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4点 息子の嫁
16歳の未亡人が夫のお父さんと暮らす漫画。
おかしな縁で一緒にいる事になった桃(モモ、女の子)と紫(ユカリ、オッサン)の生活を描く。
見知らぬ2人のぎごちなくも温かく刺激的な生活の様子が面白さ。
まず、設定がすごく重たい。
前作「ヤンデレ彼女」はほのぼの4コマで始まって、
笑いながら徐々に暗さを出して、最後に大団円でまとめた。
今作もほぼ同じようなテーマを扱うが、まず最初に暗い。
その暗さを笑いで上書きする構成になっている。
これがどうも効果的でない。
笑い部分は面白いのだが、どうせこの先は・・・と素直に笑えない。
話しが進むにつれ笑いの比重も下がって、景気が上がらない。
単行本4巻あたりでいよいよ暗さがマックス。
この後、やっぱりハッピーエンドにするのだろうが、それだと前作から進歩がない。
良い意味での裏切りを期待する。
読者に作風がバレてもはや新鮮さはない。
この先は完成度を高めるか、新しい事をするか、いずれにせよ挑戦が必要だろう。
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[投稿:2017-10-10 13:00:17] [修正:2017-10-10 13:00:17] [このレビューのURL]
舞台は現代日本。主人公は男子高校生キイ。
とつぜんに魔法少女の軍団に襲われて人が殺される。
抗うためにキイは仲間と力をあわせて以下略。
ほとんどただの思い付きで始まったような作品だったが、
バトルが面白かったりキャラ立てが良かったので長期連載に。
ただ中盤で世界の秘密(魔法少女の役割や黒幕)が出てくると、説明のための説明が多くなり今一つに。
さらに時代がとんで大人になった主人公たちが出てきたり、
魔法少女が仲間になったり、過去に戻ったり宇宙の敵になったりで、
読者を置いてきぼりにしつつ原状回復して雰囲気で仲間に感謝して終了。
単行本15巻つかった割にはオチが弱く残念。
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[投稿:2017-08-24 16:29:29] [修正:2017-08-24 16:29:29] [このレビューのURL]
血のつながらない姉と弟は親がおらず二人で暮らしている。
姉弟と周囲の人々の日常と食事を描く漫画。
美味しい料理を親しい人と食べる素朴な幸せ。
なんとなく自分でも作ってみたくなる感じ。
絵も丁寧で良い。
だが、時折り挟まるエッチな要素が気になる。
どうもセンスが卑猥で漫画としては納まりが良くない。
「姉のおなかをふくらませるのは僕」は弟の姉に対する複雑な愛情を示唆している。
姉であり、唯一の家族であり、頼れる保護者であり、最も身近な美少女である。
姉に食事を作るのは自分でありたいと言う形で独占欲を感じている。
ごく自然ではあるが、それを描くなら料理部分はほどほどで良いと思うのだが。
漫画全体としてのコントロールがどうも効いていない印象。
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[投稿:2017-04-16 17:04:33] [修正:2017-04-16 17:04:33] [このレビューのURL]
4点 清々と
女子高が舞台で入学直後から卒業までを描く。
冒頭はテーマが定まっていなかったらしく、なんというかネタがショボい。
ゆるゆるふわふわと雰囲気は心地よいが些細な事でそんなに喜ばれても読者としては乗りにくい。
その後は主人公の周囲の人物に焦点を当ててみるも、やはりパッとしない。
ただ後半は少女漫画の王道的である少女の成長がテーマになる。
主人公が将来や進路についてマジメに考え、人間関係を整理したりなんとかかんとかして、最後はこれからも頑張っていくぞ的にまとめた。
やはり物語として行き当たりばったりにすぎる。
女子高を舞台にした少女漫画は、先輩と後輩、OGの女教師、男性教師、古い学校ならではの逸話など、面白いマンガになる要素が多いのに、残念ながらそれらをフォローできずに終わった。
谷川史子の絵が美しいだけに勿体なかったなという印象。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-11-21 20:05:35] [修正:2016-11-21 20:05:35] [このレビューのURL]
4点 キャタピラー
昆虫に由来する超能力を持った殺し屋たちの異能バトル漫画。
タイトルのキャタピラーとは芋虫のこと。主人公は若い女性でコードネーム芋虫。
アラクニドという別の漫画の外伝になっているが、これだけ読んで大丈夫。
ありふれた漫画を丁寧につくりこんでいる。
設定、話の流れ、キャラクターデザインはごくごく平凡。
しかし力強く華やかな絵柄は魅力的で、画面構成も見やすい。
ただ、どことなくズレていて、マジメなのかふざけているのかわからない。
そのために親しみやすくもあり、緊迫感が薄れてしまってもいる。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-03-01 02:58:44] [修正:2016-02-24 17:07:17] [このレビューのURL]
4点 戦闘破壊学園ダンゲロス
高校生がある学園で、生徒会サイドと番長サイドにわかれて
血みどろの異能バトルを繰り広げる漫画。
冒頭から熱苦しいエログロナンセンスのオンパレードで、ちょっと面食らう。
決してマジメに受け取らない。笑いながら読み飛ばしてちょうどいい。
イカれたキャラクターが大量に登場し、次から次に死んでいくことで、
物語に加速度をつけていく。
山田風太郎の甲賀忍法帖や高見 広春のバトル・ロワイアルのようなイメージだろうか。
実はタイトルが世界観をそのまま表したものになっている。
戦闘します・破壊します・学園ものです・ダンゲロス!それはデンジャラスと読むんやがな!
