「鹿太郎」さんのページ

ものすごく分かりやすい萌え系作品。
作画は原作の赤松先生のそれに近く、ターゲットにハマル人のニーズははずしていないと思う。
キャラデザや設定でもなかなか遊んでいて、うまく転がせばそれなりになりそうでした。

しかし、実際は初期設定以上の広がりはなく、キャラクターに色を付けただけ、記号化しただけで完結してしまい、ストーリーでも「初めてのおつかい」的なモノをあざとく漫画で見せられているという印象しか受けなかった。

個人的にこの手の作品はとことんブラックギャグに落とし込んでくれるか、もっとほのぼのな日常漫画にしてくれないと楽しめないかなあ。
うーん、読後に何も残らないし・・・。
そういう作品だと言われればそれまでですが。

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[投稿:2007-05-09 00:57:57] [修正:2007-05-09 00:57:57]