「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

[ネタバレあり]

人気アニメ作品のコミカライズ。
作画は原案でもある西川伸司先生。

まず舞台を貧乏宇宙旅行会社にした設定自体が面白いと思います。
コメディとしていくらでもエピソードが作れそう。

実際、色々な星にお客さんをエスコートして行きつつ、多種多様なトラブルが起こってドタバタ。
常連のお客さんたちもそのトラブルを逆に楽しんじゃってる域に達しており、読者もそれに乗れる。
キャラクターもツブぞろいで面白く、スラップスティックとして出来が良いです。

ラストが近づくにつれ徐々にそれまでに伏線を張ってきていた、主人公の父親探しとヒロインの過去の謎が繋がってくる構成にも引き込まれました。

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[投稿:2006-09-22 00:34:50] [修正:2006-09-22 00:34:50] [このレビューのURL]

学園物だったりバトルファンタジーだったり初っ端からゴチャついています。

毎話毎話、ラストにヒキを作ってくるのは良いんですが、そこに持っていくまでがわざとらしい。
ストーリーではなく、テクニックを駆使して瞬間的に盛り上げている感じがしてどうにもノりきれませんでした。
原作付きなんだからもう少し構成を練り込んで欲しい。

画風は最近のマガジン漫画に多いトーン多様タイプ(Get Backers・涼風etc)なんですが、他作品と違いキャラ造形がスマートでなく画面全体が重い印象。

正直、この作品がここまで続くとは思ってませんでした…。

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[投稿:2006-09-22 00:33:30] [修正:2006-09-22 00:33:30] [このレビューのURL]

一昔前は大メジャーだったドッジボール。
その火付け役的作品。

良くも悪くもその後のコロコロ漫画に多大な影響を与えた作品だと思います。
この作品が小中学生のブームはコロコロが作る的な風潮を決定付けたんじゃないかな。

作品自体は分かりやすく、とにかく努力&熱血。
そこに駆け引きなんてものは存在せず、

 「ライバルの圧倒的実力を見せつけられる」
         ↓
       「特訓」
         ↓
    「試合、序盤は苦戦する」
         ↓
「ボロボロになりながらも最後の力を振り絞り勝利」

ほとんどがこの単純なシナリオ。

子供の頃はそれでも純粋な気持ちで燃えさせてくれたんですよ。
汚い大人になっちまったなあ…(笑)

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[投稿:2006-09-21 01:33:22] [修正:2006-09-21 01:33:22] [このレビューのURL]

今というか『ワンピース』の初期と比べても仕上げが雑。
つけペン自体を使い慣れてないんじゃないかという印象すら受けます。

しかし、すでにこの頃から演出力は抜群。
尾田先生お得意の、主人公登場シーンで「ドンッ!!」も迫力がダイレクトに紙面から伝わってきます。
作者が楽しんで描いている、その勢いが伝わってくるのがイイですね。

ワンピの前身作『ROMANCE DAWN』も面白いですが、自分が特に気に入ったのは『神から未来のプレゼント』。
尾田先生が本の中で自画自賛するほどシナリオが上手いこと出来ています。

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[投稿:2006-09-21 01:12:25] [修正:2006-09-21 01:12:25] [このレビューのURL]

基本は一話完結式の学園コメディかな。
設定やキャラクターは高橋留美子先生の世界観に近いかもしれません。

キャラクターはそれぞれ立っているし、テンポも良い。
作画もシンプルすぎるきらいはありますが、安定しており十分。
なにより女の子が可愛く描けているし、と特に文句のつけようがありません。
常に平均点はクリアーしてくる作品。

自分はこのぬるいテイストの毒にも薬にもならないドタバタラブコメが大好物なので非常に楽しめました。

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[投稿:2006-09-20 00:57:40] [修正:2006-09-20 00:57:40] [このレビューのURL]

北欧神話をもとにしたファンタジー調のミステリ。

キャラクターはホームズ役に生意気な少年、ワトソン役に女子高生と卒なく配置されており、絵も中性的で可愛くかけています(読者層を限定してしまいそうではありますが…)。

ミステリとは言っても推理部分はかなりライトなのでそこを期待していると拍子抜けかも。
特に終盤にかけては探偵やら推理やらどこ吹く風で普通のファンタジー(というよりオカルトかな?)作品として展開しています。

とりあえず野郎が大ハマリで読むにはいささか気恥ずかしい作品ですね(笑)

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[投稿:2006-09-20 00:44:38] [修正:2006-09-20 00:44:38] [このレビューのURL]

初期設定や導入はありきたりな押しかけ女房物。

最初から既視感が強く、いまひとつ作品に入り込めませんでしたが、途中からは少女漫画のような効果やコマ割が作り出すふわふわした雰囲気にやられサクサク読み進めてしまいました。
これが桜野先生の持ち味なんでしょうね。

終盤にかけて物語がループしている(1エピソードごとに苦悩しては何かを悟る、の繰り返し)様に感じ、食傷気味になっていたところで突然の長期休載に。
続編の『再逢』も完結したようですが何かと妙な噂もあり、いまだ手を出せずにいます。

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[投稿:2006-09-20 00:23:20] [修正:2006-09-20 00:23:20] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

読みたいとは思ってはいたものの中々現物に巡り合えずやきもきしていたのですが、このたび文庫版で復刊していたのでさっそく読んでみました。
で、結論から言ってずばり面白かったです。

タイムスリップで現代と未来を行き来する、非常に藤子Fチックな作品。
そのギャップが肝で、現代ではあまりぱっとしない「みきお」が未来のそっくりさん「ミキオ」と入れ替わりますが、その時代での常識が分からなかったり、未来の道具が使いこなせずに右往左往。
逆に現代人なら常識的にできることが、未来ではスーパーなことだったりしてヒーロー扱い。
タイムスリップSFコメディの教科書のような出来でした。

欲を言えば未来のミキオから見た現代ももっと描いて欲しかったかな。

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[投稿:2006-09-17 23:36:31] [修正:2006-09-17 23:36:31] [このレビューのURL]

1ページごとに登場キャラクターを変えるタイプのショートギャグ。
今で言うとジャンプの『メゾン・ド・ペンギン』が形としては近いかな。
もっとも、よりマガジンらしくエロネタ多目でブラックな作風ではありますが。

この手の作品はキャラクターによって面白さにバラつきが出てしまいがち。
お気に入りのキャラクターが出来無いときついかもしれません。
個人的にはキョウザメちゃんが好きかな。

あと設楽先生の下ネタなんかには時期は違えど同誌連載の『濱中アイ』的バカバカしさを感じました。

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[投稿:2006-09-15 21:32:59] [修正:2006-09-15 21:32:59] [このレビューのURL]

タイトルが変わり再スタート。

無印の終了近くにそれまでのレギュラーキャラを数人退場させたので、新キャラ(ライバルの大型スーパーに勤務)を数人投入しています。

もともと安易にキャラクターを増やさずに少ないキャラクターをうまく使いまわし、かつラブコメや人情物にも走らないという超正統派コメディでしたが『ナパーム』になってもその路線は全く変わっていません。
というか毎週毎週よくやるなぁとその引き出しの多さに感心しますよ。

余談ですが、この種の改題をチャンピオンをよくやりますね(バキ・浦安・ドカベン然り)。
色々利点もあるんだろうけど、どうなんだろ?

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[投稿:2006-09-12 23:34:58] [修正:2006-09-12 23:34:58] [このレビューのURL]

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