「鹿太郎」さんのページ

女の子以上にカワイイ女装少年。
偶然にも最近のトレンドにもはまっていますね。

作品の位置づけとしてはギャグの古典であり、漫画にポップなセンスを取り込んだ最初の作品。
ギャグのテンポは良いものの時事ネタやパロディが多用されるので今読んでも分からない部分もあり、この手のネタはその時代の中で読まないと本当の面白さは伝わらないんだとつくづく思います。

それでも現在においてもこの作品を名作たらしめるのは「絵」。
とにかく女の子の一枚絵が当時のギャグマンガとしては破格の上手さだと思うし、可愛い。
江口先生がイラストの仕事をメインにしていったのもうなずけます。

ラストは壮絶に未完。
HUNTER×HUNTERがこのまま終了するなら、この作品と並びジャンプの負の部分の象徴となること受け合い。

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[投稿:2007-01-03 09:44:14] [修正:2007-01-03 09:44:14]