「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

絵柄こそ最近のものだけど中身は昔ながらのエロコメディ。
PTAの皆様方に押さえつけられていたものが、もうそろそろいいかな?とご機嫌伺いつつ出てきた感じ。
ガンガン系からこの手の作品が出てくるとは夢にも思わなかったので少し驚きました。

とはいえ作画的にはまだまだで、一枚絵で映える域では無い。
というか等身を抑え気味にした萌え系なので昔の月刊少年ジャンプやマガジンを読んでいた層が楽しめるかというと必ずしもそうでもないかも。
まあ、とにかくシチュエーションに凝ってはいるので、特に羞恥系のシチュが好きな人なら気に入るかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-26 15:45:24] [修正:2007-03-26 15:45:24] [このレビューのURL]

これは掘り出し物。
良い意味で期待を裏切られた。
今はドイツ・フランクフルトで活躍する高原直泰の半生を描いた実録物。

この手の作品はその多くが説明口調のモノローグが過多で、漫画というよりも絵付きの文章を読んでいる感じになってしまうというイメージがあったのですが、本作はきっちり漫画として面白い。

主な内容は中学時代の恩師との出会いと、プロになってからの中山雅史との出会いの二本柱。
特に中山のキャラクターが秀逸。
高原にとっては尊敬できる先輩でありながら、高原の才能を認め嫉妬し葛藤するというものすごく熱い役どころ。
高原というよりもゴンの好感度がグングン上がりました(・・・いいのかそれで)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-25 01:49:39] [修正:2007-03-25 01:49:39] [このレビューのURL]

超正統派の学園ラブコメディ。
天文部という舞台を活かしつつ星についての豆知識をはさみ、ひたすらラブコメ王道を突き進んでいる。
うん、明るいお話作りに爽やか作風でなかなかに楽しい。

あえて苦言を呈すれば、女の子のキャラクターはそれぞれ立っていて面白い反面、野郎のキャラがいま一つなところかなあ。
テンプレ通りすぎて、これといった個性が見えてこない。
これからさらにイベントをこなしていくに従って、その辺りをハッキリとさせていけばもう一化けすると思う。

作画もアクが無くすっきりと安定しているし万人に薦められる良作。

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[投稿:2007-03-25 01:32:00] [修正:2007-03-25 01:32:00] [このレビューのURL]

努力系野球漫画の完成形。
努力してその成果を発揮するという緊張と弛緩の使い方、バランスが絶妙で読んでいて非常に気持ちが良い。
その上、初代キャプテンである谷口君のキャラクターも好感が持てるし、純粋に応援したくなります。
導入でガッチリつかまれて、次ぐ歴代のキャプテンたち、丸井・イガラシ・近藤もそれぞれ一癖ありながらどこか憎めない、泥臭く人間らしいキャラクターなので感情移入しつつグイグイ読んでいけます。

と、このようにキャプテンである主人公が最上学年の引退によってころころ変わるという、現在のキャラ重視の少年漫画ではまず考えられない趣向。
これも面白い。

どのキャプテンにもそれぞれリーダーとして別の悩みがあり、それを解決しようとそれぞれに奔走しますが、当然その方法もそれぞれに違う。
野球漫画として傑作なのは言うまでもないですが、いかにリーダーシップを発揮するか、リーダーシップの教本としての価値すらあると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-03-21 22:37:40] [修正:2007-03-21 22:37:40] [このレビューのURL]

人気メディアミックス作のコミック版。
他媒体をチェックしてからの方が良いかなあ、漫画単体だと設定が少し分かりにくい。
内容自体も既存ファン向け。
特に漫画単体で一人歩きさせようという気概は見えません。
たくさん出てくるキャラクターも個々人は面白そうでも、全員をさばききれずに持て余し気味。

作画は丁寧だし綺麗だとも思うけれど、あくまでイラストとしてという感じ。
コマ割含めて漫画として小慣れていない印象。
うーん・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-21 22:31:27] [修正:2007-03-21 22:31:27] [このレビューのURL]

