「鹿太郎」さんのページ
- ユーザ情報
- 1983年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://
- アクセス数
- 618880
- 自己紹介
- まだレビューされていない作品を中心に。

名作『まんが道』の続編。
描かれているのは『まんが道』のその後。
主人公満賀道雄をはじめとし、一部キャラクターがビジュアル面でリファインされていますがさほど違和感は感じませんでした。
『まんが道』と比較すると年齢を重ねたためかエピソード自体が大人になっていますね(呑み屋をはしごしたり)。
青臭さが減ったというか青春から一歩抜け出た感じ。
また、より満賀(A先生)からの視点が多くなり、才野(F先生)の登場回数が減っています。
しかし、作品全体に流れる雰囲気は『まんが道』のまま。
その根底にあるのは創作家としての嫉妬やあせり、そして葛藤。
どうにも人間くさい感じ。イイですね〜。大好きです。
巻末おまけのA先生のスクラッチブックや自主映画撮影の様子などは当時を知る貴重な資料です。
2巻収録のA先生からF先生への追悼漫画はなんだかしんみりしてしまい、胸がしくしく痛みました…。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2006-07-30 02:41:17] [修正:2006-07-30 02:41:17] [このレビューのURL]
6点 イキガミ
見せ方や筆致は限りなくシリアスなんだけど、設定の部分でどうしてもこれはあり得ないだろうと思えてしまいなんだか落ち着かないというバランスの悪い作品。
「人は死と直面したらどのような行動をとるのか」というえんどコイチ先生の『死神くん』的なテーマを、よりリアルかつハードに魅せようっていうコンセプトは理解できるし、実際それはうまくいっていると思います。
しかし、どうしても国がここまで荒唐無稽なシステムを採用するとは思えない。
その点だけ呑み込めないために、地に脚がつかずふわふわした印象を受けました。
とことんシリアスで行くなら、設定を納得いくようにガッチリ固めてもらいたかったですね。
かなり面白いんだけど、もったいないなあと感じてしまいました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-07-26 20:54:32] [修正:2006-07-26 20:54:32] [このレビューのURL]
6点 天からトルテ!
ファミ通編集部内にドジな魔女っ子がやってきて大騒動。
内容としてはこれ以下でも無けりゃこれ以上でもない。
基本的に掲載誌がゲーム情報誌ということで、雑誌の中ではメインたり得ない休憩所的なポジション。
必要以上に読ませる必要も無いので、気楽にさくさく読めます(そのポジションなりの苦労もあったと思いますが…)。
オリジナルのキャラクターはテンプレ通りではあるものの良く動くし、実在するファミ通編集部員達もほどよく個性的にアレンジされキャラ立ちしており、観ていて単純に楽しいです。
近藤先生の著作の中では今のところ一番のロングランとなりました。
まだまだ続けられそうでしたが割と急な終了。
でも、惜しまれつつ終わるくらいがちょうど良いのかもしれませんね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-04-11 18:37:06] [修正:2006-07-26 17:25:29] [このレビューのURL]
7点 モンキーターン
少年誌では極まれな競艇漫画。
『帯ギュ』の頃からそうでしたが、よく取材されているのが伝わってきて好感が持てます。競艇という自分にはあまり縁のない世界での話だったのにもかかわらず、細かく丁寧に描写されているのですんなりと物語に入っていけました。
新しい知識もたっぷり補完できましたし。
キャラクターも魅力的で、特に青島のカワイさったら無いです。
残念なのはキャラクターの配置が『帯ギュ』と割と近かったところ。
全く新しいパターンも観てみたかったな。
ラストが多少駆け足になったかと思いますが、物語の落としどころとしては悪くなかったかなと。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-07-21 00:26:45] [修正:2006-07-21 00:26:45] [このレビューのURL]
8点 帯をギュッとね!
