「鹿太郎」さんのページ

前作『エイケン』の頃と何ら変わらない松山節。
一切のストーリーを排し、ギャルゲーなどでありがちなベタなシチュエーションのみを楽しむだけ。
言うなれば松山版「BOYS BE・・・」といった感じ。
ここまで徹底するならむしろ清々しい。

「漫画は心のヌード写真集」とは『魔法陣グルグル』の衛藤先生の言ですが、この作品はまさに松山先生の心の中・好きなシチュエーションや性癖を覗いている気分。
松山先生の絵や作風が好きならOK、それ以外の人には完全に地雷。
興味本位でパラ見することすらお勧めできない。
ある意味究極のマニア本。

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[投稿:2007-01-20 18:08:29] [修正:2007-01-20 18:08:29]