「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

設定が凄く面白くなりそうなので今後も期待。
偉人のクローン達による学園生活。
はたしてクローンはオリジナルと同じ運命を迎えるしかないのか、何が幸せなのか。

まだ謎が多く、どうやって話をまとめるのか予想できません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-23 16:34:07] [修正:2010-01-23 16:34:07] [このレビューのURL]

東方儚月抄から流れて、作者オリジナルであるこちらの作品も読みだしたのですが、これも面白いです。

芸能プロダクションが舞台の話なのですが…
序盤から主人公・木村(モクソン)のアイドルとしての人気の上がりっぷりはかなり展開が早く、苦労してトップアイドルに駆け上がっていく!みたいな内容は期待しない方が良いです。
むしろ天性のキャラクターと音楽の才能でどんどん成功し、短い内に事務所の経営を支える位の存在になってしまいます。

そこよりもモクソンがアイドルとして成功してく中、事務所内での所長やその他社員達の間でうごめく恋愛模様がメインです。
作中の言葉を借りるなら正に「泥沼っスね」という様な状態なのですが、
重苦しいドロドロした雰囲気を感じない為読んでいて苦痛ではありません。

そうなっているのは、モクソンのキャラクターのお陰だと思います。
自分自身も恋愛と仕事で悩んだりもしますが、皆が好きで、事務所の為にがんばりたいという純真なキャラクターが場を和ませてくれます。
また、作者の絵柄ももちろん良い意味で作品を軽くしてくれています。

とりあえずモクソンかわいいよ(結局そこかい)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-21 04:41:52] [修正:2010-01-21 18:03:04] [このレビューのURL]

東方Projectの漫画作品の中では一番シリアスな内容です。
ストーリーも全三巻丸ごと使う長編です。
作画担当の秋★枝先生の絵柄と、東方Project独特ともいえる台詞回しの力で、原作の幻想郷の雰囲気が十分に出ている点がファンとしては凄いと思いました。
間のとり方、表情、白黒の付け方などが上手い。

東方Projectのキャラ同士の会話は「言葉遊び」と称され、
公式にも(冗談とはいえ)Q&Aに「キャラクター同士の会話の意味がわかりません」と書かれている程独特。
つまり、東方Project知らない人が読んでも楽しめないな。という事です。結局は…w
原作ファンなら「おぉー原作っぽさが出てるな」という風に満足できるのですが。

その他この作品での見所は漫画での「スペルカード戦」でしょう。
実際絵にして動かしてみるとこんなにあっさりしたものなのか、という印象でした。もっと派手にドンパチかますのかと思ってました。
まぁあくまで「戦い」ではなく「弾幕ごっこ」なのでそういうものなのかもしれませんが。

「儚月抄」「三月精」「月のイナバと地上の因幡」とどれも漫画版東方は作画が良い人に恵まれているなと思いました。

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[投稿:2010-01-21 04:24:19] [修正:2010-01-21 18:02:10] [このレビューのURL]

6点 永沢君

なんとも陰気な内容で、タイトルの期待を裏切らない作品でした。
毎回の話のオチで大笑いというよりは、何かもやぁんとする様な、独特な笑いのツボをついてくるセンスは流石だと思います。
シュールというよりは、あらすじにあるようにシニカルっていうのでしょうか。

まさか永沢君にちょっとだけラブコメ展開があるとは思いませんでしたがw
あーちびまる子ちゃんのキャラ達も成長してんだなぁと感じましたw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-21 00:41:44] [修正:2010-01-21 18:01:36] [このレビューのURL]

ズガーーンとやられました。
バレエを題材とした作品ですが、同じバレエ漫画として有名な「昴」と比べると凄い現実的で生活感の溢れる内容です。
主人公たちのバレエの内容だけを描くのではなく、学校生活や、指導者達の悩み、バレエをする子供を支える親の悩みなどバレエをしている者は気づかない様な現実の側面も描かれるのが面白い。
また、女の世界ならではなライバル同士の確執だったり、嫉妬や妬みからくる嫌?な雰囲気も少女漫画らしく、良く描けてると思いました。

優秀でしっかり者な姉・千花に比べて平凡で、しかもバレリーナとして致命的な弱点を持つ主人公・六花。
弱い所を多く見せる為、感情移入しやすいです。
また後半になるにつれて序々に成長を見せる点も○。

バレエを踊るにしてもその技術ひとつひとつを丁寧に描かれていて、絵が極めて上手ではないのに、バレエが「綺麗だなぁ」と思えます。
取材をしっかりしているな、という印象です。

飽きることなく最後まで読めました。
序盤のとあるキーパーソンが4巻以降回想以外で全く登場しなかったのが意外でしたが。二部に出るのでしょうかね。
そして、この作品が8点じゃなくて9点となったのは最終巻の展開が全てです。
あまりにも予想外、衝撃的でした。そして感動的なラスト。
流石「24年組」と呼ばれる作家さんだなぁと思いました。
是非ネタバレを読まずに最後まで読んでほしい作品です。

ナイスレビュー: 4

[投稿:2010-01-19 23:56:31] [修正:2010-01-19 23:58:08] [このレビューのURL]

