「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

この作品は絵は作者の他作品と比べると大分簡略化。(まぁ、2ページ連載ですし)

自分は単行本で読みましたが、雑誌では巻末漫画らしいです(ジャガー的な感じなんでしょうか)
そういわれてみると作品として「こりゃ凄い!」みたいな爆発力に欠けますが、巻末を締める作品としてはちょど良いという感じ。

しかしながら石黒先生の作品を読むと毎度毎度発想の柔軟さに感心します。
どこか今まで気付かなかった視点を持っているというか。
いわゆるアハ体験ですね。だから好きです。
あとそれ町と同じくさりげなく伏線回収されていたりとか。

フルットをはじめとする動物キャラのデザインがちょっとイマイチ…人間キャラは相変わらず良いと思うのですが。

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[投稿:2011-01-27 23:25:14] [修正:2011-01-27 23:25:14] [このレビューのURL]

ネタとしていろいろと有名な作品・作者なので多少の知識はありますが、アニメ版をきちんと見たことはありません。

島本先生本人がGガン描く日が来るとは思ってもみなかったので、島本先生のドモンが読めるだけで個人的にはワクワク。

ガンダムファイト自体の「これはガンダムなのか?」と思うほど一見やりすぎなくらい単純明快な設定と、シリアスを装いながらもところどころ真顔でギャグをやる島本先生の作品独特のノリが見事マッチしてます。
OP映像を漫画でそのまま再現したりもう色々やりたい放題です。

ガンダムの作画自体は宮北和明という別の方(先生のアシ)が描いているそうなのですが、画力は高く島本先生の熱さに負けない迫力あるガンダムファイトを描かれていますのでバトルとしてもちゃんと読めるものになってます。

シリアス、ギャグ、メリハリあって二冊あっという間に読み終えられました。続きが楽しみです。

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[投稿:2011-01-26 23:29:28] [修正:2011-01-26 23:29:28] [このレビューのURL]

小学校から中学、高校と成長するに従ってはっきりと分かれてくる「男子」と「女子」の違い。
サッカーをやりたくても「女子だから」という理由で試合に出してもらえない主人公・望。

そんな中、望はたくましく成長し立派なサッカー選手となっていたかつての弟分、ナメックと再会します。
「フィジカル」でどうしても男子には敵わない。
サッカーはフィジカルが全てじゃないけど、全ての中の一つであるというのは作中のセリフですが、それが主人公の悩みそのものです。

サッカーにはフィジカル以外にも戦い方がある。
それをナメックに証明するために望はピッチに立つのですが…

試合の中で無意識にフィジカルに囚われていた望がじょじょにかつての本来の自分のプレーを取戻し蘇って行く様が爽快です。
また、思春期まっただ中の作品なのでどそういう点でも爽やか。
タイトルも読んでから改めて見ると切なさを感じさせる良いタイトルだなと思います。

テーマ的には短編向けなんですが、二巻使って描かれているのでストーリーもしっかりしていて良い作品でした。

個人的にはキャラの魅力を更に引き出せるような描きわけができていればもっと良かったなと…

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[投稿:2011-01-25 23:33:05] [修正:2011-01-25 23:34:02] [このレビューのURL]

昨年の人気アニメの一つ「Angel Beats!」の本編開始以前の内容を漫画化した作品です。
なので主人公は音無ではなく、音無の相棒的存在だった日向が実質的主人公となっています。

言う間でもなくアニメ版のファン向けです。
アニメ版を見てもっと色々なストーリーが見たい・読みたいと思った方は是非。

この作品というか原作者のギャグはツボに入るときとダダ滑りな時の差が割と激しく、この漫画版含め「Angel Beats!」全般は自分はあまりギャグが楽しめませんでした。

良いと思った点はキャラデザ元の雰囲気をよく残していて、崩れない点でしょうか。

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[投稿:2011-01-24 22:36:15] [修正:2011-01-24 22:36:15] [このレビューのURL]

「迷宮」などとなんだか仰々しいタイトルですが、中身はよくできた女中さんのヤイさんがひたすら可愛い日常系作品です。

この作品の見どころはなんといってもヒロインのヤイさんの魅力に尽きます。
男の妄想をブチ込んだといっても過言じゃない設定のヤイさんですが、昭和という少し哀愁を感じる時代設定と画風がぴったりマッチ。
ヤイさんは「一昔の女性」として描かれる事で、現代には到底いなさそうなこのキャラクター造形に違和感を持たせません。

そんな訳で「昔は良かった」という哀愁を覚えさせるような作品です。
絵・キャラ・設定自分好みで面白かったです。

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[投稿:2011-01-22 15:37:37] [修正:2011-01-22 15:37:37] [このレビューのURL]

