「勾玉」さんのページ

総レビュー数: 160レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月21日

とにかく、観てて痛々しい描写が多いのがキツい
尻の穴に銃口突っ込んで発砲し、死体がマンションの上層から、血便垂れながら
回転して落っこちていくところなんか、漫画なのにガクガク震えてしまった。

こういうエログロだらけの漫画は正直好きじゃないんだけど
恐い物見たさな感覚で、どんどん読んでしまうw。

これだけの抗争を繰り広げながら、結末には何のメッセージ性も感じ無かったが
逆にそのおかげで、単純に暴力を楽しむための娯楽作に仕上がってると思った。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-17 16:02:21] [修正:2012-01-17 16:02:21] [このレビューのURL]

武蔵の強さだけでなく、精神的な弱さや脆さといった部分にも焦点を当て
他の井上作品のキャラクター同様、武蔵がとても人間的で魅力的な人物に描かれている。

反面、小次郎に関しては聾者という設定にしてしまったことが、とても残念だった。
聴こえない、喋れないキャラクターをどう描いていくかという、作者の挑戦には興味があるし
今の小次郎も決して酷いキャラクターとまでは思わない。
しかし、もし喋れていたら、もし聾唖者ではなかったら
他の井上作品や武蔵のようにもっと人間性に溢れ、
感情移入の出来るキャラクターになっていたのではないだろうかと、つい考えてしまう。

小次郎にも多くの巻数を割き、クローズアップして描いてはいるが
巌流島の決闘で、「武蔵、小次郎、どちらにも負けてほしくない」とは思えそうにない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-22 20:23:37] [修正:2012-01-15 22:26:38] [このレビューのURL]

読み進めるごとに徐々に謎が解き明かされ
それと同時にまた新しい謎、新しい伏線が出てきて
少しづつ、この世界の輪郭が明らかになっていくという構成が良い。

登場人物も単純な善悪に分かれておらず
様々な立場の人物や組織が、それぞれの思惑を持って行動しており
その時々で敵対したり共闘したりと
変化していく人間関係も面白かった。

漫画という媒体で、ここまでストーリーを膨らませ、謎を散りばめながら
伏線をキチンと回収し、だれることなく物語を収束させたのは凄いと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-01 20:12:03] [修正:2011-12-01 20:12:54] [このレビューのURL]

何となくキャラとかノリがうすた京介っぽいなあって思った
でも、ジャガーとかで一回きりで終わってしまうようネタを
この漫画は延々とやってる感じ
宗教題材にしてるから当然なんだけど、それ故に飽きも早い

あとは主人公2人の喋り方とかが気持ち悪くて、好きになれなかった
何であんな、おかまみたいな喋り方なんだろう、読んでてイライラする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-29 21:34:04] [修正:2011-11-29 21:34:04] [このレビューのURL]

自分にとって、ただエロかったという印象しかない漫画。
女の子は外見こそ可愛いものの、性格的に好きになれるキャラクターはおらず
そして何より、優柔不断で妄想癖のある主人公が最後まで好きになれませんでした。

ラブコメならまだしも、この漫画は恋愛を主題に置いた漫画でありながら、
当の主人公に全く魅力を感じられず
ヒロイン達が、この主人公のどこに惹かれて好きになっていったのかが全然把握できないです。

ただ、絵の上手さと、絶妙なエロさ加減は流石の一言。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-23 15:58:32] [修正:2010-12-23 15:58:32] [このレビューのURL]

4コマ風の縦読み形式になっただけで、内容は同作者の「僕の小規模な生活」とほぼ同じです。
タイトルこそ「うちの妻ってどうでしょう」というネーミングですが
特段、妻に焦点を当てて描いたものという感じでもないです。
「僕の小規模な生活」と同じで、妻に限らず作者の身の回りのことや、感じたことが描かれています。

描かれている事柄自体は、「僕の小規模な生活」とは被っていないので
両方の漫画を照らし合わせながら読むと、より楽しめると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-29 14:52:46] [修正:2010-09-29 14:53:44] [このレビューのURL]

10点 リアル

挫折と苦悩を繰り返しながらも、少しづつだが前進していく3人。
環境も性格も全く異なるキャラクターなのに、
読み進めていくと、その全員に共感し感情移入してしまう。

とにかく、人物の掘り下げ方が上手く
一人一人の心情と生い立ちを、丁寧に、緻密に描写している。

3人の別々の視点から描いた物語が
徐々に交錯し、お互いに関係しあっていく様も面白い。

6巻の高橋の回想シーンは、泣けます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-28 17:22:21] [修正:2010-09-28 17:24:52] [このレビューのURL]

宇宙ゴミを題材にした世界観は新鮮で面白かったのですが
話が進むにつれ、哲学的な内容になっていき
その内容も「愛」がどうのこうのいうもので、自分にはピンときませんでした。

主人公の青臭さも鼻につき、感情移入出来なかったため
思いの外楽しめなかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 14:04:04] [修正:2010-09-23 14:32:33] [このレビューのURL]

卑屈な作者と快活な妻のキャラクターがいいです。

2巻からは作者の近況を描いているので
いわゆるエッセイ漫画とも言えるのですが

この作者と妻のキャラが立っているため
エッセイ形式の漫画をほとんど読まない自分にも、この作品は面白く読めました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-22 14:14:59] [修正:2010-09-22 14:14:59] [このレビューのURL]

原爆という重い題材を扱った漫画ですが
作者の可愛らしい絵のタッチとキャラクターのおかげで
重くなりすぎず、とても読み易かったです。

先述した、内容と絵のギャップもこの漫画の魅力ですが
この漫画の一番の売りは、ストーリーの魅せ方と構成の上手さにあると思います。
「夕凪の街」「桜の国(一)(二)」の三編から成る物語は
初見では、それぞれが単独した物語のように見えるのですが
読み進めていくと、それがあるタイミングで一つの物語となり
より一層深く考えさせられるものに一変します。

この仕掛けが上手く機能していて、フィクションでありながら
説得力のある、深みのある漫画に成り得たのだと感じました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-20 23:03:18] [修正:2010-09-21 09:32:41] [このレビューのURL]

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