「ジブリ好き!」さんのページ

総レビュー数: 343レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月10日

内容的にファンにしかお勧めできない気がするけど、ドロヘドロと同じ大きさ・カラーページ込みで税込500円は安い、しかも印税分は全額震災寄付ということなので損はしません。

羽海野ポエムは初期の頃からあったようで。
初っ端の話が重かったけど、あとは爽やか。やおいや寄稿ものもあり。
この頃から天才や専門的な道を行く人の苦悩ってテーマをばんばん描いてます。

個人的にはキオシリーズみたいな絵本チックな絵柄が好き。先生のファンタジー系もっと読みたいなぁ、ライオンの次やっってくれないかな…

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[投稿:2011-07-20 20:12:31] [修正:2011-07-20 20:12:31] [このレビューのURL]

案山子って人形でドンパチし合う、セカイ系属性の作品

案山子のデザインやキャラの表情の崩し方が鬼頭さんに、鋭い目付きが貞本さんに似てるなぁと、展開にも目新しさを感じずほっぽっといたけど、
通しで読めばテンポがめちゃくちゃ良いし話も面白くて絶賛はまり中。

この漫画の魅力の半分以上が詩緒のかわいさと巨乳ヒロインといっても過言じゃない。日常パートの楽しさが半端じゃないです。
なるたると比べて(今のところ)明るく温かいお話な印象なので和むなぁ

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[投稿:2011-07-16 03:32:46] [修正:2011-07-16 03:32:46] [このレビューのURL]

画はめちゃきれい
肝心の中身は、序盤の弁護の話のときは独特さがあったけど、読むのに疲れて、完全バトル化してからは、パンチラとか長い過去へんとかもう何を狙ってるのかわかんねーってうちに終わってしまった…

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[投稿:2010-03-31 01:11:22] [修正:2011-07-10 18:22:05] [このレビューのURL]

ただでさえ発行部数がよろしくないブレイドの中にあって、これがプロのレベルなんだろうか、と疑いたくなる画と内容。
もしかしてこれまでのストーリーが面白かったのかな、と読んでみたけど、なんだこれ…

本当に採算は取れているのだろうか、この連載枠を欲しがる漫画家の卵たちが気の毒。
画も設定も展開もキャラも、同人でさえやらないような、中学生が漫画描いてみたよってイメージしかできない…
ファンタジーで学園もので萌えがあればとりあえず安定なのかもしれないが、さすがにこれは酷過ぎる。

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[投稿:2011-07-10 18:05:05] [修正:2011-07-10 18:18:30] [このレビューのURL]

未だに漫画街で無料で読めるのは嬉しい限り。
これでアマチュアだったら文句なく10点ですが、単行本化してプロになったので…。もちろん、おめでとうございますってことで、今後の活躍に期待大!

流行りの漫画家漫画ですが、自虐ネタのオンパレードで面白いです。
しかし何でもない日常のネタを大げさに表現する手法は、最初こそ楽しめますがだんだんくどくなっていき…後半はネタ切れ感(というよりネタのインパクト切れ)も強くテンポも悪い、、

しかし作者の決意の下、区切りをつけて締めたことは非常に好感。
なんとか少年誌でデビューしてほしいなぁ


(ちなみにスピンオフしたKさんドリルの方は…
ちょっとなぁ…
でもKさんは、好きです。。)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-07-10 16:50:35] [修正:2011-07-10 16:50:35] [このレビューのURL]

単なる2次創作かと見誤ってました。
作品の持つダークさが最後の最後まで発揮されている良作です。
画もノリも癖が強いのですが、全2巻のスピード感ある作品ですので、大して引きずられないうちに読み終わるでしょう。

序盤(1巻)で伏線を大袈裟にばらまいている作品は、大抵煽られた期待感を裏切られる場合が殆どでしょうが、この作品は巧いです。2度読んでみれば、はっとさせられるでしょう。

原作を知らないと話もわからなければ設定をどれほどうまく使えているかも気付けませんが、原作既読者なら是非、衝撃のラストまで読んでみてください。

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[投稿:2011-07-06 16:25:12] [修正:2011-07-06 16:25:12] [このレビューのURL]

4点 magico

新連載に積極的に新人を起用しながらも、なかなか芽のある新人を発掘できずにいた最近のジャンプで、ようやく生き残り組に籍を置いた作品の一つ。
魔法でなくその習得のための「儀式」に重きを置いた作品だが、中身はジャンプ的な王道ものである。

