「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

ものすごく分かりやすい萌え系作品。
作画は原作の赤松先生のそれに近く、ターゲットにハマル人のニーズははずしていないと思う。
キャラデザや設定でもなかなか遊んでいて、うまく転がせばそれなりになりそうでした。

しかし、実際は初期設定以上の広がりはなく、キャラクターに色を付けただけ、記号化しただけで完結してしまい、ストーリーでも「初めてのおつかい」的なモノをあざとく漫画で見せられているという印象しか受けなかった。

個人的にこの手の作品はとことんブラックギャグに落とし込んでくれるか、もっとほのぼのな日常漫画にしてくれないと楽しめないかなあ。
うーん、読後に何も残らないし・・・。
そういう作品だと言われればそれまでですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-09 00:57:57] [修正:2007-05-09 00:57:57] [このレビューのURL]

星里先生の他作品はコメディタッチの恋愛物がほとんどですが、この作品だけは毛色が違う。
あのライトタッチな作画にもかかわらず、とことん昼ドラのようなドロドロの愛憎劇が展開され、キャラクターたちの顔つきも特に終盤は常に暗く厳しい。
主人公も基本的には常識人なのだけど、不思議なヒロインに振り回され、とんでもないところで読者の期待と真逆の選択をしたりするので気が抜けない。
先が読めないという点においてサスペンスとして良質。

他の星里作品が気に入って次にこれを手に取るとそのギャップに驚かされるかも知れませんが、これはこれで面白い。
というか自分的には星里作品の中では一番楽しめたかもしれません。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2007-05-08 01:03:05] [修正:2007-05-08 01:03:05] [このレビューのURL]

大枠に当てはめれば泣き虫で武闘派の女の子と巻き込まれ型の幼なじみのラブコメ。
が、そのまま一筋縄ではいかせてくれないのがいかにもチャンピオン掲載らしい。
他の雑誌だとここまで非一般向けにはならないでしょう。

描写やネタがとことん変態的で女装・SM何でもござれ。
勘違いに勘違いが重なってただでさえ必要以上にドタバタしているのに、そこに少年誌向けではない濃いネタを絡めてくるものだからカオスな仕上がりに。

作画が若干古いのも含めて万人にはお勧めできないかな。
しかし普通のラブコメに少し食傷気味な人をさらに胸やけに追い込むくらいのパワーがある作品だとは思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-06 18:07:26] [修正:2007-05-06 18:07:26] [このレビューのURL]

さわやか和み系。
南の島に赴任してきた女教師と子供たちの日常。
南の島の開放感やのんびりとした雰囲気は作画からバッチリ伝わってきます。
読んでいて「あー、南へ行きたい」と逃避衝動に駆られることうけあい。
気分は上々。

そこはかとなく「あずまんが」っぽいかな。
表現方法とかキャラの顔立ちとか。
特にマイナー誌や同人誌で多い傾向ですが、やはり日常漫画にマッチした作風だよなあ。
うん、あずま先生は偉大だ。

掲載誌だったブラッドが廃刊になってしまいネット上での連載ですが、個人的にはむしろ目を通しやすくなったので大歓迎。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-05 23:49:28] [修正:2007-05-05 23:49:28] [このレビューのURL]

力の抜けた絵とぬるいテイストの4コママンガ。
大笑いできるタイプでは無いけれど細かいジャブでわき腹をくすぐってくるタイプ。
パラパラ読んでいるうちにクスクス笑ってしまう。

基本的には変り種で変化球タイプの作品だと思うけれど、ときどきそのまんまなダジャレや猛毒の直球ネタが挟まれているので油断できない。
画面の使い方も普通の4コママンガより単調なのにそれがほのぼのした作風をさらに肉付けするのを手伝っている。
「このテイストにはこの絵しかない」と思わされてしまったら負け。
あとはズブズブに浸かっていくだけですよ。

特に週刊誌の休憩所的なポジションとしては最高級の作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-05 23:29:49] [修正:2007-05-05 23:29:49] [このレビューのURL]

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