「鹿太郎」さんのページ

これは掘り出し物。
良い意味で期待を裏切られた。
今はドイツ・フランクフルトで活躍する高原直泰の半生を描いた実録物。

この手の作品はその多くが説明口調のモノローグが過多で、漫画というよりも絵付きの文章を読んでいる感じになってしまうというイメージがあったのですが、本作はきっちり漫画として面白い。

主な内容は中学時代の恩師との出会いと、プロになってからの中山雅史との出会いの二本柱。
特に中山のキャラクターが秀逸。
高原にとっては尊敬できる先輩でありながら、高原の才能を認め嫉妬し葛藤するというものすごく熱い役どころ。
高原というよりもゴンの好感度がグングン上がりました(・・・いいのかそれで)

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[投稿:2007-03-25 01:49:39] [修正:2007-03-25 01:49:39]