「ITSUKI」さんのページ

さびれた文房具店を再び繁盛させるべく小学生の主人公が奮闘する話。

家を出て行ってしまった母親との家族関係の修復、店を経営する事の難しさ、数少ない常連客との交流などが話のテーマに描かれています。

小学生が文房具店を経営するという無茶な設定ですが、人情だけではなんともならない現実的な厳しさを割と描いているのが新鮮。
なんとか店主として認められるべく奮闘している主人公を傍目に、もう誰も来ないからといってネトゲばかりやってまともに仕事をしない父親にイラッときました。
過去に何があったのかまだわかりませんがあまりにも酷い様な。

「ロケットペンシルってコレじゃないよなぁ…」と思いつつ読んでいたらあとがきでやっぱり作者の記憶違いだったという事が判明。なんてこった。
ていうかそれくらいは事前に調べたりしないものなんでしょうか。

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[投稿:2010-10-16 13:31:15] [修正:2010-10-16 13:31:15]

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