まずはじめに、この作品にはゲイのキャラクターが登場しますが、ボーイズラブを描いている作品ではありません。
ゲイというのはどちらかというとキャラ立ちの為の設定、しかもギャグ寄りです。

個性的な4人の男たちによって経営される洋菓子店の漫画です。
・財閥の御曹司でなんでもソツなくこなすが、ケーキが嫌いで接客のプロである橘。
・世界的なパティシエでありながら、ゲイであり見た目とのギャップが凄い小野。
・元世界チャンピオンのボクサーであり、ケーキが大好きなパティシエ見習いの神田。
・橘の幼馴染で彼のお目付け役、長身にサングラスと一見有能な男にみえて、実は何も出来ない千影。

店の中での各キャラクターの得意分野、立ち位置がほんの少し読むだけで把握できるうまい設定だと思いました。

特徴としては、ケーキに関する蘊蓄や解説が非常?に長い。
コマがでかく、橘の長いケーキの解説をあえて一コマにいれる事でまくしたてる様な雰囲気を出しています。「橘がもとバリバリの営業マンだった」というのがわかれば良いので、長いと思ったら飛ばしてしまっても構わないでしょう。もちろん読んでも面白いです。

コメディとしてとても面白い作品だなぁと思って読んでいたのですが、序々に明かされるキャラ達の過去。
特に最終巻での怒涛の伏線回収が素晴らしかったです。おすすめ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-18 14:33:44] [修正:2010-01-18 14:33:44] [このレビューのURL]

秋に「そらのおとしもの」がアニメ化されて存在を知った作家さんの短編。
この作品もエロとシリアスが混ざった様な内容です。

1巻完結で話数が少ないのに展開が毎度似たようなのが気になりました。
(お色気シーン→でかい敵登場→船が壊れる→でもなんとか倒す→また借金が…

最初っから出す敵が強すぎて速攻でインフレが始まってたのも・・

最後もよくわからない状態で終了してしまい、消化不良でした。
増刊連載の作品なので、元々あまり長く続ける内容じゃなかったのかもしれませんが、ちょっと適当な感じがしました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-18 14:02:34] [修正:2010-01-18 14:02:34] [このレビューのURL]

原作既読。原作は超がつくくらい好きです。映画化万歳。
コミカライズっていう類の物にしては、雰囲気をぶち壊してしまう様な絵柄でも無くて安心しました。
(やっぱ原作挿絵の方が好みですが…)
内容も原作に概ね忠実に漫画化されています。

まぁ・・・この点数が8点になるか6点になるかは、正直2巻以降がどれだけ上手に漫画化できるかにかかってるといっても過言じゃありません。
それぐらいに素晴らしいラストだと思っているので。

未読の人になんとなくな世界観・ストーリーを説明すると
「紅の豚」と「天空の城ラピュタ」と「カリオストロの城」と「ローマの休日」を足して割った様な雰囲気の作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-18 13:53:58] [修正:2010-01-18 13:53:58] [このレビューのURL]

「日本一薬莢を描く漫画家」の異名を持つ伊藤明弘の代表作。
伊藤明弘の作品群では完結していて一番良いと薦められたので購入しました。

序盤に人間関係を把握するのに少し苦労しましたが、それ以外は特に文句をつける所の無い素晴らしい西部ガンアクション漫画だと思います。
特にこの作品のメインである3巻の列車強盗の巻は圧巻です。見事な構成でした。
作者曰く「読んだ後に何も残らないけど読んでる間は楽しめる様なB級アクションを目指した」らしいです。個人的には見事に成功しているんじゃないかなと思います。

ちなみに、白泉社からの新装版を買う事をお薦めします。
ひとつは個人的な好みなのですが本のサイズ。新装版の方はいわゆる青年誌サイズとなり、カバーも豪華です。
旧版ですと表紙の絵が若干古臭いですし、やっぱり紙が茶色い状態で読むと少し絵柄的な時代を感じるかなと思ったので。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-17 00:32:14] [修正:2010-01-17 00:32:14] [このレビューのURL]

あれだけネット上でネタにされれば読まずにはいられません笑
文庫版で読みました。
それにしても・・・何故か面白い妙な魅力を持つ作品だと思います。
あらすじとか内容を文章にすればするほど「なんでこれがこんなに面白いんだ」と不思議な気持ちになりますw

料理を美味しそうに描くのはもちろんこの手の作品には必須ですが、
この作品は料理だけでなく店の内外の描写も丁寧なので、その店に行った気分になれます。
独りで店に立ち寄って食べる、というスタンスの作品なのでここらが上手に描けているなぁと思いました。

そして料理に対して「これはうまそうだ」「この注文は失敗した」等のゴローの心理描写がいちいちハマります。面白い。
独りで食事しながらぶつぶつつぶやく様子(本当に口に出していなくても)が、漫画としてはありそうでなかったモノで、かつ共感できるからではないでしょうか。

沢山漫画を読んだ方こそ、この作品の妙な中毒性に気づけるんじゃないかと勝手に思ってます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-15 03:53:36] [修正:2010-01-15 03:53:36] [このレビューのURL]

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