「鹿太郎」さんのページ

吉崎観音先生のガンガンでの初連載作品。
単行本のゲームボーイカラーやNintendo64のような任天堂チックな色使いはそろえた時非常にきれいです。

内容的には細かくギャグをはさみつつRPGノリの大きな話を動かしていくという手堅い作り。
主人公のエイトをはじめ、キャラクターたちに総じて嫌味が無い。

吉崎先生は作風・画風ともにこの頃から完成されていて、現行作に至ってもそれは全く揺るぎません。
よく言えば安定しており、悪く言えば変化に乏しい。
この作品でもすっきりしすぎてる印象を受けました。
あまりにも王道。

もっとアクロバティックな展開を見てみたいし、それが出来る作者さんだとも思うので…

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[投稿:2006-07-09 23:22:46] [修正:2006-07-09 23:22:46]