柔道といえばスポ根という当時のイメージを打ち破った作品。
シンプルかつスタイリッシュな画風、画面の雰囲気としては白いのにそれが全く気にならないのは河合先生のセンスの賜物なんでしょうね。
現代的なんだけど、最初から主人公が強いといういわゆる天才型の物語では無く、努力を放棄しているわけでもない。
過去の柔道漫画ほど汗臭くはないが強くなるために論理的に努力している。
努力をきっちり描いているから強大なライバルに勝利した時にとんでもないカタルシスがあるんですよ。
個性的なキャラクターたちの青春群像劇としても楽しいです。
柔道漫画の金字塔。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-07-20 22:30:18] [修正:2006-07-20 22:30:18] [このレビューのURL]
4点 見上げてごらん
テニス素人の主人公がひょんなことからテニス部の入部試験を受け、テニスの魅力にとりつかれ天才的な力を発揮していく、というある意味スポーツ漫画のフォーマットにのった作品。
プレイ描写に関しては『テニスの王子様』ほどはっちゃけているわけでなく、とことんリアル志向でもない。
もちろん『ファンタジスタ』で長期連載をこなしている草場先生ですから作画は安定していますし、作品としてのおさまりが良いのは保証します。
しかし、悪く言えば安定しすぎているかな。
ストーリーもただたんたんと進んできた印象。
つまらなくは無いんですが面白いかと聞かれると、う〜ん…と首をひねってしまいます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-07-16 22:18:54] [修正:2006-07-16 22:18:54] [このレビューのURL]
『DAN DOH!!』の続編の続編。要するに『DAN DOH!!3』。
全4巻とシリーズの中では飛びぬけて短命になってしまいました。
作品として引き際を間違ったなぁという印象。
やるなら主人公変更くらいの思い切った改革をやってほしかった(アニメ化と絡んで難しかったろうけど…)。
トンデモゴルフぶりも前作に輪をかけてスゴイ。
島を渡っていくコースや洞窟の中のコースなどここまで来ると逆にすがすがしいとすら思いました。
その反面、ストーリーの展開的には前作までにやりきった感があり、盛り上がりに欠けます。
キャラクターやとりわけ対戦相手にしても、これまでは手を変え品を変え巧くやりくり出来ていたものの、今作ではさすがにネタが尽きたのかいまひとつ。
残念ですが蛇足かと…
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-07-14 20:36:48] [修正:2006-07-14 20:36:48] [このレビューのURL]
5点 DAN DOH!! Xi
『DAN DOH!!』の続編。要するに『DAN DOH!!2』。
内容としては「ダンドー、単身で世界へ挑戦」といった感じかな。
しかしさらなるトンデモゴルフへ…。
街中でゴルフや現実ではありえない難コースなど、ゴルフについて詳しくない自分が読んでも前作以上に分かりやすく突き抜けてるなーと思いました。
基本的なコンセプトには変化が無く、悪い奴が主人公と戦うことによって改心していくという王道ストーリー。
盛り上げる所はきっちり盛り上がる丁寧な作り。
キャラクターたちも前作にも増して魅力的だと思います。
ラミアなんかはシリーズ屈指の人気キャラなんじゃないかな?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-07-14 20:35:41] [修正:2006-07-14 20:35:41] [このレビューのURL]
7点 DAN DOH!!
少年ゴルフ漫画の佳作。
自分はゴルフといえば子供の頃にパターゴルフを一度やったことがある程度の知識と興味でしたが、それでも十分楽しく読めました。
主人公は少年漫画らしい無鉄砲で元気な少年(連載途中からキャラが少し変わったような気もするが…)でストーリーも王道。
しかし、リアリティというものには無縁(ホールインワンやイーグルが頻繁に出る)なので、そういうのを重視する方にはきついかな…。
画力は特筆するほど高くはありませんが、それを補って余りある演出力でカバー出来ています。
特に怪我や疲労等でキャラクターたちが傷んだ時の描写は一級品。
作者はサディストなんじゃないかってほどの徹底ぶりが、若干引くほど痛々しく伝わってきました。
続編も含めると結構なボリュームになるので注意。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-07-14 20:34:35] [修正:2006-07-14 20:34:35] [このレビューのURL]
まずこの作品を単行本化した大都社さんに敬意を払いたい。
一応『エクセルサーガ』の前身作品に当たります。
掲載が成人誌だったためにエロも多いですが、それ以上にあまりにもネタのチョイスがヤバめ(サリンだとかイペリットなんて言葉が普通に出てくる)。
ヒーロー物の仮面を被っていますが文字通りヤリたい放題。
『エクセルサーガ』や『ホーリーブラウニー』と比べてもそのななめ上を行くトンデモぶり。
表題作の『ダイテンジン』は掲載誌が無くなってしまったため1巻に満たずして終わってしまっていますが、その分デビュー作の読みきりなどが収録されています。
デビュー間もない作品とはいえ全体的に主線が荒れ気味で、仕上げも丁寧と言えないのは減点。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-07-10 21:21:59] [修正:2006-07-10 21:21:59] [このレビューのURL]
月別のレビュー表示
- 月指定なし
- 2005年07月 - 1件
- 2005年10月 - 3件
- 2006年03月 - 14件
- 2006年04月 - 8件
- 2006年05月 - 16件
- 2006年06月 - 11件
- 2006年07月 - 13件
- 2006年08月 - 11件
- 2006年09月 - 14件
- 2006年10月 - 15件
- 2006年11月 - 10件
- 2006年12月 - 15件
- 2007年01月 - 18件
- 2007年02月 - 19件
- 2007年03月 - 17件
- 2007年04月 - 18件
- 2007年05月 - 15件
- 2007年06月 - 13件
- 2007年07月 - 10件
- 2007年08月 - 11件
- 2007年09月 - 10件
- 2007年10月 - 2件
- 2007年11月 - 6件
- 2007年12月 - 8件
- 2008年01月 - 8件
- 2008年02月 - 14件
- 2008年03月 - 30件
- 2008年04月 - 20件
- 2008年05月 - 5件
- 2008年06月 - 2件
- 2008年07月 - 5件
- 2008年08月 - 2件
- 2008年09月 - 4件
- 2008年10月 - 2件
- 2008年11月 - 6件
- 2008年12月 - 2件
- 2009年01月 - 2件
- 2009年02月 - 8件
- 2009年06月 - 2件
- 2009年11月 - 1件
- 2010年02月 - 3件
- 2010年05月 - 1件
- 2010年06月 - 1件
- 2010年07月 - 1件
- 2011年07月 - 4件
- 2011年12月 - 2件
- 2012年01月 - 1件
- 2012年02月 - 1件
- 2012年06月 - 2件