「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

「げこげこ」よりも構成・オチ・見せ場など全体的にレベルアップし読みやすく、面白くなっています。

連載している作品と比べると「設定ありき」な出オチの様なものも多いのですが、これはこれhで短篇の魅力かなとも思います。

収録作には外れがなかったと思ってますが、個人的に好きなのは「がんばってちゃんとやめよーぜ」と「風穴頭と百鬼町」。

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[投稿:2010-09-11 01:18:41] [修正:2010-09-11 01:18:41] [このレビューのURL]

全三巻という決して長くない中で各キャラがしっかりと立っていて、二転三転する展開に読みふけってしまいました。
プロローグのつかみも上手です。

お寺の跡継ぎを巡って繰り広げられる昼ドラ的な内容。
檀家との関係とか、そういうものに疎い自分には色々新鮮でした。
ただ主人公のめぐりは基本的には明るいキャラなのでそれが清涼剤となってます。

終盤はやはりこの作者らしく、キャラクター本人でさえ気づいていない/気づかないふりをしていた自分の本心が暴かれます。
ここらの描写がやはり上手で、読み応えありました。

あと作中いくつか出てくる信玄さんのありがたい言葉の数々も面白かったです。

きづきあきら先生の作品はこれで三作目でした(ヨイコノミライ→モン・スール→これ)が、今の時点では一番好きな作品です。

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[投稿:2010-09-10 00:11:13] [修正:2010-09-10 00:11:13] [このレビューのURL]

原作未プレイ。
ウェブで無料で読めます。でも買いました。
某フルメタルな兄弟と違い「錬金術士」らしいです。
(自分には違いがわかりませんが…汗)

絵が魅力的。
でもかきこみが凄すぎてアクションシーンなんかでは逆に何が起こっているのかがわかりづらかったり。
でもこの絵なら原作の雰囲気を比較的壊さないんじゃないかなと思います。

あまり難しいストーリーでもないし、結末も想像しやすいので気楽に読める作品だと思います。
変にラブコメしたりするよりは、主人公の成長を描いていって欲しいですね。原作あるので大丈夫でしょうけど…

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[投稿:2010-09-08 23:50:18] [修正:2010-09-08 23:50:18] [このレビューのURL]

なんの前触れも伏線もなく化学教師・山田の手によって突然ヒロインを二つに分裂される展開には驚きました。

このめちゃくちゃな設定ありきな作品なので、細かいツッコミどころは気にせずに読んだ方が楽しめます。
一巻はとにかくいつ和也の化けの皮がはがれるのかだけを期待していたので、二巻以降が気になっていますw

でも正直現時点では主人公とヒロインがこれからどうやってラブコメ展開につながっていくのか想像できません…主人公がなかなかのヘタレなので。

作者のHPに行ったらもともとはエロ漫画家さんの様です。
道理でキスシーンがやけにエロかったり、最初に述べたように唐突な設定だったりしたんですね。妙に納得できました。

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[投稿:2010-09-08 23:34:46] [修正:2010-09-08 23:34:46] [このレビューのURL]

表紙買いでした…表紙は良いです。

「駅」とタイトルにあったので「環状白馬線車掌の英さん」的なハートフルなストーリーものかと思ったら、結構シリアスなSFものでした。
「ハイエンド系」というジャンルの草分け的な作品らしいですが、自分には絵もキャラデザもなんというか一昔前な感じがしました。

ストーリーは基本的に一話完結なのですが、一話一話のページ数が短く展開が早いので内容を把握しづらく、あまりのめりこめませんでした。

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[投稿:2010-09-08 23:07:57] [修正:2010-09-08 23:07:57] [このレビューのURL]

影を奪われ自分のアイデンティティを失ったウェンディが、ピーターパンを探しておとぎ話の世界を旅する冒険漫画です。

7つにわかれたピーターパンの影を回収していく上で、同じ様に影を奪われアイデンティティを失ったおとぎ話のキャラクター達を助けたり仲間にしたりして行くベタな内容。
「この作品、このエピソードは凄かったなぁ」って思えるようなインパクトがあるものがあれば良かった…

「影」が重要な作品なので、絵の白黒のはっきりとした感じは独特で良いです。全体的に安定しています。
特に二巻からはウェンディの髪の描き方がかわってより雰囲気が出てきます。

三巻後半は結構急展開。
こんな終わりになるとは思いませんでしたが、なんとなく良い感じにまとめていると思います。

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[投稿:2010-09-08 00:24:08] [修正:2010-09-08 00:24:08] [このレビューのURL]

かなり前の作品である事と、何より原作つきであるという事から作品の雰囲気に「あだち充」っぽさがあまり無いです。

内容はもうベッタベタ70年代さわやか青春ドラマです。

爽やか過ぎて今読むと台詞の数々がもうおかしくてたまりません。
「冷や水…飲むな… 腹巻き…忘れるな…」とか。これこの作品の決め台詞です。
(まぁこれはちょっと作品を斜に構えて読んだ場合ですが…)

普通に読めば話自体があまり長くないですし上述の通り凄い爽やかなのであっという間にさらっと読めるでしょう。
野球部の女子マネージャーが主人公なのですが、その「女子マネ」という存在に対しての偏見とかも凄い昔っぽくて時代を感じました。
青春ドラマが中心なので野球そのものの描写は期待してはいけません。バッテリーの二人だけでほとんど勝負決めてますし。
ベンチにいる女子マネが試合中にスタンドにいって観客から情報集めてベンチに戻るとかそんなとんでもないものもあったり。

時代を多少感じるだけで、決して悪い作品ではないですよ。

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[投稿:2010-09-04 00:57:01] [修正:2010-09-06 00:12:41] [このレビューのURL]

表紙は汚いおっさんばっかりが飾ってますが、実際は女の子達が実質的な主役です。(もちろん父親もこの作品に欠かせないキャラですが)

マイクロマシンという「自分の体内に別の人格がいる」みたいなちょっとSF風味な展開もときどきあったりしますが、基本的に日常コメディです。

絵は読みやすいし、キャラは一癖ある奴ばかり。
ギャグのテンポ良いし、他作品のパロディにもニヤリと出来る。
マイクロマシン達がからんでくると真面目にバカをやる所謂「シリアスな笑い」が今度は発生してきます(ノーパナイザーとか…笑)。

あっという間に既刊全巻読んでしまいました。
また好みにぴったりくる作品と出会えました。面白いです。


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[投稿:2010-09-03 00:10:49] [修正:2010-09-03 00:10:49] [このレビューのURL]

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