「ジブリ好き!」さんのページ

総レビュー数: 343レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月10日

変幻自在の画力が凄い。
劇画、萌え画、デフォルメに墨画、CGでも使ったかのような鮮やかな画もある。「円環の廃都」なんか「本当に同じ作者?」と見違えてしまいそう。

表題作を含む昭和霊異記シリーズは「朝霧の巫女」に繋がる話で、そっちを読んでいるとより楽しめる。
他は基本、非常に短い短編で、コミカルな感じのものが多い。
実験的な作品も見られたが、ピーポくんのパロディなどはインパクトが凄かったです。

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[投稿:2010-11-03 14:45:39] [修正:2010-11-03 14:45:39] [このレビューのURL]

小畑&大場のペアだけあって、流石にレベルの高い作品だと思います。

G戦場ヘヴンズドア同様、漫画家自体を題材にした漫画ですが、こっちの方が漫画家という職業に対して希望的な、目指してほしいといった描き方をしています。
また、リアルっぽさを追求した漫画の完成形でもあります。この漫画を読んで、「これがジャンプの編集法なのか」と本気にさせられた読者も多いはず。
「このマンガが凄い2009」をみるとわかりますが、あくまでほんとうっぽく見せてるだけのようです。凄い!

ただ、同時に人間関係も特殊ながらもリアルっぽく見せようとしていますが、正直共感できるものではない…
テンポは速いのですが、扱っているテーマの関係上のろのろした感じが拭えません。読んでてだれたり飽きたりしてくる恐れもあり。

途中出てくる「漫画の最高の参考書は漫画」という考えについて、作画は間違いなくそうでしょうが、原作については漫画より小説を読むべきだと斎藤隆夫先生が(昔、他の本で)述べていました。
なんでも弟子に対して、「漫画家のくせに漫画ばっか読んでたらだめだ。小説100冊読んでこい」と言ったとか。

画力も内容も安定した面白さがありますが、巻を重ねるごとに歯切れの悪さや停滞感が目立ってきます。なので漫画の漫画は他に傑作が多い分、最近では少しずつ評価が落ちてきてしまっている感が…
デスノートの二の舞にならぬよう、両先生の今後に期待!

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[投稿:2009-12-31 00:51:48] [修正:2010-09-24 23:58:51] [このレビューのURL]

ボンボンのギャグ漫画というとこれを思い出しちゃう
「クロちゃん」は自分的にはギャグ漫画じゃありませんので…

かなり下劣で下品なギャグ漫画だった記憶がありますが、結構シュールで、作品の根底には「不条理」が垣間見れます。
コロコロにはないタイプのギャグ漫画でしたので、ボンボンを読むときは楽しんで読んでいました。
完成された世界観と空気があり、登場人物も一発ネタにしか思えないのに応用させて話を作っています。

ただかなり長く続いたため、後半の失速は否めないです。それとこの人の漫画はどれも児童向けというには有害な面が多い気が…そこがまた好きだったんですけどねw

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[投稿:2010-08-24 17:28:46] [修正:2010-08-24 17:28:46] [このレビューのURL]

色使い、構成、視点、どれもアバンギャルド過ぎて読み手の感性が問われるのかと思いましたが、本筋は思いの外ストレートな印象。
余計なものは極力排除し、ストーリーに必要なものだけを描く。けれど、比喩は多用する。

典型的なボーイ・ミーツ・ガール、若者の憧れる狂った恋愛、バンドにリストカット…材料を並べればありがちな内容になりそうだけど、表現の勝利でしょう。内容を絞ったのも良かったと思います。

…ですが楽しめたかと聞かれると別問題。
それでもこの後「CLOVER」などこの表現法を後世に残したことは非常に評価したい。

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[投稿:2010-08-18 17:38:18] [修正:2010-08-18 17:38:18] [このレビューのURL]

1部を初めて読んだときは、少年誌ながら超スケールで珍しい題材、スピーディな展開が魅力的で即単行本買い。雑誌で読むようになってからマンネリ展開に入って残念でしたが、もともと初見のインパクトは凄い作品でした。

今回も同様、序盤はやはり引き込む力があります。問題はその後の展開…

雑誌で追ってるのでその感想になります。ネタバレ注意!





恋愛要素が絡んでくるとは、良い感じになってきた♪
スピーディな展開は健在なので、響の心情変化についていけない感もあるが、この方向性は1部と全く違った展開へ導いてくれそう。
期待してます!

