「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

9点 ARIA

[ネタバレあり]

地球歴2301年、かつて火星と呼ばれていた惑星AQUAの都市ネオ・ヴェネツィアで、一人前の水先案内人(ウンディーネ)になるために奮闘する水無灯里の日常をコミック1巻=1季節のペースで描く。

ストーリーといえば本当にこれだけです。
その何気ない日常の描写の仕方が素晴らしく魅力的でした。

正直最終巻買うの少しためらいました^^;
AQUAでの灯里たちの日常がもう読めなくなるのかと思って。
最終巻ではその「何気ない日常」をそのまま描いて終わるのかと思えば全く逆でした。
「ARIA」作品内での「今までの日常」の終わりを感じるキャラクター達と「ARIA」という作品が終わってしまうという読者である自分のの心情が見事にシンクロしました。
そのおかげで作品の終わりを惜しむと同時に、これからまた頑張っていこうという気持ちになれました。
素晴らしい締めくくりだったと思います。


この漫画を買おうと思っている方がいましたらひとつアドバイスします。
「一気買い」しない方が良いですよ。
一巻ごとに季節が移りかわるように描かれているため、実際の季節の移り変わりとあわせるように買って読むと一層楽しめるでしょう。
自分はほとんど一気に買ってしまったので若干後悔気味です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-06-07 03:49:24] [修正:2009-01-31 15:31:12] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

[ネタバレあり]

自分の中で「これ面白いよ!」と万人に薦められるマンガ第一位。
といっても知名度が高いのでそんなことする機会が自分の周りには無いほどですが。

友情、努力、そして勝利。
ジャンプの三本柱を見事に書ききった傑作だと思います。

ギャグが面白いのでキャラが敵味方問わず非常にたっていて、インパクト強いです。

ストーリーとしてはやはりメンバーが揃って大会がはじまる10巻以降が爆発的に面白いと思います。
しかし一試合一試合濃密に描く為、長ったらしいと感じる人も。
週刊でジャンプで読んでいた方はそう感じるのかもしれませんね。(自分は単行本派だったので感じませんでした)

また、絵の上達が非常にめざましく、はじめと最後でまるで別の漫画です。
最終巻における台詞なしで描かれる最後の攻防は必見です。


先生…続きが読みたいです…

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-08-10 02:51:56] [修正:2009-01-31 15:29:59] [このレビューのURL]

「モンキーターン」でもそうだったが、マイナーなジャンルを描いているという事を作者がよく理解しているので、解説が非常に丁寧でわかりやすい。

主人公とヒロイン共に書道の初心者、主人公に至っては帰国子女で習字すらよくわからない。
こういう設定のおかげで主人公たちと同じ視点になって読むことができ、漫画からいろいろ教えてもらっている感じがします。

また、書道そのものだけでなく、学校の文化部のひとつとしての「書道部」の描き方もリアルで取材をしっかりしてるなぁと思いました。

巻数を重ねて徐々に世界観がひろがってきておもしろくなってきたので一点あげます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-08 01:25:59] [修正:2009-01-26 05:05:36] [このレビューのURL]

選手たちの試合での声の出し方や先生の話に対するリアクションや親との接し方などどれも「あるある^^」と思うほどリアルっぽい感じでそこがいいです。
経験者は共感する点が非常に多いと思います。

主人公のキャラクターだとか、絵柄とかが受け付けないで敬遠する人も多いとは思います。
自分も漫画を読む時に絵柄を結構気にするタイプで、はじめは駄目だったのですが、試合がはじまるとその内容の濃さにハマってしまいました。

自分はこんな考えながら野球してたかなぁと思いましたね。
もしもう一度野球をやれたらこんな風な練習とか試合してみたいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-10 03:14:52] [修正:2009-01-04 05:02:44] [このレビューのURL]

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