「鹿太郎」さんのページ

うーん・・・面白いなあ。

ある意味有名な『劇画オバQ』などを筆頭に、まさに異色な短編集。
主に「ビッグコミック」や「SFマガジン」に掲載されたものなので、バリバリのSFだったりカニバリズムだったりでかなり好き勝手やっています。
『ドラえもん』や『キテレツ』だけでは伝わりきらないF先生の黒さがおしげもなく感じられるのがイイです。

それにしてもよくこれだけ多種多様なアイデアが思いつくなあ。
個人的には『気楽に殺ろうよ』と『カンビュセスの籤』が特にお気に入り。
どちらもあまりの展開にラストで鳥肌が立つほど感心し、読後妙に落ち着かず無意味に部屋を歩き回ってしまいましたよ。

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[投稿:2006-11-08 08:51:26] [修正:2006-11-08 08:51:26]