と判ってみれば、ああそうですか、というところ。
元々は、多人数参加型のシェアワールドゲームが元ネタらしい。
漫画になったことで複雑な設定をシンプルかつスピーディに読めるのは好印象。
大勢のキャラクターは端役も含めてしっかりと描き分けられているし、
アクション部分は奇をてらわずに丁寧でキャラの動きがよく伝わる。
「中二病」の痛さを勢いと漫画の上手さで押し切る力強さがあるが、
やはり読者を選んでしまうタイプ。
これだけの実力を持つ作者なら、もうちょっと良いお話も読みたい気がする。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-10-31 10:43:19] [修正:2015-10-31 12:38:16] [このレビューのURL]
4点 実は私は
少年サンデーらしい古いタイプのラブコメディ。
色々とヘンな女の子が登場し、それぞれに主人公を好きになって
友情と恋の狭間で大騒ぎしながら、高校生活を送る漫画。
タイトルは、女の子たちの正体がその由来。
たとえば吸血鬼、たとえば宇宙人などが登場し、
彼女らは正体を隠して周囲に溶け込んでいる。
その正体が主人公にバレてしまい、それをきっかけに関係を育んでいく仕組み。
女の子は可愛いし、ドタバタも面白いのだが、引き伸ばしが目に付く。
結論を先送りするために騒ぎが起き、すったもんだの挙句に、ほんの少しトキめく。
それを何度も繰り返すので、ラブコメディというよりも楽しい高校生活の話になっている。
中盤からは女の子の正体も駄々漏れになって、周囲もなぁなぁで受け入れているので、秘密を共有する緊張感や喜びも失せている。
また同じようなタイプの登場人物が多く、新キャラが登場しても新鮮味が薄い。
古いラブコメディの上手く拾い上げているが、欠点もそのまま残されている。
何を描く作品なのか、より絞り込んで欲しい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-10-28 16:08:21] [修正:2015-10-28 16:15:46] [このレビューのURL]
気弱な少年が不思議生物と一心同体になり、宇宙警察の一員として犯罪者と戦う中で
勇気や仲間との絆を強くしていく漫画。
設定や物語はわかりやすくキャラクターも可愛い。
ただ、今になってこの漫画を出してくる理由がよくわからない。
1巻だけを読んだところ、前作の家庭教師ヒットマンREBORNと
何も変わっていないように見える。
REBORNを知らずにelDRIVEを読めばけっこう楽しいと思うが、
知っている者は代わり映えのなさで評価が下がる。
今後に期待。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-09-30 13:26:06] [修正:2015-09-30 13:26:06] [このレビューのURL]
4点 死がふたりを分かつまで
殺し屋に狙われる少女を盲目の剣士が守って戦う漫画。
絵はすごく上手いが、漫画として総合的に見ると欠点が目立つ。
物語が単純すぎて、どうやって敵を倒すかでしか興味をひけていない。
詳細な解説がアクション漫画としてのスピード感を殺いでいる
似たようなキャラクターが多く誰が誰だかわかりにくい。
いつも話がごちゃごちゃして誰も彼もが悪巧みしているが、
最後は結局カタナで解決するのだなという印象。
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[投稿:2013-06-28 16:51:45] [修正:2013-06-28 16:51:45] [このレビューのURL]
4点 ささめきこと
同性愛の女子高生カップルの話。
古いコメディを思わせるおだやかで居心地のいい時間が流れている。
全体的に丁寧ではあるが、すごいなと思わせる部分がない。
読者が登場人物に感情移入して、恋を応援したくなるような工夫が欲しいところ。
次回作に期待。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-05-23 20:10:40] [修正:2013-05-23 20:10:40] [このレビューのURL]
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