「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

一応作者のエッセイ風漫画なんでしょうか。
Yながのオンオフでの顔の変わりようにぎょっとして笑いました。
なんか実際そんな感じなのかもしれないって思うと…w

食事の味の表現の仕方や蘊蓄が多彩で、作者のグルメっぷりが物凄く伝わってきます。(『西洋?』なんかもそうでしたが)
食事の中での会話の数々がもうホントに「食べるの好きなんだな?」っていう感じ。
自分自身は食事は割となんでも良いっていうタイプでグルメとは程遠いので、逆にここまで色々食事って楽しめるモノだったかと思いました。
所謂「おいしい店」っていうのを探してみたくなります。

また、食事の食べ方ひとつで人の個性って表現できるんだなってのも面白かったです。

一応ストーリーも存在する事は存在し、それも面白いですよ。でも最終回であまりストーリーとしてはまとまってない気が。
まぁ半フィクション位な感じにも見えたので仕方ないかもしれませんが。。

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[投稿:2010-09-30 00:20:32] [修正:2010-09-30 00:20:32] [このレビューのURL]

短編集ですが、舞台や登場人物は重なるものもあるので短編集特有の「話ごとにガラッと絵や雰囲気がかわる」という事がありません。
かつて存在した都市に住んでいた人々の物語を描いています。

単純に各話のまとめがどれも上手だと思いました。
個人的に好きなのは2話と5話。
ギャグ要素は皆無。

あと、なんだかこの作品は特に作者の性癖がいかんなく発揮されているように感じました。露骨です。

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[投稿:2010-09-29 00:32:45] [修正:2010-09-29 00:32:45] [このレビューのURL]

軽音楽部を舞台としたストーリー4コマですが、音楽漫画としては過度な期待しないで読むのが正解です。
掲載誌はまんがタイムきららで、メインキャラは女子高生ばかり。
この時点でキャラクターのかけあいを楽しむ作品なのだとまぁ覚悟して下さい。

読んでいて思ったのは作者の澪の扱いの良さ。(特に序盤)
アニメ化に際して「あー澪が人気になるだろうなぁ」と予想がつくほどのプッシュっぷりでした。

絵 1巻序盤は下手すぎてキャラが可愛くないです。
1巻の中盤から終盤にかけてようやく安定してきてまぁまぁ読めるようになります。3巻以降は更に上達して大分変化してます(大抵の漫画はそうかもしれませんが、キャラの可愛さが重要なジャンルだと思うので)

キャラクター 
特段強烈で斬新な個性を持ったキャラ、というのはいないのですが高校になってから知り合った軽音部のメンツがじょじょに仲良くなって関係が変化していく様が良かったです。(梓とかムギとか)

あとこの作品の単行本は、各話のサブタイトルもなければ目次もないのでそれが少し不便です。

※9/28
完結に伴い多少レビュー修正。
他の方のレビューの中にも有るように、アニメによる補正が自分にもかかってないとは言い切れません。
アニメ化する前に買っていた1-2巻と、その後に発売されて読んだ3-4巻では印象が全く違います。
1巻 5点 
2巻 6点
3巻 6.5点
4巻 7点
という感じで、作者にもアニメ化の大ヒットによって多大なプレッシャーがかかっていたとは思いますが、後半の二巻の方が断然面白く感じました。
巻を重ねるたびにじょじょに面白くなっていって、一番面白い所で終われた理想的な終わり方をしたと思います。
終盤の描き方も原作とアニメで同じ様で全く違っていて、どっちが良い悪いではなくどちらもそれぞれ良い面があります。どっちも好きです。
この人気絶頂の中すぱっと終わったところが良かったので更に点をアップします。

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[投稿:2009-07-20 23:29:05] [修正:2010-09-28 00:37:29] [このレビューのURL]

それぞれ特殊な能力を持つ4人組が、警察とは全く関係なく犯罪者を闇から闇へと葬っていくという単純明快なアクションストーリー。

ストーリーも世界観もキャラクターも全部どこそかのアメリカ映画の様な感じであり、B級な臭いがします。
けどつまらないか、というとそんな事はなく、深く考えずに楽しく読める作品だと思います。
マナの手に仕込まれた仕掛けの数々とか、やっぱりわくわくしちゃいますし。

