「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

「うみねこのなく頃に」を元にしたギャグ4コマ。
また、時系列としては主に本編に登場するメインキャラ(戦人、真里亜など)が六軒島に来る前の話で、メインキャラは紗音とベアトリーチェとなっています。
郷田や嘉音なども巻き込んで展開するドタバタコメディです。
本編と比べてのギャップが当然ながらすさまじいですw
「原作の雰囲気が?ry」とか気になる方は読まない方が良いでしょう。

原作ありきの4コマなので原作知らない人にはもちろん薦められませんが、(大きい期待はしてなかったのもありますが)結構楽しめました。
絵も4コマとしては十分でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-30 23:27:00] [修正:2009-12-30 23:27:00] [このレビューのURL]

7点 ONE OUTS

既にレビューであがってますが、エンターテインメントとして読みましょう。
野球漫画だと思って読むと「プロなめんな!」と憤慨したくなりますが、その評価はこの作品にはお門違いというか…

野球経験者でもあっと言わせられるような予想外な渡久地の作戦の数々、最後まで楽しんで読めました。
主人公が最強すぎて途中から負けが予想できないのは欠点ですが。
逆に毎回負ける彩川の悔しがるリアクションは笑えましたw

ストーリーとしても一年間のペナントの最後までを描き切るという形なので脱線も引き延ばしもありません。
絵はお世辞にも上手いとは言えませんが、キャラの描き分けは上手ですし、ライバルが魅力的なのが多いので「主人公だけ」の作品ではありません。

どんどんハードルのあがるオーナーからの要求を主人公はあの手この手でかいくぐっていくので、まとめ読みすると面白いでしょう。
読み返す時に途中から読んだりしづらいという欠点もありますが・・
自分の本棚に一生残る様な傑作だとは思いませんでしたが、「野球漫画へのアンチテーゼ」としてちゃんと成功した作品だとは思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-30 16:38:09] [修正:2009-12-30 16:38:09] [このレビューのURL]

60年前から幽霊として生きている人達のいる喫茶店、方舟でのひと夏を描いた作品。

また、ただ幽霊がいるっていうだけでなく、その人と「通じる」事でタイムトリップが行えるようになり、それを利用して過去に戻っていろいろとするという話です。

時間を使った話、という事でドラえもんの様にタイムパラドックスを楽しむ事が出来、伏線の張り方や構成が上手です。
また、タイムトリップでのドタバタコメディ以外に、幽霊であるあらしやカヤの生きていた時代、つまり戦時中に戻り当時救えなかった人を助けていく、というシリアスなストーリーも展開されます。
ここで「凄い」と思ったのは、こちらの時代に飛んだ時の絵の変わり様です。急に荒々しく、黒く、怖い。「本当に戦時中にタイムトリップして来てしまったんだ」という感じがしました。こんないろんな絵がかける方だとは知りませんでした。

前作より好きな点は、2巻の時点でキャラが出そろいこれからも登場キャラが増えそうにない点。
潤の秘密とかベタかもしれませんが読んでて面白いです。
また「ひと夏の話」と決まっているのでそこまで長くならずに終わりそうな点も期待。
だらだら長くなってしまう様なら減点します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-29 23:40:24] [修正:2009-12-29 23:40:25] [このレビューのURL]

単に登場キャラクターがオタクなだけであり、描かれるドラマ自体は誰でも楽しめる作品だと思っています。
ただし、オタクのみが気づけるパロディ等が多いのも事実で、アニメ・ゲーム・マンガに精通している方程そういう面でくすっと笑えるでしょう。

オタク達の大学生活を描く中に咲とコーサカという一風変わった存在を投じる事によって、より斑目達の「オタク的言動・思考」が浮き彫りに。
読んでいて、咲と比べて「自分の思考はやっぱりこっちに近いオタク資質だなぁ」と共感する場面多数でした。咲にツッコまれると自分がツッコまれた気分でした(笑
とにかく言動のひとつひとつに「あーこういう事あるある」とリアリティがあって面白い。

