「ジブリ好き!」さんのページ

総レビュー数: 343レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月10日

7点 イムリ

壮大なスペクタクル
見事なSF叙事詩です。

オリジナルの世界観・用語に慣れるまで時間がかかりけど、核として描かれるのはあくまでもヒューマンドラマや心理を伴ったクーデター・革命なので、すぐになじんで没頭してしまうはず。
癖の強い画さえ大丈夫なら、文句なしに面白いと感じる作品。

まだまだ要素として深みを残していそうな、注目の一作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-23 00:46:20] [修正:2011-04-23 00:46:20] [このレビューのURL]

(2011年4月、評価変更)
今更ながらこの短編集の良さに気づけました。
表題作がデビュー作って、志村さん凄すぎる。。

放浪息子アニメ化当時は、放浪息子の原点として見直されましたが、表題作の発表は1997年のため絵柄が違います。(ちょっとやおいっぽいかな?)

新人だろうが志村ワールド全開、志村作品初心者には敷居が高そうだけど、この世界観が好きになってから読んでみると(読み直すと)、引き込まれてうっとりしちゃうよ。
長編でこの人の醸す空気感を存分に味わってから短編に入ることを勧めます。

あと、志村先生本人が登場するなかがき(あとがき)漫画は相変わらず面白い。この人のエッセイ漫画が出たら買いだなぁ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-08 14:10:19] [修正:2011-04-22 23:44:32] [このレビューのURL]

6点 背の眼

霊を「探求」する話。
いると信じて「研究」するのではなく、いるかどうかを「探求」するのだ。
そこに隠された物悲しい目的。
簡単に「いる」とは結論付けない、でも「いる」と信じなければやりきれない。
そんな、切ないお話…

ストーリー自体はミステリーです。伏線もわかりやすくテンポも良い。霊的な要素も含まりながら、現実とオカルトの境界をいく結末です。

真備のすごさに比べて主人公が空気。

ミステリーに関する伏線は全て回収されますが、霊的な部分の伏線は回収されません。それがこの作品の秀逸なところ。事件自体は理路整然と解決させながらも、話のある意味最大の肝であり、真備の希望でもある「霊」については一切伏線回収しません。伏線を回収しないことが、この作品の良さに繋がっているのです。
少し物足りないのだけれどね。


背の眼こそが真備の最後の希望。
けれど事件そのものに背の眼は関係なかった。
結局霊がいるのかいないのかは最後まで断定されない。
断定されないからこそ、真備はまた希望を持ち続けていられる。
そして亮平の最後の言葉は、なんとも心地よい結末で良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-27 02:35:27] [修正:2011-04-19 02:41:28] [このレビューのURL]

6点 SWWEEET

この画で、この内容で、この短さだからこそ、最後の最後で評価が変わった作品。
双子の弟の行方が分からずじまいだからこそ、最後のフラッシュバックが想像欲を掻き立てる。その要は、「ドッペルゲンガー」という言葉。ラスト数ページが評価をわけました。

それ以外の部分でも、鬱な内容を抑えている画や、ちょっとしたどんでん返しなストーリーを2巻にまとめていて、なかなか良かったです。
でも実際は、斬新さがあるわけでもなく、変なラブコメだなぁくらいの印象も感じる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-12 23:59:31] [修正:2011-04-19 02:36:32] [このレビューのURL]

チンチロの面白さに比べて沼が残念な感じ…
面白いのだけれど…あえて…この点数で…
ざわ…ざわ…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 02:43:50] [修正:2011-04-19 02:32:34] [このレビューのURL]

パラ読みしただけでは面白さがわからないのが漫画、単なる萌エロ枠じゃあなかった。しっかり読んで正解、面白いです。

夢とか獏とか熱血主人公とか王道バトルとか
要素を取り出すと食傷気味なのに、それらが計算的に組み合わされてるから面白い。「ダークグリーン」や「葬送曲ナイトメア」など似たテーマ・内容の作品は以前に数多くありますが、この作品は良くも悪くも今の流行りを積極的・肯定的に取り入れて、面白くなるようまとめ上げてます。

ギャグも展開もハイテンポ、伏線もわかりやすい。
アニメでは主人公が鼻につく熱血漢でしたが、漫画では絶妙な温度。
夢魔を退治するんじゃなくて追い返すって設定が好き。

画力は綺麗さとは裏腹に荒さも目立つけど、何と言ってもメリーのキャラデザはポイント。わざと崩した画になった時も好き。画のバリエーションが幅広い作者さんです。
サービスシーンもあるけど、パンツを見せないのは作者の意地だろう。

(6巻まで、追記)
唐突な展開でしたが、やはり面白い。アニメが残念だっただけに、がんばってほしい。
同人あがりの漫画家さんなだけに、がんばってる感じがこちらまで伝わってきます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-01 16:29:36] [修正:2011-04-19 02:28:33] [このレビューのURL]

今までと比べ麻雀(17歩)だけですが、13巻構成は変わっていないので、テンポが遅く感じると思います。

度重なるどんでん返し的展開はやはり面白いのですが、最後のとどめのいかさまなんかはさすがにばれる気が…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 02:50:05] [修正:2011-04-19 02:22:48] [このレビューのURL]

過激で暴力的、斬って斬って斬り捨てる!
男が出会えばどちらかは死ぬわけです。これはそーゆー漫画。

かっこよさそうでも味があっても惜しみなく退場していく、内容までもがバッサリとした感じが好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-19 02:15:22] [修正:2011-04-19 02:15:22] [このレビューのURL]

いちご100%のアダルト版ストーリー?って感じ。
エッチな妄想でサービスしすぎてストーリー進行が遅い。故に単なるエロ漫画なノリで楽しむしかないのかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-30 14:38:10] [修正:2011-04-19 02:01:56] [このレビューのURL]

サンデー作品の中でも過激な部類だったと思います。そんな部分に惹かれたからこそ目にとまり読み続けたのですけれど。

ザ・必殺仕事人。
内容や悪人への容赦なさが凄い。
ただ魅力あるキャラが少ないよなぁ。警察サイドが弱いのは少年漫画のお約束か。

後半のユビキタス戦以降より序盤の方が好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-19 01:44:03] [修正:2011-04-19 01:44:03] [このレビューのURL]