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[投稿:2010-07-08 00:47:20] [修正:2010-07-08 00:47:20] [このレビューのURL]

寄生獣にエロ要素を詰め込んでグロもパワーアップさせた感じ…なんて言うと(岩明さんに)失礼かな?

エロ漫画として描いたはずなのに、なんかテーマ性をもっちゃって、気付いたら寄生獣的な結論に至ってたって言う方が正しいかも(でも実はこっちの方が先に結論出したので、寄生獣が元祖ではないんですね)。
別に環境問題に絡ませてるとかはないので、そういう意味で期待して買うのはやめた方が良いです。
じゃあエロ目的で買えばいいかというと、設定がひどい(笑)ので、どの角度から見てもマニアックな人向けの作品と言えるかも。

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[投稿:2010-06-23 13:51:28] [修正:2010-06-23 13:51:28] [このレビューのURL]

楽しく読ませていただいた記憶しかありません。

当たり前だけど、このサイトを見に来るような方々に真面目な顔でお薦めできるわけもなく。

ただコロコロって、昔からある普通のおもちゃにスポットを当てて、オリジナルおもちゃに進化させて、それを何度もヒットに繋げてるわけで、やっぱりそれだけの面白さがあるんだなぁと。ボンボンとライバル扱いされてるけど、雑誌の方向性が全く異質なんですよね。

これもコロコロお得意の昔ながらの遊びをとんでもバトル化しちゃって熱くさせてくれる作品です。
釣りはともかくルアーフィッシングなんてやったことないけど、とにかく熱くて楽しめる!
釣りキチ三平とかみたくゆらーりまったり釣りを楽しめばいいのに、多くのライバルが出てきて、命懸けで「フィィィィィィッッッシュ!!!」なんてやっちゃう。
ギャグもセリフも展開も、あくまで子供向け。
でもここまで読者層をしぼって人気を博すのは、やっぱり凄いことです。どんなセリフが、どんな展開が、どのくらいの熱加減が子供たちに夢を見せ、熱狂させるのか?
作者も決して楽して描いてるわけではないんだなぁと、今読むと思います。

今更お薦めはできないけれど、純真無垢な子供時代を思い出させてくれる一品。

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[投稿:2010-06-17 00:42:37] [修正:2010-06-17 00:42:37] [このレビューのURL]

ずっとギャザを扱ってくれれば、満点をつけてしまったかもしれない…

遊戯王、ポケモン、ギャザ…etc、カード世代ド真ん中の自分にはやはり熱くなれる漫画でした。
「生ける屍」とかもう欲しくて欲しくてたまりませんでした。
ただ、オリジナルカードバトルにシフトしたときは、子供ながらにがっくり。それでこそコロコロなんだけど、これは露骨過ぎたかな。

ギャザ漫画には他に公認のものがあるようですが、親に単行本購入を禁止されていたので、自分の中ではコロコロ誌上のこれが全て。

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[投稿:2010-06-12 09:02:07] [修正:2010-06-12 09:02:07] [このレビューのURL]

深いものもぐっと来る場面もありませんでしが、楽しめた作品でした。
鳳ボンバーという作者の過去の作品(野球漫画)が嫌いでしたが、これは全然読めました。
主人公チームはスーパー1年ばかりですが、別のとある作品のように全員1年ってわけではないです。

東洋の柏原さんがこの漫画を読んでいたのはすごく意外だ


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[投稿:2010-06-05 18:19:33] [修正:2010-06-05 18:19:33] [このレビューのURL]

5点 天顕祭

地元の本屋で、「第二のナウシカ降臨!お薦めです。」って書かれてたから即買いしました。

が、、、、、

ナウシカではないなぁ、、、

率直な感想は「良かった」、だけど期待が大きかった分とても残念でした。

とりあえずナウシカは置いておき・・・w

最初のうちはどんな風に展開していくのか楽しみでした。主人公の女性、咲も魅力的だったし、日本風で他の漫画とは違った感じで進んでいくストーリーも興味あった。

後半はドロドロだった。蛇がw
色々と怖かったです。やっぱ日本風の雰囲気は怖くなっちゃうんだなぁ。

この作家さんの初作品としては凄いしお薦めしますが、あまり期待を持ちすぎないようw
なんだかんだいっても良作だと思います。

追記
変に修正してたらITUKIさんのレビューより上にきてしまいました、すみません、、
ITUKIさんのおっしゃる通り、ナウシカ的要素は腐海的なのがでてくるだけだと思います!

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[投稿:2010-01-04 03:14:45] [修正:2010-05-29 22:23:04] [このレビューのURL]