オタクを描く作品という割に(というと悪い言い方かもしれませんが)、恋愛の話は多く、特に後半の笹原と荻上の話はじっくりと描かれています。
「こういう大学生活が送りたかった」と思う人が多いのは、ここらの恋愛模様の描き方が、「青春らしい雰囲気がありつつも、オタクならではの恋愛だという所も失わない」絶妙なバランスだからだと思います。
ただ普通の恋愛では「こんなオタクいねーよ」になり、オタクすぎる恋愛模様だと「青春らしくない」となってしまいます。
そこのバランスの上手いおかげで、「あぁこういう大学生活できるならしたかったな」と思えるのではないでしょうか。
もうひとつは、こうして自分の趣味を隠さず話せる相手がいるって事ですよね。

濃い内容の割に全9巻と短いので、飽きずに一気に読めてしまいます。
絵は徐々に変化して簡略化されていきますが、一気に読むとそこまで気にならないです。
人物、背景ともに手抜きがなく丁寧に描かれていてとても読みやすいです。
「アフタヌーン」を知るきっかけとなった作品だけに、連載が終わったのが3年も前というのがちょっと信じられない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-28 06:38:06] [修正:2009-12-28 06:38:06] [このレビューのURL]

表紙からもうバシバシと惹かれるモノがありました。
既にレビューされている様に、絵が非常に綺麗です。
和服の柄などを丁寧に描かれていて、ページがとても華やかです。
まずはそこですね。表情の描き方もかわいいし、面白い。

遠い異国の地フランスで奮闘する日本人の少女・ユネと、百貨店の台頭によって窮地に立たされた商店街を守る為奮闘するユネの店主・クロードの二人の交流がメインとなっています。
主人公はユネなのでしょうかね。クロードの方が心理描写も多いのでクロードも主人公と言えるでしょう。

たびたび作中で描かれる日仏での「文化の違い」の描写もとても新鮮で面白い。
日本文化の奇特さが舞台がフランスという事で浮き彫りになり、同時に日本文化の良さにも改めて気づけました。
日本人が外国人として描かれる漫画というのがなんとなく面白いなーと思います。

ストーリーも「絵が華やかなだけな作品」で終わらない、二人の絆や成長をしっかり描けていて、これからも続きが読みたいと思える良作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-28 01:58:47] [修正:2009-12-28 01:58:47] [このレビューのURL]

半分エロマンガといっても過言ではない内容。
そういう内容の漫画が読みたい!っていう方なら止めませんが、普通に楽しい漫画を探してるという方には薦めません。

百合もあったりとバリエーションは豊富でした。
けど面白いとは思わなかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-28 01:19:27] [修正:2009-12-28 01:19:27] [このレビューのURL]

ひぐらしデイブレイク漫画版はこっちこそ本物だ!と断言します。

以前レビューを投稿した「ひぐらしデイブレイクポータブル」は竜騎士07氏ではない方がストーリーを作って漫画化されたのですが、
こちらの「昼壊し編」は竜騎士07氏が書き下ろした外伝「昼壊し編」を漫画化されています。

謎だらけだったり、怖かったり、そして熱かったりする「ひぐらしのなく頃に」本編ですが、これは「番外編」。
公式でありながらifストーリーであり、完全に「ギャグ」の内容です。
中の人・アニメ・ゲームなどのメタなネタ、麻雀をはじめるとキャラの顔がア○ギになる、「嘘だッ!」をセルフパロディするなどネタ多彩でいかにも外伝って感じです。

ひぐらしシリーズが好きな方ならば是非お薦めです!
予想以上に笑わされました。
絵もひぐらし本編を任せられるような絵柄ではなく、ギャグ話な今回にぴったりだったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-26 06:06:58] [修正:2009-12-26 06:06:58] [このレビューのURL]

