「とろっち」さんのページ

総レビュー数: 300レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年10月09日

元は児童向けミステリー小説とのことです。
小学6年生の夏休みの出来事を、小学6年生の視点で描いた作品ですが、
もちろん大人が観賞しうる出来になっています。
ミステリー部分があっさりしすぎているのが残念。
漫画版オリジナルキャラの委員長がいい味出しています。

夏には始まりがあれば終わりもあります。
始まりの楽しさは伝わってきますが、終わりがあっけなさすぎです。
夏の終わりの儚さをもっと押し出してもよかったのでは。
夏休みなんてそんなものだと言われれば、そうかもしれませんが。

夏休みは小学校高学年ぐらいが一番楽しいかもしれませんね。
自分が小学生のときも、夏休みは本当に楽しかったように記憶しています。
読みながら思い出に浸ってみるのもいいかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 21:36:40] [修正:2009-12-11 21:36:40] [このレビューのURL]

昔のことになりますが、大学入試にとても役立ちました。
「あさきゆめみし」などもそうですが、高2のときにクラスで回し読みしたのを思い出します。
ありがとうロベスピエール。

ほぼ史実どおりながら圧倒的な面白さ、構成力。
フランス革命を体感してみてください。

だれでもその名前ぐらいは知っているレジェンドな作品です。
その面白さもいつまでも変わりません。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-12-11 01:09:24] [修正:2009-12-11 20:46:32] [このレビューのURL]

原作小説やドラマは見ていません。漫画のみのレビューで。

日常生活の中で起こるちょっとした不思議な事件を、幽霊である夫の力を借りて
解決していく短編連作。
とても柔らかくて優しいファンタジーです。ミステリーとしては物足りないかも。

世間知らずでぼんやりしててお人好しで泣き虫で、原作者にも見放されそうな新米お母さんのサヤ。
最初の頃のダメっぷりは甚だしいです。夫が安心して成仏できないのも納得。
漫画の登場人物を本気で心配するなんてこと、めったにありません。
しかし、魅力的なご近所仲間たちに暖かく見守られて、泣きながら、迷いながら、
でも少しずつ成長していく様が丁寧に描かれています。
ほほえましくて、心暖かくて、切なくて。
最終話での涙には、こっちももらい泣きです。

読んだ後に思います。やっぱり、母は強し。素直に感謝。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-03 22:14:46] [修正:2009-12-03 22:14:46] [このレビューのURL]

軽ーい普通のラブコメかと思いきや。
深いです。重いです。
描かれているのは、「大人になるとはどういうことか」。
それでも、暖かい絵柄や作風でさほど重さを感じさせないのは、作者の上手いところです。

ラブコメというよりは、兄妹愛、もしくは保護者的な愛でしょうか。
報われない雨宮さんが素敵です。

ちょっと6歳には見えないのが残念なところです。
「ななか8/17」ぐらいだとちょうど良かったかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-03 22:01:58] [修正:2009-12-03 22:01:58] [このレビューのURL]

何となく楽しめるような短編がたっぷり詰まったオムニバス集です。

ゆるーいものもあり、青春ものもあり、スピード感溢れるものもあり、
効果的に伏線の張られたようなものもあり。
いろいろな短編が、素晴らしい世界観の中で展開されていきます。
短編同士が横(同一世界)や縦(時系列)でつながっているものもあるので、
それを見つけるのもこれまた楽しいです。

近未来、宇宙、水惑星。幻想的な雰囲気に浸れます。
気分だけでも小旅行ができますよ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-03 00:30:51] [修正:2009-12-03 00:31:30] [このレビューのURL]

タイトルに惹かれて読んでみた作品です。
SFを愛する外薗昌也氏(原作)とかわいらしいキャラを描く別天荒人氏(作画)のSFラブコメ。

設定はとても良く、1巻では引き込まれるような展開を見せるのですが、
どうにも消化不良な感じです。
途中から話が入り乱れ、後付けの設定に振り回されている感があります。
SF部分を深く考えず、軽い気持ちで読むと、そこそこ面白いラブコメかも。

結局、何が泥棒なのか、タイトルの意味はわかりませんでしたが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-30 16:48:47] [修正:2009-11-30 16:48:47] [このレビューのURL]

8点 YAWARA!

とっても強くてかわいい普通の女の子が主人公のスポーツラブコメ。

浦沢作品には魅力的な脇役が数多く登場しますが、この作品の脇役たちは
他作品にも増して個性的で、身勝手で、生き生きとしています。
この作品の面白さは、これらの素晴らしい脇役たちがあってこそ。

柔が柔道をやりたくない理由付けが少し弱い気がしますが、単なるミラクルガールでない
等身大の女の子が描かれていて、好感が持てます。

こんな子が一本背負いをバッタバッタと繰り広げていたら、
そりゃ日本中大フィーバーになりますよね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-29 02:20:51] [修正:2009-11-29 02:20:51] [このレビューのURL]

後半はあんまりきまぐれでなくなった一途なまどかさんがヒロインのラブコメです。

主人公は超能力一家ですが、基本的に超能力はコメディの部分で使われるので、
話が大崩れすることはありません。

勢いで作ったような話もありますが、このジャンルで
1ミリのズレもないような整合性を求めることにあまり意味はないので、
アラ探しをするよりも、ある意味割り切って楽しく読んでみるべきかも。

とは言え、この時代、この手の作品ではかなり質の高い作品だと思います。

難があるとすれば、途中からひかるちゃんが軽く邪魔者扱いされることでしょうか。
優柔不断な三角関係をもっと見てみたかったです。

思い出補正とセットでこの点数です。最初に読んだラブコメですし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-29 02:05:01] [修正:2009-11-29 02:05:01] [このレビューのURL]

心をえぐられるような読後感に脱帽です。       
参りました。                   
                               

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-23 23:40:55] [修正:2009-11-27 21:51:03] [このレビューのURL]

前半と後半とではもはや別の作品と言っても過言ではないです。
ジャンプ恒例の路線変更とのことですが。

前半はとても良質なラブコメです。
主人公とヒロインとが心を少しずつ通わせていく様をうまく描いています。
シンプルで暖かみがある絵柄も、作品をより良いものにしています。
終わりたいところで終わっていれば、いい作品になったことでしょう。

後半は明らかに迷走しています。
幽☆遊☆白書も失敗していたらこんな感じになったかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-22 01:00:26] [修正:2009-11-22 01:00:26] [このレビューのURL]