一巻の時点ではまだ4人組のキャラと能力の紹介的な内容で終わっていますが、今後大きなストーリーが展開されるのでしょうか。一巻の様な一話完結もののノリの方が個人的には長くなりすぎないので好みですが…

絵は十分上手だと思いますがまだまだこれから洗練されていくと勝手に予想してます。

それにしても内容や作品の舞台等を考えてみても、何故タイトルが漢字四文字なのでしょう。横文字や英語のタイトルの方が作風にはあっている気もしましたが…まぁそんな処突っ込んでもどうしようもありませんね。

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[投稿:2010-09-23 02:34:06] [修正:2010-09-23 02:34:06] [このレビューのURL]

「君に届け」の爽子を更に酷くさせた感じの主人公・マコが、オカルトマニアと破滅主義者の姉二人に振り回されるギャグ4コマです。
姉達の奇行に巻き込まれた結果、常識人なはずなのに周りからは誤解されて恐れられてしまうマコ。
いわゆる「オカルト」とか「ホラー」を逆にネタにしたもので、見た目以上に軽い気持ちで読めます。
ホントに二人の姉がどうしようもないくらい酷いのでマコが不憫。それが面白いんですが。

作者が凝り性なのかわかりませんが、おまけページや小ネタがやけにこってます。
あとカバーの折り返し(実際はこの単行本は『カバー』は存在しないのですが…)を見ると既に18巻までの刊行予定とサブタイトルまで決まっているという(笑

雰囲気で和んだりする作品ではなく、4コマらしく起承転結のついている作品なので無難に楽しめると思います。

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[投稿:2010-09-22 01:06:24] [修正:2010-09-22 01:06:24] [このレビューのURL]

綿流しのお祭りの晩に毎年起きる連続怪死事件、突然豹変するキャラクター達、そして避けられぬ終末の運命。
「ひぐらしのなく頃に 皆殺し編」は最終章の一つ手前の章ですが、この章まで読むことで漸く「ひぐらし」の世界を包んでいたこれら全ての謎が明らかなります。

とにかく内容を書こうとするとネタバレになるので…
「避けられない」と諦めかけていた「運命」を梨花達以上の強い意志でもって実現させてきたのは一体誰の仕業だったのか。
そしてその強い意志によって作られる「運命」を打ち破る「奇跡」を起こすには何が必要なのか。
そこまでが判明して幕となります。
最終章はその全てのキーがそろった状態での「模範解答」の様なものです。

それまでのコミカライズが概ね良い感じで来ていたので、連載開始時は「ここに来て作画が新しい方になるってのは正直大丈夫なのかな」と少し不安でしたが、杞憂でした。
絵に関しては一番上手かもしれません。(個人的には少しレナに違和感ありましたが…)

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[投稿:2010-09-20 01:21:08] [修正:2010-09-20 01:21:08] [このレビューのURL]

よくあるハーレムものかと思いきや、良いハートフルラブコメ作品でした。

主人公とヒロインに毒が無さ過ぎて、ラブコメお決まりのくっついたり離れたりすれ違ったり喧嘩したりっていうイベントが一切無く、くっついたら最後まで一直線っていうのが若干物足りなく感じましたけど、そこまでマイナスではないです。
悪人も登場しなければ恋のライバルも登場しないので、刺激を求める方には向かないかも。
ギャグパートでもボケとツッコミよりも、あずまんがの様に「間」を使って演出する事が多くどこかまったり感が漂う事が多かったです。

絵はガンガンらしい萌え系の絵柄ですが、小島先生の絵はそういった絵柄の一つの完成形とも言えるくらい上手で、安定しています。
でもちょっとモブのキャラになると顔の見分けがつかない時があったかな…