ヤンジャンの隠れた良作だと思います。
(単に自分が普段YJを読んでなくて知らなかっただけですが)
へーこんな作品がYJにあったんだ。という第一印象です。

今、もし東京が巨大な地震にみまわれたら・・・という災害ものです。
ifの世界の設定なのですが、理論は一応とおっていてリアリティを感じられました。

主人公はいかにもヘタレな奴なのですが、チェリストの少女石井あゆみとの出会い等をきっかけに大震災の最中勇気を振り絞り成長していきます。
ヘタレだけど困ってる人は見捨てられない人の良い主人公なので、イラつきはしませんでした。
それと結構石井さんの為に無茶をするので「よく生きてるなぁ」とよく思いました(笑)
もちろん、主人公をメンタル面で成長させるきっかけとなった石井さんの魅力も欠かせません。

画風は一昔前な感じもしますが、パッと見で読みやすく、自分がこの作品を知ったのも立ち読みからでした。
全4巻となっていますが、1-3巻と4巻で別の話です。
4巻はオムニバス形式のストーリーとなっています。
自分はやはり3巻までの内容が大好きで、4巻は読んで正直微妙でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-24 17:54:13] [修正:2009-12-24 17:54:13] [このレビューのURL]

「ぱにぽに」が好きな方以外にはお薦めしません。
また、作者である氷川へきる先生の作品を読むにあたっては「ぱにぽに」から読んでもらった方が良いと思います。
この作品から入るのは絶対に薦めません。

ぱにぽによりはよりマニアックなネタです。
これは掲載誌の影響なのでしょうかね。
作風自体もたいして変わりません。
主人公も元は「ぱにぽに」のメインキャラの一人ですし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-24 05:04:27] [修正:2009-12-24 05:04:27] [このレビューのURL]

「ひぐらしのなく頃に」に続く竜騎士07作品の漫画化、第一弾。
このEpisode1および現在はEp3を連載されている、「夏海ケイ」先生の漫画は初めて読みました。
原作の内容、雰囲気をうまく漫画化している事ももちろん高評価ですが、それ以上にこの先生によるキャラのアレンジがとても気に入っています。

アレンジ、というのは竜騎士07氏の書いたキャラクターを違和感なく自分の絵にする事を指しています。
竜騎士07氏の絵は「ひぐらし」「うみねこ」どちらでもよいので原作を知っていればわかると思いますが、非常?に独特で万人受けする絵とはとても言いきれません。
絵も独特なのに加え、服装もかなり奇抜な為慣れるまでが若干ハードルが高いです。
それを自分の絵と違和感なく融合させ、「むしろこっちのデザインの方が」と思えた程かっこよくなっていました。
「ひぐらし」と比べて登場人物の平均年齢が大分高い為、
8頭身に近い形の絵の方が違和感無いですし、あんなに「変な格好してるなぁ」と思っていた服装もこのEp1漫画版ではそう思いませんでした。

「おそらく竜騎士07氏の頭の中でのドラマはこういう感じの絵で動いてるのではないか?」と思える程。
洋館ミステリー風な雰囲気とキャラが良くマッチしてます。
Ep3も作画を担当されているというので、期待しています。

読んでいてひきこまれる様な演出も上手いです。
アニメ版よりは間違いなく原作の雰囲気が伝わります。


内容については…まだ原作が完結してないのに薦めるのはアレなんですが「訳がわからない」で切るのは勿体ない(って言える様に完結してほしいなぁ笑)
この作品は「犯人は誰か」というミステリーとは違い、更にその一段上な世界で「この事件は人間の犯行と証明できるか、できない(魔女と魔法の仕業)か」という事を推理していくなんともメタ的な作品です。
ep1は推理以前の状態で終わるでしょう。まだまだ序の口です。
「うみねこのなく頃に」がどういう作品なのか、はEP2になれば掴めてくると思います。
とりあえず、Episode1はキャラの名前を覚えて、謎だらけの内容に翻弄されて下さい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-24 02:58:49] [修正:2009-12-24 02:58:49] [このレビューのURL]

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