「勾玉」さんのページ

総レビュー数: 160レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月21日

絶えず何かしらの騒動やイベント(レース)があり、26巻という長編ながら飽きさせない作りになっています。

ただ物語の締めくくりは「そう来たか」という感じで、期待を裏切られた思いです。
なんというか、駿平の成長の証のようなものを作中で見せてほしかったな、と。
ぶっちゃけ駿平って、結構色々いい加減で、けじめのつけ方が後手後手なところもあり
「行動力がある」というところ以外、最後まであまり良いところが無いんですよね。
その中で唯一、仕事に真摯に取り組むようにはなる、というところが成長として見てとれるんですが
それも、結果としてついてこなかったのが歯がゆい。

あの終わり方も有りだと思うけど、やはり「長期連載の割りにこのラストか」という感じです。
自分は、この漫画を青春ドラマとして捉えていたので
最後はもうちょっと爽やかな感動がほしかったんです。
でも、全体としてはとても完成度の高い漫画だと思いますよ。

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[投稿:2012-08-27 18:10:25] [修正:2012-08-27 18:22:14] [このレビューのURL]

乱暴な言い方をすれば、
色んなキャラを登場させてバトルロイヤルさせました、っていう漫画。

大ゴマの多さや印象的なセリフ回しによって、
勢いのある漫画に仕上がってるけど
どのキャラも、闘いに身を投じてる動機付けが薄く
闘いの中に、因縁や信念といったものがほとんど無いので、
個人的にはそこまで熱さは感じなかったかな。

まあ、やっぱキャラ漫画ですね
実力の劣ったキャラにも色々見せ場が用意されてるので
登場人物一人一人の活躍が存分に味わえます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-09 12:51:05] [修正:2012-08-11 15:34:32] [このレビューのURL]

個人的に、喋らないキャラクター(関くん)ってのが苦手
人間性を感じにくく、どうしても動物的に見えてしまう。
登場人物が多彩で個性的なら無口キャラもありだけど
ほぼ2人のやり取りに終始するこの漫画では
横井さんの関くんに対する反応が
動物の生態観察のように見えてしまう。
せめて、授業中以外ではまともに喋れるキャラにしてほしかった。

遊びの内容はというと、面白いけど当たり外れも大きいという感じ
でも絵柄は可愛らしくて読み易いので
幅広い層が抵抗なく読める安定した漫画だと思います。

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[投稿:2012-06-19 16:15:39] [修正:2012-07-30 21:55:01] [このレビューのURL]

独特な言葉遊び、ヘンテコな妄想、癖の強いサブキャラなど
全編に渡りシュールな内容で、
人を選ぶ傾向がありそうな4コマ漫画。

自分の笑いのツボにはハマらなかったけど
このシンプルで顔文字チックなキャラの絵は、
ほのぼのしていて凄い好みです。
特に主人公のサナギさんがいいですね、
驚いてる顔とか、笑ってる顔とかが、いちいち可愛いです。

4コマのネタは合いませんでしたが、
キャラの可愛さを加味しての5点献上です。

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[投稿:2012-07-30 18:31:35] [修正:2012-07-30 18:33:38] [このレビューのURL]

コロコロと変わるよつばの多彩な表情、
細部に至るまで丁寧に描写された背景、
絵を眺めているだけで、こんなに楽しくなる漫画も他に無いかも。

内容の方も、日常漫画として非常に洗練されており
何気ない日常を面白おかしく描いてしまうセンスや
緩やかに経過していく一日一日の継続性が心地良く
読み続けていくうちに、よつばの毎日に浸っているような気分にさせてくれます。

絵、構成力、リアリティ、全てが高いレベルでまとまった
日常漫画のお手本、または決定版と言える作品ではないかと。

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[投稿:2012-07-26 16:34:11] [修正:2012-07-27 00:22:13] [このレビューのURL]

9点 SLAM DUNK

主人公の桜木同様
試合を重ねるたびに漫画自体もみるみる上達していった。
平面的で動きの乏しさがあった試合描写も
段々と多角的なアングルと躍動感が加わっていき
役者の揃った中盤以降はストーリーの盛り上がりと相まって
目が離せない面白さがある。

その中でも25巻から始まる山王戦は圧巻で
ページを開いたが最後、試合の面白さに夢中になり
毎回決着まで止まらず読みふけってしまう。
試合終了間際の攻防も凄まじく
セリフも擬音も一切排除して
絵だけで魅せるスピード感と迫力は、まさに脱帽の一言。
一つの試合に長い巻数を割いているけど
山王戦は、それに見合うだけの爽快感と充足感があります。

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[投稿:2012-07-18 18:08:54] [修正:2012-07-24 15:58:34] [このレビューのURL]

ヒロインの影が薄いなあ、とか
ママさんバレーの話長すぎない?とか
神成称の腕の怪我、結局試合に影響してないやん、とか

個人的に色々つっこみたいところはあったけど
試合の中で思考錯誤しながら勝ち進んでいくところは面白いし
主人公がリベロの重要性を認識していく過程なんかは
丁寧に描けてて好印象でした。

しかし、ラストは打ち切りにあったらしく
物凄い駆け足でストーリーが進み
藤原学園との決着もほどほどに、
足早に幕を閉じてしまったのが残念。
でもまあ、それなりに楽しめる漫画だと思います。

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[投稿:2012-07-19 16:39:01] [修正:2012-07-24 15:53:46] [このレビューのURL]

注)ネタバレ有り
最終局面は確かに勢いがあって熱さがあるけど
ストーリーの運びが結構強引でご都合主義に感じる場面も多かった。

特に気になったのは2つ
まず、あのキャラが敵対するシーン
それまではどちらかというと頼りがいのある兄貴肌として描かれていたキャラが
いきなり心に闇をかかえたキャラとして再登場したのが、どうも腑に落ちない。
うしおの純粋さに中てられたと言いながら、何故かとらの方と闘ってる姿も滑稽で
ストーリーを盛り上げるため、かなり強引に敵対したように視える。

2つ目は獣の槍が破壊されるところ
ピンチになるどころか、むしろ粉々になった槍の破片が
仲間に寄生した婢妖を取り除いてくれる都合の良さ
しかもその後の修復に何の条件や制約も無く、簡単に元に戻るのも納得がいかなかった。

まあこういう強引さも、好きな人には取るに足らない問題なのかもしれない、
多分自分には作風自体が合わなかったんだと思う。
序盤の方でも、獣化したうしおを元に戻す方法で「え、何それ?」と思ってしまったし
登場人物も一人一人がストーリーに都合の良い行動を取っているように見えて
最初から最後まで熱中出来なかった。

ただ全体のストーリーラインは一貫してるし、収束していく物語も評価できる。
世間での評価は高すぎる気はするけど、少年漫画の王道と言われる所以は理解出来た。

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[投稿:2012-07-16 21:45:24] [修正:2012-07-16 21:45:24] [このレビューのURL]

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[投稿:2012-07-07 22:44:22] [修正:2012-07-07 22:44:22] [このレビューのURL]

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[投稿:2012-05-24 17:39:39] [修正:2012-07-03 13:36:54] [このレビューのURL]