「鹿太郎」さんのページ

タイトル買いというのを初めて経験しました。
自分の目にはそのくらいに魅力的に映った本作ですが、内容もかなり興味深いものでした。

この作品は「単行本の3分の1が出版社の責任で紛失してしまった」場合のノンフィクションです。
おそらくは漫画史上でも類を見ない大事件だと思いますが、飄々とした筆致で描かれているので深刻になりすぎないのが良いバランス。

とは言えリアリティは損なわれておらず、ある種のハウツー本にすらなっています…もちろん実際に使う機会はないですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-08 20:53:06] [修正:2010-02-08 20:53:06]