祖父の古いカメラをうっかり橋から落としてしまい、下をみたらそこには壊れたカメラと袴姿の女の子が・・・
というありがちなボーイミーツガールもの。

主人公のメガネかカメラ越しでないと対人恐怖症でっていう設定がどうもリアリティを感じられず、いまいち。

それ以上に出会い方からして「きっと何か隠された正体があるんだろうな」と勝手に思っていたヒロインの正体があまりにもあっけなさすぎて拍子抜けしました。
全1巻で終わってしまったが故にこういう結末になったのかもしれませんけど…

表紙買いしてなんとなく「異国迷路のクロワーゼ」的なものを期待したのですが、やはり表紙買いに過度な期待は禁物ですね。

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[投稿:2011-01-19 22:49:45] [修正:2011-01-19 22:49:45] [このレビューのURL]

女の子のおっぱいが大好きな女の子が主役の設定の学園もの。

主人公がおっぱい大好き、という点を除くとごくごく普通の漫画な気がします。
絵も内容も別にエロさを強調したモノではなく、雰囲気は少女漫画の様な感じ(きららフォワードらしいと思います)。
というかおっぱい好きな設定が無くても成立しそうな気が…w
なのでどこか突き抜けた様な部分は無いのですが、面白さも安定していて個人的には好みです。

※1/17 6→5
二巻であっさり終わりに。
二巻のアイドル編は微妙でした。
短くまとまってしまったので各ヒロインの個性の掘り下げもイマイチ足りないかなと思います。

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[投稿:2010-09-24 00:10:09] [修正:2011-01-17 23:27:25] [このレビューのURL]

「BLOODY MONDAY」第二部。
しょっぱなから誰が本当に味方なのか読めない、予想を裏切る展開。
作風自体は相変わらず、といったところです。
いくら裏切りの連続でも同じ様な展開が続いてはマンネリ化すると思うので、第一部の焼き直しの様にはならないで欲しいです。
さらに進化した電脳戦に期待します。

内容からは外れますがカバーの装丁は第一部より好み。

※1/14 6→5
展開がどれも焼き直し感が強くてイマイチ新鮮味がなく、続きが気にならなくなってきたので減点します。

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[投稿:2010-03-30 00:10:33] [修正:2011-01-14 23:04:37] [このレビューのURL]

「『よつばと!』とかそういった感じの漫画が好きな人ならお勧め!」っていう感じのレビューをどこかでみかけて、それで読んでみようと思ったのがきっかけだったかなぁ?と思います。

個人的には、「ネタのわかりやすさ」「キャラクターの良さ」「作画・キャラデザの良さ」「デフォルメ顔のかわいさ」などあらゆる面で好みの作品であり、正直4コマ漫画の中では「あずまんが大王」よりも好きかもしれません。
4巻で乃莉となずなという新入生が登場して「果たして6人になって各キャラをしっかり動かせるのだろうか」と心配だったのですが…流石でした。
なんかもう最高に癒されます。
しかし作中でも緩やかながら確実に時間は経過していて、ヒロと沙英が修学旅行に行ったり進路を考えだしたりしています。
ヒロと沙英が卒業したら「ひだまり」は終わってしまうのでしょうか。

キャラの個性もありますが、複数のキャラが織りなす化学反応みたいな面白さも魅力だと思うので、卒業後新入生をまた登場させていってもうまく行きそうな気もしないでもないですが・・・無理ですよね。
「いつまでも続きが読みたい」とついつい思ってしまう魅力がある作品です。

※1/14 全体的にレビュー修正

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[投稿:2008-12-28 00:30:46] [修正:2011-01-14 23:02:03] [このレビューのURL]

「ドカベン」「あぶさん」と並ぶ水島御大の代表作。
球界のお荷物球団・弱小メッツの個性豊かな選手たちを描きます。

水島先生の過去作は人情物がとても上手い。
それに絵柄その時代の雰囲気がとてもマッチしています。

メッツの一癖もふた癖もある選手たち一人づつにスポットを当てて描かれる前半の連作読み切り時はどれも高い完成度。
この作品の評価もそちらの方が高い傾向がある気がします。

しかし、現在「野球狂の詩」を象徴するキャラといえば鉄っつぁんと五利監督の次にくるのはやはり「水原勇気」です。
自分は水原勇気編の方が好きかもしれません。
(もちろん前半あってこその水原勇気編なのですが…)
本作の後半にあたる「水原勇気編」は今まで短編連作だったものから一転してストーリーものに変化します。
その際に今までの短編で登場した、いわば「パラレルワールド」の東京メッツの選手達の設定を整理されました。
火浦、立花、国立、金太郎、甚久寿、日の本などなど短編で見せた個性を残しつつも一つの「チーム」として東京メッツが描かれる様になった事でようやく世界観がひとつに固まった事が好きな要因の一つです。
後はやっぱり「ドリームボール」の存在がもうワクワクものでした。
ホントの最後の最後までどんな球だったのか明かされなかったので…

またいつか読み返したいなぁ・・続編は読みたいとは微塵にも思いませんが。

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[投稿:2011-01-14 00:22:42] [修正:2011-01-14 00:22:42] [このレビューのURL]

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