「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

この作品も長いなあ。
スタートから20年ですか。

パッと見は普通の地味社員。
その実、会社内の様々なトラブルを解決する「スーパー総務マン」。
サラリーマン漫画の基礎を築いてきた作品の一つでもあるので、基本通りのキャラ配置・エピソード選びなど安定したクオリティは保っていると思います。
六平太のキャラクターと絵柄もあいまってか他のサラリーマン漫画よりものんびりした印象。

個人的にはそろそろ展開に変化が欲しいところですが、メインの読者層を考えるとこのまま続けるのがベストなのかな。
これぞ「偉大なるマンネリ」か。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-30 21:13:27] [修正:2006-12-30 21:13:27] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

高橋先生はもはやこの作品を、サッカーというスポーツを面白く魅せよう、試合展開がどうとかチームがうんぬんというレベルで考えてないですよね。
試合になったら完全に一対一または一対複数の攻防でしかなく、決してチーム対チームになりえない。
相手がスーパープレイを出してきたらこちらはそれをさらなるスーパープレイで凌駕する。
それの繰り返し。
後出しジャンケン。

現実でスーパープレイを見た、もしくは体験した感動を作品に取り込もうとする意図は分かるのですが、漫画・特に『キャプテン翼』の世界でそれをやられても伝わってこないですよ。
世界観自体に現実感が無いもの。
そこに新鮮な驚きは無い。

そんな中、若島津がCFになったのだけは驚かされました・・・
GKとCFの二足のわらじをはく選手なんて元メキシコ代表のカンポスぐらいしか思いあたらないんですが、実際プロレベルでそんな選手、他にいるんですかね?
これで若林のかませ犬からは一歩抜け出たかもしれませんが、今度は小次郎のかませ犬になりそうな気が・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-27 00:15:47] [修正:2006-12-27 00:15:47] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

前半と後半で評価が分かれますね。

前半は一癖ある監督が高校野球部を変えていく、タイプとしては『ラストイニング』や『駆けろ大空』が近い感じ。
仲良し野球部がチーム内で衝突しながらも戦う集団になっていく。
ここまでは純粋に熱いストーリー。

後半は剛速球のエースがほぼ主役に。
一定の熱さはあるんですが、エース一人をクローズアップしてしまったがために、前半で築いてきたチーム熱は冷めてしまったかなあ。うーん。

そしてラスト付近での衝撃的な鬱展開。
初めて読んだのが小学生の頃だったので、正直トラウマ。
なまじっかベテランならではの表現力で描かれているものだから余計にダメージが・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-24 16:46:48] [修正:2006-12-24 16:46:48] [このレビューのURL]

原秀則先生が描く漫画家漫画。
この作品は原先生の作品の中でも取り立てて評価の高い作品ではありません。
ただでさえ派手ではない原先生の作品群の中でも1、2を争う地味さ。

しかし、個人的には好きです。
凡人が故の葛藤とともに、人間のドロドロした部分がよく描けていると思います。
読んでいて非常に痛々しい。精神的にクるものがあります。

作品の締め方、ラストエピソードまでのくだりは若干唐突かな。
あまり伏線の張られていない方にストーリーが進んでいった印象。
最初の頃に出ていたヒロインらしきキャラクターとかどこ行ったんだろ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-24 16:45:04] [修正:2006-12-24 16:45:04] [このレビューのURL]

正統派サッカー漫画。

絵が上手い下手とかいう話じゃなくて根本的にサッカー、というかスポーツ物に向いてない画風。
キャラの等身が低く抑えられているため、プレイ描写でダイナミックな迫力やスピード感が一切出せていないのはスポーツ物として致命的。

その反面、ストーリー部分ではかなり面白い。
漫画内でのリアリティは損なわずに、キャラクターの魅力を良くひき出せています。
丁寧に展開させつつ、ツボは抑えている感じ。

まだスタートしたての作品なので、これから成長していってくれればいいが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-12-17 18:51:52] [修正:2006-12-17 18:51:52] [このレビューのURL]

サッカー漫画は学生サッカーものが多い中、これまであまり無かったユース代表チームをテーマにした作品。

作画はGoodです。
アクが無く万人受けしそうで、かつスピード感・躍動感がよく表現されていると思います。
ゴールシーンでのカタルシスがちょっと足りないかなとも思いましたが、そこまで求めるのは贅沢か。

後は原作が『U−31』の綱本先生なので適度に玄人好みの展開を期待したい。

それにしてもサンデーの方とタイトルかぶりましたねー。
こちらが先です(よね?)。
めぼしいサッカー用語は使い切られてるからなあ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-17 18:50:45] [修正:2006-12-17 18:50:45] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

人気アニメのコミック版。

はっきり言って、これだけ読んでもストーリーが理解できない。
完全にアニメを観ている人向けに作られていて、細かい設定説明などはほとんどされないので。
不親切な作品だとは思いますが、アニメを気に入った人にターゲットを絞った上で別のキャラクターの視点で物語を見せていくという試み自体は面白いと思う。
絵も若干ペンタッチが重いというか古い感じなのを除けば、画風はアニメのそれと似ているので違和感は無いです。

とはいえ、漫画だけでは好評価はつけがたいですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-17 17:31:58] [修正:2006-12-17 17:31:58] [このレビューのURL]

連載開始時にはテレビメディアにまで取り上げられたりと、鳴り物入りで始まった作品ですが・・・。

デジャブを感じる。
いやまあ、過去作のリメイク(正確にはスピンオフかな?)なので当たり前なんですけど、何か違うんですよ。
このデジャブは『巨人の星』からくる物じゃないというか・・・。
もはや『巨人の星』なんて関係ない、全くの別物・オリジナル作品としてみれば、この違和感も少しは緩和されるのかなと思います。
いやオリジナルだけどオリジナルでも無いか。
それこそ星の数ほどある不良スポーツ物と大差は無い。

原作への冒涜、とまでは言わないが少なくとも原作ファンが手放しで絶賛出来る作品では無いかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-10 18:25:40] [修正:2006-12-10 18:25:40] [このレビューのURL]

スポ根漫画の代名詞。
アニメでも有名なので知らない人はいないと思います。

異常なハイテンション。
いまや科学的に否定されてしまった猛特訓の数々。
常識を打ち破る魔球。
波乱万丈な親子鷹。
今読んだら荒唐無稽に思えてしまうかもしれませんが、全てまとめて吹き飛ばすパワーがあった。
身体中が傷だらけになろうとも、打たれるはずが無いと思っていた魔球を打ち返されようとも、最後は根性でライバルたちを打ち破っていく。

こういうのに心打たれてる自分を振り返って見ると「男の子だなあ」と思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-10 18:24:37] [修正:2006-12-10 18:24:37] [このレビューのURL]

まず題材がどうしたって少年誌に馴染まないですよね。
新しいことをやろうという試み自体は買いますが、やはりどちらかといえば「漫画サンデー」や「漫画アクション」なんかの大人向けの雑誌の方が合っている。

案の定、人気面で苦戦していく内に外ヅラはともかく内容が少年誌向けに寄っていき、この作品で本来やりたかったこと、意義やテーマからどんどん離れていってしまった印象。
ラストは豪快に投げっぱなしで終わるのでむしろすがすがしいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-09 18:55:54] [修正:2006-12-09 18:55:54] [このレビューのURL]

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