「とろっち」さんのページ

総レビュー数: 300レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年10月09日

後半はあんまりきまぐれでなくなった一途なまどかさんがヒロインのラブコメです。

主人公は超能力一家ですが、基本的に超能力はコメディの部分で使われるので、
話が大崩れすることはありません。

勢いで作ったような話もありますが、このジャンルで
1ミリのズレもないような整合性を求めることにあまり意味はないので、
アラ探しをするよりも、ある意味割り切って楽しく読んでみるべきかも。

とは言え、この時代、この手の作品ではかなり質の高い作品だと思います。

難があるとすれば、途中からひかるちゃんが軽く邪魔者扱いされることでしょうか。
優柔不断な三角関係をもっと見てみたかったです。

思い出補正とセットでこの点数です。最初に読んだラブコメですし。

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[投稿:2009-11-29 02:05:01] [修正:2009-11-29 02:05:01] [このレビューのURL]

心をえぐられるような読後感に脱帽です。       
参りました。                   
                               

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-23 23:40:55] [修正:2009-11-27 21:51:03] [このレビューのURL]

「内容は?」と聞かれたとき、「あだち充の野球漫画」と答えれば、
だいたいのことは伝わると思います。

でも、実はそれは褒め言葉でもあります。だってやっぱり面白いんです。
わかっていても楽しめる。もはや芸術の域です。
「あだち充作品は好きではない」という人はいるでしょう。好みは人それぞれですから。
しかし、「あだち充作品はつまらない」と豪語している人はおそらくほとんどいないのでは。

この作品からは、これまでのあだち充作品の集大成のような匂いがすごく漂ってきます。
あだち先生、まだまだこれからも面白い漫画を描き続けてください。

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[投稿:2009-11-20 01:28:30] [修正:2009-11-20 01:28:30] [このレビューのURL]

かなりバリエーションに富んだ短編集。
「もやしもん」ともまた違った独特のテンポ・雰囲気を醸し出しています。

100点ではなく、70〜80点がたくさん詰まっています。
すごく面白い、というわけではないですが、なんとなく楽しくなれます。
たまにはこういう作品に寄り道してみるのもいいのでは。

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[投稿:2009-11-16 00:21:41] [修正:2009-11-16 00:21:41] [このレビューのURL]

7点 DARK EDGE

最初は、パニックホラーものなのに何て緊張感のない漫画だろ、などと思っていましたが…。
中盤からの盛り上がり方はすごいです。
なにより登場人物のキャラが立っていて、どんどん話に引き込まれてしまいます。

話としては、サスペンスホラーにバトル要素やラブコメ等を詰め込んだ王道的な作りになっています。
設定にわかりにくいところもありますが、それを何とかしてわかりやすく読者に伝えようという気概が伝わってきます。
伏線も最終的にはほとんど回収できているのでは。

絵は少女漫画的なタッチで、上手くて読みやすいです。
読み始めのころは身体のバランスがおかしく感じられましたが、その違和感もすぐに無くなりました。

全15巻はちょっと長く感じるかもしれません。誰にでもお薦めできるような作品ではないでしょう。
ただ、似たようなテーマのものが多い中で、しっかりとした個性を持った良作です。
最終巻の内容が個人的にあまり好みでなかったのと、主人公のヘタレっぷりに−1点でこの点数です。

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[投稿:2009-11-04 23:29:06] [修正:2009-11-04 23:29:06] [このレビューのURL]

金田一、コナン、そしてQ.E.D.。
個人的には3つの中でこの作品が一番好きです。
そして恐らく3つの中で読んでいて一番華がないのもこの作品でしょう。
ドラマにもなったし、漫画賞も受賞したのに、今ひとつパッとしないのが悲しいところです。

殺人事件ばかりではなく、ちょっとした謎掛けや論理的思考などをベースにした話も多く、バリエーションが豊富です。
コミックス1冊に2話という形式になっているので、どこからでも読みやすいのも特徴です。
いろいろな視点でミステリーを楽しみたい方にはお薦めです。

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[投稿:2009-11-04 23:17:45] [修正:2009-11-04 23:17:45] [このレビューのURL]

スピード感がものすごいです。

が、それは読者が考える間もなく、主人公がすべて解決してくれるからであり、
推理モノというよりはアクションの部類に入るように思われます。
心理戦もありますが、タイムリミットを設けたやり取りが矢継ぎ早に続くので、
特に中盤以降は落ち着く間もなく次の話に進まされてしまいます。

ファルコンが頼りになりすぎて、見ていて安心感を覚えてしまうのが残念なところです。

とは言え、良質なエンタテインメント作品であることは確かです。
先の読めない展開や伏線の張り方は見事ですし、
どこで誰が裏切るかわからない緊張感はかなりのものです。

まとめて一気に読むことをお薦めします。

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[投稿:2009-10-25 17:13:46] [修正:2009-10-25 17:13:46] [このレビューのURL]

秀逸な世界観、魅力的な登場人物、目が離せなくなるストーリー展開。
中でもキャラクターの造詣は素晴らしいです。
作者が登場人物の一人ひとりに深い愛着を持って描いているのが伝わってきます。

物語は前半が海賊漫画、後半が冒険バトル漫画といった感じでしょうか。
個人的には化獣が最後までこの世界観に馴染まず、読んでいて違和感を感じました。
好みの問題でしょうが、絵柄も苦手です。

でもやはり面白い作品です。最終回いいですね。

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[投稿:2009-10-24 21:10:29] [修正:2009-10-24 21:10:29] [このレビューのURL]

大作です。作品のスケールはそこらの青年漫画を凌駕しています。

世界観の構築は素晴らしく、かなりのリアリティを感じさせる作品です。
「世界のどこかでこんなようなことが起こっているんだろうな」などと考えてしまったりもします。
登場人物の区別がつきにくいのが難点といえば難点です。

この作者の作品に共通していることですが、ドライでダークな雰囲気が漂っているので、
生理的に苦手な方もいるかもしれません。

実は読んでいて思ったのですが、個人的にBLは受け付けないようなので、
そんな中での高評価のつもりです。

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[投稿:2009-10-20 02:23:37] [修正:2009-10-20 02:23:37] [このレビューのURL]

暖かくて柔らかい作品です。

メッセージ性が強いわけでも、続きが気になってしょうがないわけでもありません。
ももちゃんの独特のテンポに合わせてまったりと話が進みます。
それがとても心地良いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-17 18:36:05] [修正:2009-10-17 18:36:05] [このレビューのURL]