「鹿太郎」さんのページ

年を取るとほとんどの読者が卒業していく、読者の出入りが激しいコロコロにおいて20年弱もの間、連載し続けていることは素直に驚嘆に値する。
おそらく沢田先生が描けなくなるまで続くのでしょう。
いや、もしかしたら沢田先生本人が描けなくなってもアシスタントさんが引き継いでさらに続くのかも。

ネタの傾向は小学生の共通理解に基づいた時事ネタを取り込みつつ分かりやすく作られているので、万人ウケする内容になっていると思います。
キャラクターの味付けも嫌味染みたものではなく、徹底してコミカルに仕上げられており、決してブラックに落とし込まない姿勢は児童ギャグ漫画のお手本のような出来ですね。

とは言っても、自分はリアルタイムで読んでいた頃から長期連載での弊害、「マンネリ気味」&「若干のセンスの古さ」を子供ながらに感じていたような。
今現在、リアルタイムで読んでいる子たちはどう思っているのだろう。

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[投稿:2007-06-23 23:24:32] [修正:2007-06-23 23:24:32]