「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

消費者金融マンガ。
このジャンルの作品のパターンに漏れず、病んでいて気持ちが沈む暗い作品。

上司からはきついノルマを課せられ、客は一物も二物もった厄介なやつらばかり。
とにかく関わりたくない世界観が描かれている。
この漫画を読んだ人は悪徳な業者でなくとも、消費者金融から安易に借りたいとは思わないだろうし、転職先としても選ばない(と思う)。
そういう意味では人生の指針として有用だった。

物語としてはこれからというところで終っているが、この後どうなろうが救いは無いので先が読みたくはならなかった。

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[投稿:2009-02-24 13:53:50] [修正:2009-02-24 13:53:50] [このレビューのURL]

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-20 12:40:38] [修正:2009-02-20 12:40:38] [このレビューのURL]

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-20 12:40:10] [修正:2009-02-20 12:40:10] [このレビューのURL]

今更ながら谷川史子作品にはまっています。
これまで少女漫画をほとんど読んでいない自分にとっては、独特のコマ使いやすべて丸ペンで書かれているかのような細い線、着色したらパステルカラーになりそうな淡い画面や色恋沙汰だけで世界が動いている作風が一つ一つ新鮮で、かつすごく読みやすく面白い。

この『くじら日和』は今となっては「年上の男に憧れつつ、同い年の男の子にも言い寄られて…」みたいなテンプレの極みみたいなストーリーなのだけれど、このジャンルを一から勉強していくのにはちょうど良かったです(単巻だし)。

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[投稿:2009-02-20 12:39:51] [修正:2009-02-20 12:39:51] [このレビューのURL]

6点 手紙

表題作「手紙」が良かった。
先が読めない話では無いのだけれど、演出の妙で興味深く最後まで読んでいけるし読後にものすごい幸福感に包まれる。
ちょっとした好奇心と偶然からストーリーが転がり、ラストは「親」をテーマに綺麗に仕上がっている。

その他にも別れるべくして別れた話「ソラミミハミング」と別れそうで別れなかった話「河を渡る、君と歩く」を収録。
「ソラミミハミング」は凝った構成、「河を渡る、君と歩く」はファンタジー仕立てとこれまでとは多少違った谷川作品集です。

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[投稿:2009-01-30 19:34:40] [修正:2009-02-11 13:58:05] [このレビューのURL]

オムニバス形式なので一見さんにも優しい、いつも通り?のくぼた流怪人ギャグ。
相変わらず生活臭漂う怪人たちが良い味出しています。

ただ、作者本人も語っていますが、「サンレッド」やこれまでのくぼた作品と比べると悲しい笑いも多い。
どこか間の抜けたキャラクターたちの中にもしんみりする話もあり、くぼた先生の幅の広さが窺えます。

個人的に魔王ザムエル軍団がコンビニのパンについて話し合っている話は衝撃的でした。
たかだかパンだけでここまでストーリーを転がせるのか!とやたらと感心してしまいました。

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[投稿:2009-01-30 19:34:15] [修正:2009-02-11 13:41:19] [このレビューのURL]

アニメ版の前日譚を描いたショートストーリー2本。
ちなみにアニメ版は無理矢理良い話に仕上げた印象が強くあまり面白くはない。

その分、コミック版の出来は秀逸。
谷川先生らしく非常にストレートでこっぱずかしい恋愛物。
2本とも結ばれはしないのだけれど、前向きに幕が閉じるので読後感が良い。
個人的には悠大の話は谷川作品の中でも珍しく(少女漫画家なのだから当たり前だが)男が主人公だったので普段とは違った強い女と悩む男という構図が面白かった。

両主人公がこの後結ばれるストーリーが後日談としてあるとなったら是非観たくなるつくりで、プロモーションとしても◎なのではないでしょうか。

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[投稿:2009-02-06 08:54:00] [修正:2009-02-11 13:35:40] [このレビューのURL]

得点のみ

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[投稿:2009-02-06 08:53:45] [修正:2009-02-06 08:53:45] [このレビューのURL]