「鹿太郎」さんのページ
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9点 TWIN FALCON
口先オンリーで何とかその場をごまかしていくサッカーシチュエーションコメディ。
急場を嘘とハッタリ・機転と少々の運だけで切り抜けていき、どんどん取り返しのつかない方へ。
ハッタリ自体は純粋にカッコイイんですが、かましている側は内心脚ガクガク・歯ガタガタなのに、かまされた側がそれに素直に驚きビビっている。
そのギャップの表現が実に上手いこと描けています。
そこに作画の丁寧さとテンションの高さもあいまって・・・、うん、素直に面白い。
とはいえ、いわゆる打ち切り漫画(しかも週チャンで)なので世間的な知名度は皆無なのが残念ですが・・・。
個人的に隠れた名作。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-29 22:34:25] [修正:2006-11-29 22:34:25] [このレビューのURL]
8点 F.C.ジンガ
クラスでは目立たない主人公がサッカーになると大活躍。
ここまではありがちとも言えるシナリオですが、この作品が魅力はサッカーの「楽しさ」がめいっぱい伝わってくるという点。
描かれているのは、大きな大会とかは似合わない、小学生の休み時間や放課後中心の楽しいサッカー。
要するに高い戦術論もハッタリある超人サッカーもそこには無く、あるのはただただ生き生きとサッカーをしているキャラクター達。
ある意味、ありそうでなかった視点の作品。
めざすべき高い目標はあるんだけど、そこまでの過程は他のサッカー漫画とは全く違ったものになりそうだった。
あまりにも楽しそうなので、自身も体を動かしたくなるとともに、主人公達の持つサッカーに対しての純粋さはおっさんにはまぶしすぎる(笑)
キャラクターの等身が低く抑えられているため、リアリティある躍動感・迫力は見込めませんが、作風にもマッチしていますしこの画風も含めてとだ先生の持ち味かな。
ネガティブな意味でなく、ぜひ子供に読ませたいという意味でコロコロやボンボンといった児童誌に載せたかった作品。
もっと長く読みたかったけど、惜しいなあ・・・。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-11-29 22:04:04] [修正:2006-11-29 22:04:04] [このレビューのURL]
7点 涅槃姫みどろ
不思議。
「世にも奇妙な物語」や「笑ゥせぇるすまん」系の少し怖い話かと思えばブラックなギャグだったり、その逆だったり。
なんともつかみどころが無く、ジャンル分けするのも難しい。
筆で描かれたような特徴的な線もあいまって、他に無い独特の空間・作風を作り出しています。
主人公のみどろさんもとことんミステリアスに描かれていて、いつどんな所にどんな役で登場してもOKなキャラ設定なのである程度自由に話が作れそう。
それにしても、もしこの作品が社会現象レベルでヒットしたら「厄いわね」は流行語大賞獲るんじゃないですか(笑)
そのくらいのインパクトがある。
癖になる珍味のような作品。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-14 01:00:55] [修正:2006-11-14 01:00:55] [このレビューのURL]
6点 剣聖ツバメ
現代によみがえった佐々木小次郎が主人公に憑依して、同じく現代によみがえった剣豪たちと戦う。
これだけだとジャンプなどで多い憑依バトル物か?と思えてしまいます。
確かに手垢のついた設定。
しかし、この作品、想像以上に骨太の少年漫画らしい少年漫画でした。
ライバルを一人倒すと伏線を張りつつ次のライバルを登場させる。
戦闘シーンは安易に大技の出し合いにせず、きっちり頭を使った物だったのも好感触。
そういう基本的なことを基本としてこなしており、爆発力こそありませんが常に平均点はクリアしてきてくれるので安心して読めます。
ラストに向けて少しかけあしになってしまい、その辺の魅力が失われてしまったのが残念。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-14 00:59:36] [修正:2006-11-14 00:59:36] [このレビューのURL]
自分の中ではいまだに橋口先生といえばこの作品や「スト?胸優灰沺廚凌佑噺世Εぅ瓠璽犬?あります。
イジワルばあさんが孫をいじりつつ豆知識を披露するというショートギャグ。
当時は子供ながらにへーっと感心する知識もあったような(鼻づまりのときにつまっているほうを上にして横向きに寝ると鼻の通りが良くなる、ビニール傘がはりついて開かないときはドライヤーをかけるとすぐ開くなど)。
というかこれいまだに手に入るんですかね?