『鉄人28号』のリメイク。
地味ながらも基本的には良い出来だと思います。
何よりリメイク元を大切にしているのが伝わってくるし、今風・さとう風にリファインされているデザイン等も上手いこと世界観に溶け込んでいる。

展開が少し速いかなあとも感じましたが、尺の問題もあるでしょうし、この程度ならスピーディーな展開ということで納得できなくもないか。

あと完全に個人的な感想ですが、作画の雰囲気やセリフ回しなどそこかしこから「金田一」っぽさを感じてしまい、いまいち『鉄人』のリメイクを読んでいる気がせず、最後まで乗り切れなかったのが残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-20 22:58:55] [修正:2007-03-20 22:58:55] [このレビューのURL]

3点 東遊記

これを言っては身も蓋もないと思うけれど、センスが無いと思う。
キャラクターデザインや小物・アイテム、ストーリー構成含めて総合的に。

作画は少し幼すぎるかなあと思いつつも少年漫画らしいものだったし、お話もデジャブは感じるものの王道といえば王道的な道筋は辿っていたと思う。
で、そういうありきたりな部分から作者の味を少しづつ足していくわけですが、それが妙に古臭かったり、子供を意識しすぎた(子供じみた)ものだったりで脱力。

一つ何かがかみ合えば熱い少年漫画を描いてくれそうな作家さんではあるものの、本作は残念な出来。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-14 21:29:11] [修正:2007-03-14 21:29:11] [このレビューのURL]

今でこそ普通にテレビでメイド喫茶特集なんて番組が成立するくらいに一般化した感のあるメイドだけど、これが始まった当時はここまででもなかったと思う。
そういう意味では時代を先取りしていた作品。

タイトルや表紙絵からして万人うけを狙った作品ではないのはあきらかなのですが、実際の内容は意外にも真面目なほのぼのコメディになっていた。
まあ、設定のはっちゃけぶりからするとやっていることは普通すぎて平凡の枠に収まってしまっている気もするのですが。
ラスト付近はある程度シリアスに盛り上げ、ストーリーもうやむやにせずしっかり帰結されているのは好印象。

初見で「うっ」と引いてしまう人はともかく、ちょっとでも興味を持てた人は一読する価値はあると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-13 01:38:54] [修正:2007-03-13 01:38:54] [このレビューのURL]

多くのネット上の意見と同様に自分も結構楽しめていた。
そして、これも多くのネット上の意見と同様に小学生にはうけないだろうなとも思った。
別に大人向けという意味ではないのだけれど、テンションというか波長というか・・・とにかく掲載誌のメイン読者層とかみ合わない、子供うけするようなわかりやすいフックが無かったのが痛かった。

濃すぎるキャラクター陣。
泥臭いまでにペンタッチをきかせた作画。
妙なテンポに妙なセンスのネーミングの数々。
その全てが裏目裏目だったかもしれないけど、個人的には大好物。

全体的に急ぎ足でダイジェストっぽくなってしまったのは残念ですが、10週でつきぬけたからこそ一部読者の心に強烈なインパクトを残せたのかも。
とりあえず、自分の心には刻んでおきます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-03-13 01:36:57] [修正:2007-03-13 01:36:57] [このレビューのURL]

1巻発売時にネット上ではいろんな意味で話題だった作品。
最近の週刊チャンピオンのショートギャグ物は良作揃いだとは思うけれどこれはちょっと・・・。

描き込み過多なのは良いのだけど、整理されていないのでとにかく見づらい。
目がチカチカしてくる。
そのせいか、一話数ページのショートギャグなのにもかかわらず、お話・内容が頭に入ってこない。
表紙の絵が気に入って萌え系のイラスト集として眺めているぶんには良いのかもしれませんが・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-03-11 01:47:21] [修正:2007-03-11 01:47:21] [このレビューのURL]

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