「鹿太郎」さんのページ

作画がモロに少女漫画、少女漫画の範例としても通用するくらいにバッキバキに少女漫画なので男の自分にはハードルが高かった。

中身の方は重厚感こそないが適度に緊張感のあるファンタジー作品。
アクションシーンにはさほど括らずにあくまで人物の対人関係と心情描写で魅せる作り。
かなり長いスパンでストーリーが考えられており、作者自身のこの作品とキャラクターたちへの愛情が感じられるものの、いかんせんその愛情の深さゆえに引いてしまって置いていかれるというか、結果的に伝わりにくい部分もあった。

長尺のファンタジー好きな女の子向けかなー。

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[投稿:2008-03-02 00:55:51] [修正:2008-03-02 00:55:51]