どこかで見かけたらぜひもう一度読んでみたい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-11 05:24:22] [修正:2006-11-11 05:24:22] [このレビューのURL]
3点 ハルノクニ
連載開始当初は志高そうに見えたんですけどね・・・。
ジャンルは違えどサンデーの『DEATH NOTE』に!!というくらいの意気込みは感じてました。
しかし、その後すぐにトンデモ政争マンガになってしまい非常に拍子抜け。
なんというか、この手のジャンルの作品としては圧倒的に読みごたえが足りないんですよ。
ライト過ぎる。
もっとドロドロした感じの愛憎劇や足の引っ張り合い・どっしりとした頭脳戦が読みたかったです(サンデーでは難しかったのかもしれないけど)。
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[投稿:2006-11-11 05:17:04] [修正:2006-11-11 05:17:04] [このレビューのURL]
10点 藤子・F・不二雄 異色短編集
うーん・・・面白いなあ。
ある意味有名な『劇画オバQ』などを筆頭に、まさに異色な短編集。
主に「ビッグコミック」や「SFマガジン」に掲載されたものなので、バリバリのSFだったりカニバリズムだったりでかなり好き勝手やっています。
『ドラえもん』や『キテレツ』だけでは伝わりきらないF先生の黒さがおしげもなく感じられるのがイイです。
それにしてもよくこれだけ多種多様なアイデアが思いつくなあ。
個人的には『気楽に殺ろうよ』と『カンビュセスの籤』が特にお気に入り。
どちらもあまりの展開にラストで鳥肌が立つほど感心し、読後妙に落ち着かず無意味に部屋を歩き回ってしまいましたよ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-08 08:51:26] [修正:2006-11-08 08:51:26] [このレビューのURL]
4点 2人におまかせ
天然お嬢様&不良婦人警官のバディ物、かつエロコメディ。
ストーリーとかは特に無くコンビの絆を深めつつ、ただひたすらコメディ。
お約束とはいえ「紙で出来てんのか!?」というくらい服が簡単に破けますね(笑)
さすがに絵柄は古いけど、下手というわけではありません。
エロくはなってるかと。
Mr.マガジン版の単行本で読んだのですが、最近描かれた巻頭のカラーページと本編の絵柄のギャップが大きく、とても同じキャラだとは思えませんでした。
これだけ絵柄が変わるのもすごいなあ。
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[投稿:2006-11-08 08:50:22] [修正:2006-11-08 08:50:22] [このレビューのURL]
8点 龍時
掲載誌が海外サッカー専門誌ということで元々サッカーについてある程度知識のある人に向けて描かれているため、若干敷居は高いです。
しかし、そこさえクリアしてしまえばこの作品相当面白い。
サッカー漫画界の新しい代表作になれそう。
漫画としては一つ一つのセリフが重く、ウィットに富んでいて(人によっては臭い・野暮ったいとか感じるかもしれませんが)さすが小説原作といった感じ。
作画は一枚絵として美しい画風ではありませんが、動きのあるシーンでは迫力十分。
スポーツ漫画は動いてなんぼなので及第点レベルの描写力は備えていると思います。
ゆえに試合のシーンが特に秀逸で、フィールド内での疾走感・プレイヤー達の力強さがきちんと表現されているのが良いです。
原作小説の方は作者の野沢先生が亡くなってしまったため、続巻刊行不可に・・・原作消化後が漫画版の本当の勝負なのかも。
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[投稿:2006-11-04 08:40:46] [修正:2006-11-04 08:40:46] [このレビューのURL]
5点 キャプテンどんかべ
わかりやすい努力系サッカー漫画。
ど下手だけど根性だけは人一倍のダメキャプテンが、同じくダメ集団のサッカー部をを引っぱって行く。
熱いシーンはきっちり熱く燃えさせてくれる。
難点はキャラクターがちょっと弱くおとなし過ぎるところかな。
サッカー部員なのにみんな文化系っぽいですし、サッカーの実力も基本的に素人に毛が生えた程度なので、この先レベルアップするにしてもかなり時間がかかりそう。
作画は少しクセが強い。
スポーツ漫画としてはデフォルメ過多で動きのあるシーンに向いた画風。
構図・見せ方は工夫されていて良い感じ。
特にアオリの使い方が達者ですね。
・・・とかなんとか思っていたら全3巻で終了ですか。
スポーツ漫画としては短すぎて評価不能。
新キャラも投入したばかりだったのに、何かあったのだろうか?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-03 04:37:32] [修正:2006-11-03 04:37:32] [このレビューのURL]
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