正直、やっとジャンプもこのタイプの画を使ってきたかぁという感じ。
掲載順的にすぐに打ち切りはなさそう、テンポがよく読みやすいことが成功しているのだと思う。

ただ個人的に、ファンタジーと方言ヒロインは相性悪いと思うんだよなぁ…

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[投稿:2011-07-05 07:59:53] [修正:2011-07-05 07:59:53] [このレビューのURL]

悠久なる時を旅する、魔性なるバンパネラ達の物語


作品そのものから漂ってくる気品さ。
漫画に階級があれば間違いなくこの作品は貴族の地位。
キャラ達が、雰囲気が、構成が、圧倒的で絶対的な気高さを誇っている。
我々がこの作品に評価を下すというより、むしろこの作品が読み手の品格を試しているように感じてしまう…

萩尾望都が若くして生みだしたこの作品は、間違いなくある種の傑作である。先生曰く、この作品は(主に女性)キャラに様々な時代の「衣装」を着せたくて作った作品だそうで。それだけのきっかけでこれほどの作品を生み出すとは…。
損なこの作品、別段度肝を抜かれるような展開があるわけでもないが、この作品が持つ「雰囲気」はもはや他の漫画とは比べ物にならない強大なインパクトをもっている。この有無を言わせぬ絶対的な雰囲気が、多くの漫画家・作家だけでなく映画・演劇界にも影響を与えたというのも納得。
ただ、自分程度の品格では、この濃すぎる作品に慣れるまでだいぶ時間がかかり、軽い気持ちでは読み進められなかった。

竹宮先生の「地球へ…」とともに少年愛を描いたこの作品は、少女漫画の歴史を変えたとまで言われる。それは間違いないと思うが、少女向けと思って手を出さない方が良い。
主人公が少年である二つの作品は、かたや宇宙を、かたや時間を旅する物語だ。
広大な宇宙を舞台とする「地球へ…」は夢見る子供たちへ、悠久なる時間の流れを耽美に描いた「ポーの一族」は長い人生経験を経た大人の方が味わえるだろう。

不老だが不死ではないバンパネラは、ただ生活をしているだけでも、吸血鬼というだけで命を狙われる。
優美な生活を送っているかのように見える彼らバンパネラの生活は、常に死と隣り合わせの血にまみれたものなのだ。しかし、優雅さと残酷さが奏でるハーモニーは、あまりにも透きとおっていて美しい。

エドガー達バンパネラが悠久の時を旅するこの作品。この作品自体も、萩尾望都が命を吹き込んだ瞬間からバンパネラと化し、何世代にも渡る人々の中を旅し、読み継がれていくのだろう。
『「不朽」の名作』の名の下に…。

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[投稿:2010-06-11 02:31:16] [修正:2011-07-04 02:05:02] [このレビューのURL]

好きだったけど打ち切られるだろうとは感じてました。
ですがちゃんと転誌して完結したので、良かったです。

これを読む世代的に、「ピンポン」を読んでる人は少ないと思うので、当面の敵もなく筆者は卓球という題材を自由に書けたと思います。

だけどやっぱり、魅力的なキャラもいなければ駆け引きの面白さも未熟で、後半は単なる超人スポーツものになり下がり…
画はきれいだし、作者は他に4uという非常に面白いミステリー作品を読み切りで何度か描いていて、今後に期待です。

ちなみに50歳以上でジャンプ読んでるおじいちゃんたちの間では、最近のジャンプで一番好きな主人公はヒロムらしいです。単純に孫っぽい画だからだろうけれど。。

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[投稿:2009-12-11 03:18:49] [修正:2011-07-04 01:46:08] [このレビューのURL]

題材は特殊でも、読者の共感を得るためによくある人情ものとか熱血展開に流れるってのが相場だろうけど、そこはさすが羅川先生、くさすぎず熱すぎず、少年漫画らしいノリとテンポの速さでみせてくれます。
…いや、嘘だ、めっちゃくさいですね。ドストレートな人情話多いです。でもそれは王道ってよりはむしろ、作者独特の味のある話になってる。

クセのあるキャラ達が狙いすぎな気がしながらも賑やかで楽しいです。加えてこの画このノリ、もう最高です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-01 02:58:40] [修正:2011-07-01 02:58:40] [このレビューのURL]