「鹿太郎」さんのページ

漫画としてはかなりレアな本格政治物。
作者の思想がガッツリ入っているので少し鼻につく部分もあるかな。
まあ、この手の作品で作者の思想信条を一切入れずに描くなんてことは不可能に近いと思うけれど。

基本的には主人公の加治隆介の永田町での立ち回りをエンターテインメントとして楽しめれば十分な作品で、あまり深く考えず読んだ上で政治に興味を持つキッカケくらいにはなります。
世界情勢なんかは連載当時のものなので若干古いですが、知識として知っておいて無駄な物でもないし読んで損は無いと思う。

ジャンル的に最初はとっつきにくい作品ですが一度読み始めれば予想以上に楽しめる作品だと思いますよ。

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[投稿:2007-09-30 17:23:39] [修正:2007-09-30 17:23:39]