短編同士が横(同一世界)や縦(時系列)でつながっているものもあるので、
それを見つけるのもこれまた楽しいです。
近未来、宇宙、水惑星。幻想的な雰囲気に浸れます。
気分だけでも小旅行ができますよ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-03 00:30:51] [修正:2009-12-03 00:31:30] [このレビューのURL]
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