「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

金田一先生の代表作といえばアニメ化もされた傑作『ジャングルはいつもハレのちグゥ』『ハレグゥ』ですが、それに比べるとヤングアダルト向け、というかはっきり言えば下ネタが多いです。
ラブコメと銘打っていますが、そういう要素はまだ触り程度です(1巻で止まっているから仕様が無いが…)。

個人的には下ネタ担当キャラとも言えるバニラの存在が面白かったです。
キャラクターの幅が拡がったことにより世界観も金田一先生のブラックシュールな作風によりマッチングしていると思います。

しかし、この作品ほど掲載誌に恵まれない作品も珍しいですね。
ギャグ王・ガンガンパワード・ガンガンYGと全て無くなってしまいました。
金田一先生はガンガンYGの後継誌ともいえるヤングガンガンでは、別の作品(『ニコイチ』←この作品はこの作品で面白い)を連載しているため、現在『アストロベリー』連載再開の可能性は非常に低いでしょうね。
連載再開が待ち遠しいほどに面白いのは間違いないです。

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[投稿:2006-04-16 01:38:57] [修正:2006-04-16 01:38:57] [このレビューのURL]

言わずと知れた名作サッカー漫画。

主人公が魅力的なのはもちろんなんですが、この漫画脇役たちがとにかく熱くカッコいい。

いわゆる天才型ではない凡人型のキャラクターが、凡人ゆえに苦労し努力する姿は、時代を超えて感動できると思います。

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[投稿:2006-04-14 22:17:15] [修正:2006-04-14 22:17:15] [このレビューのURL]

天才騎手・武豊原作の競馬漫画。
あの武豊がレース中にどのようなことを考えながら騎乗しているのかが垣間見れるという点では興味深い(あまり分からなかったけれど・・・)。

作画的には万人に受け入れられるタイプではないと思います。
描写線が多く、どうにもスマートではない泥臭い感じ。
「冷静さ」よりも「熱さ」を描くのに適した画風。

それもあいまって、ある程度の長期連載にもかかわらず一定のテンションを保ち続け、「熱さ」は十分描けていると思う。
その辺りは素直に評価に値します。
瞬間的な熱量の描写は過去の名作競馬漫画となんら遜色ない。

しかし、せっかくの武豊原作なので「冷静さ」の方、あの超然とした勝率の秘訣。
一歩引いた目線からの騎乗テクニック、他の騎手との心理戦や駆け引きをもっと読みたかったなあ。

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[投稿:2006-04-14 22:07:50] [修正:2006-04-14 22:07:50] [このレビューのURL]

天然系元気娘のたかこ、無気力適当娘のゆうこの二人の大学生と、まとめ役でツッコミなんだけどどこか抜けているOLのくにこ。
三人の掛け合いが楽しい日常マンガ。
要するに三谷幸喜脚本のドラマ「やっぱり猫が好き」のパロディだと思うんですが、そちらを観ていないので比較は出来ません。

登場キャラクターは全て独特な感じでデフォルメ化(スヌーピーが近い感じかな?)され、ひたすら三人の日常でのトラブルを描く。
良い感じに力が抜けているので気楽に楽しめます。
一雑誌のオマケマンガに適任。

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[投稿:2006-04-10 22:47:09] [修正:2006-04-10 22:47:09] [このレビューのURL]

とりあえずアニメの方を視聴してないと敷居が高いかと…。
漫画中での設定説明などはほとんど無いので、ターゲット自体もアニメ視聴者のみに絞られているのでしょう。
ちなみに、自分はアニメ未視聴であったため100%は楽しめてないと思います。残念。

内容的にはアニメ以前の話だったり以後の話だったりで、一冊の中で時間が吹っ飛び、軽く混乱気味。
まあ『ストラトス・フォー』のファンの方向けでしょうね(サービスシーンが多めな所も)。
後はページ数の割には本の値段が高いような…

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[投稿:2006-04-06 01:04:42] [修正:2006-04-06 01:04:42] [このレビューのURL]

本格西部劇コミック。

ここまで西部劇の雰囲気を紙面上で再現できるのか!!
というくらい、西部劇特有の渇いた空気感を堪能できます。

ストーリー構成もアクションの魅せ方もまさに西部劇のソレ。
列車強盗のシーンなどは伊藤先生得意のガンアクションが文字通り炸裂しています。

西部劇好きならぜひ!!

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[投稿:2006-04-06 00:37:29] [修正:2006-04-06 00:37:29] [このレビューのURL]

原作小説でもイラストを担当している桐嶋先生が執筆したコミック版。
ストーリーはオリジナル。

初期は原作者をキャラクター化して登場させたりとギャグ方面ではっちゃけていましたが、後期になると人気キャラクタールーベットが主役となり一気にシリアス度が増します。

正直、自分が『ゴクドーくん』に求めていたものとは違いました。
初期ノリのままはちゃめちゃギャグ路線で行って欲しかったなと。
しかし桐嶋先生の近作を見てもどちらかといえばシリアス路線が多く、描きたいのもそちらなのでしょうね。

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[投稿:2006-04-01 12:17:50] [修正:2006-04-01 12:17:50] [このレビューのURL]

モトネタについては古い作品も多く、自分には収録作品に関する知識もありませんでしたがそれでもあまり気になりませんでした。

表題作『ブルーゲイル』は掲載誌が無くなってしまった事で尻切れとんぼでおわっていますが、『ザブングル』の持つSF西部劇の雰囲気が良く出ていたと思います。

まぁ、それでもファン向けのコレクターズアイテムかな…

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[投稿:2006-04-01 11:30:00] [修正:2006-04-01 11:30:00] [このレビューのURL]