キャラクターの個性も珠ちゃんとか黒崎親子とか部長とか良いのが多かったです。
桃とかはこういう作品にはよくいるベタな奴なんですけど、読み切りの外伝であっといわされましたし、灰原は「作者がもてあましているなぁ」とか思ったら最終巻で良い格好見せてくれましたし。

一話の中で普通の漫画の時と4コマの時とを使い分けたり、さらっと一話をゲームブック形式で描いてしまったりと色々と作品を面白くするための工夫もみられて好感触。
7連チャン見開きのシーンとかも驚きました。重要なシーンとはいえここまでページ割いちゃうのかと。おかげで凄い印象に残りました。

ヒロインの多重人格という病気が一つのキモなんですが、他の方が述べているようにこれを「病気」ととらえるならちょっと扱いが軽いようにも感じますが、そこまでリアル嗜好な作品でもないですし(棗だって手品という名の瞬間移動したりしますし)、あまり深く考えすぎずに読めば普通に楽しめました。

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[投稿:2010-09-18 01:45:09] [修正:2010-09-18 01:45:09] [このレビューのURL]

ほのぼのしているし、過度な萌えでもなく、4コマ漫画らしい作品。
続編というか「2巻」といっても差し支えない内容なので大したことは書けませんが、素直に面白かったです。

ヨメとオットだけでなく、ダンナとツマコというもうひと組の夫婦を登場させた事で色んな愛情を見る事ができたのが作品の良い点だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-17 00:33:40] [修正:2010-09-17 00:33:40] [このレビューのURL]

説明が難しいですが、少年と少女の冒険物語というのが一番無難でしょうか。

シロとイコロ、感情が欠けている二人を主役としていくのは面白いと思いました。その設定がそこまで上手に活かせていなかったですけど…。
「ヒトガタ」と「太陽」というキーワードが何度も登場しますが、一つの単語に多くの意味を詰め込みすぎて逆にわかりづらくなっていた様な。
あともう自分は「空気が毒」とかいわれるとそれだけでナウシカを連想してしまう…

5巻までと6巻以降で何年か休載があったので、そこから(特にキャラの)絵が激変しています。まぁ自分は高橋しん先生の絵に関してはもともと好きなので特にいう事はないです。

ストーリーも5巻まででいったん区切りがついて、そこから数年後が6巻以降。
サンデーでは6巻以降の第二部から読み始め最期まで読んだ後、単行本が完結したつい最近まで単行本は一切手を付けていませんでした。
あれだけ遅れた単行本でははたしてどういったラストになっているのか、と期待したのですが結末自体は雑誌の時と同じでした。(…ですよね?)
しかしそこまでに至る過程がかなり加筆されていて、そこに作者が単行本を大幅に待たせてまで主張したかったメッセージがこめられている、と感じました。
終盤のイコロやヨナの熱い台詞の数々は読みふけってしまいました。

作者が財産をはたいてまで完結させた少年と少女の冒険成長譚。
正直結構好みが分かれるとは思いますが…バトルやラブコメとはまた違う少年漫画らしい作品だと思います。

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[投稿:2010-09-13 01:04:17] [修正:2010-09-13 01:06:06] [このレビューのURL]

「Q.E.D 証明終了」の加藤元浩先生の作品群の中で黒歴史扱いされている本作。

原作は知りませんが、原作を知っている方からすると「これのどこがアクトレイザーじゃ」という位関係ないらしいです^^;
RPG原作なので剣に王宮に魔法に悪魔にドラゴンにといかにもな要素タップリ。

1巻が第一章。2巻から時代が変わって第二章となります。
二巻以降に一巻のキャラもちょびっと出てきますが、正直そこまで深くかかわってこないので一巻まるまる使う必要はあったのかと疑問です。
二章の方がメインストーリーという感じです。キャラも二章の方が個性があって好きです。

絵は「Q.E.D」の初期に近いですが、作者の特徴はそのままでありアクションなんかはむしろこっちの方が現在よりうまいんじゃないかと。

原作とかけ離れているという点を除けば別に黒歴史扱いする程酷いものでは全然ないと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-11 23:37:10] [修正:2010-09-11 23:37:27] [このレビューのURL]

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