「ジブリ好き!」さんのページ

総レビュー数: 343レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月10日

スポーツやってりゃ嫌でもぶち当たる「才能」の壁
この漫画ほどそれを掘り下げて描いたものはないと思う。

自分の中のヒーロー、そしてヒーローとされたものの責任
アクマ、ドラゴンの気持ちがわかることわかること…


映画から入ったけど、漫画読んで余計感動しました。映画も漫画も本当になんでこんないい終わり方できるんだろうってくらいきれいなラスト。

スラムダンクとは違った意味で名作のスポーツ漫画です、画が苦手で読まないなんて人生損してますよ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-24 03:08:58] [修正:2010-02-18 17:06:34] [このレビューのURL]

凄くおもしろいです、海賊漫画ではココやワンピより好きかも。

テンポ良し、構成良しでキャラもいい。流石幸村先生、非の打ちどころがないですね!

多少残虐なシーンが目につくけど、歴史を扱ってるからしょうがない。
やっぱりテーマは「愛」なんですねwでもプラネテス以上に説得力のある提示の仕方なので、分かる気がします!
トールズ の言う「真の戦士」は、理想論な感じもしますが、それを実行する力と意思をもったトールズだからこそ説得力がある気がします。クヌートの悟った愛は分かりやすかったけど、トールズとクヌートの悟った愛は、同じなようで相容れないものな気がする。

トルフィンの復讐劇でありながら、アシェラッドの話かってくらいずっとアシェラッドのターンですw普通の漫画は作中で主人公が成長していくものですが、トルフィンには全くその兆しが見えませんw父親の思いとは真逆に成長してしまったトルフィン。早く母と姉のとこ戻ってやれよって。復讐を果たして何が残るのか?はたまた復讐果たせず成長もしないのか?彼の動向がやはり見どころかと。。

史実に則りながらも、トルケルなどぶっ飛んだキャラの存在で、漫画らしい戦闘シーンも見どころになってます!核となるキャラは少ないし、本当に珍しいくらい主人公を含め残虐キャラばかりですが、それぞれの信条にがむしゃらに突き進む姿は、どんな形であれ魅力的です。

神話も神話用語も多々でて、細かいところまで楽しめる漫画です。自信をもってお薦めします!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-08 04:19:55] [修正:2010-02-08 04:19:55] [このレビューのURL]

0点 MAR

烈火の炎で安西先生を好きになったが、この作品で嫌いになった。

内容もバトルも淡白で、スッカスカ。。
烈火の炎とはうってかわって中途半端な勧善懲悪もの。
烈火の炎くらいの作品作れて、なんで次がこんな駄作になるんだ?燃え尽きたのかな?

それでもそこそこ売れたという、本当に納得できない作品。
子供たちよ、これ読むならガッシュの方が100倍いいぞ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-24 02:16:43] [修正:2010-01-25 04:11:59] [このレビューのURL]

ガンガン低俗化を促した作品。
媚びた画に何も面白くないストーリー、なんでガンガンはこんなのに長期連載させたんだ?本当に読んでてイラついた覚えしかない。

女が男にメロメロなラブコメってところが多少評価できるかも。
でも藍蘭島とかの方が遥かにマシ。

固定ファン向けなら同人誌でやってくれ。



ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-19 23:24:39] [修正:2010-01-19 23:24:39] [このレビューのURL]

格闘好きな方もそうでない方も、読んで損はないかと思います。

途中の格闘技説明が長くてテンポを損なうと思うかもしれませんが、そこを読み飛ばしても十分楽しめます。
人間ドラマもしっかり描かれていて、主人公が暴力におぼれて行きながらもそんな自分に恐怖したり、主人公の尊敬するカリスマ・マサキも、クールに見えて実は深いトラウマを引きずっていたり。
ぎこちなく不器用だけど本物な友達関係も共感できるかと。

ただ、主人公が何度も同じようなことを悩んでしまうので、すこしだれる部分もあるかと。

最後のドラッグ編も、あくまで大人の力を借りないで、自分たちのホーリーランドを守るという、しっかりしたまとめ方だったと思います。

後日談については、賛否両論かと思いますが、読後の印象を損ねるほどではないので、大した問題ではないかと。

R-16とかTOUGHタフなどが好きな人にはお薦めかも。

最後に、実際には筆者の格闘論より多くの要素が入るので、彼の理論通りやってもうまくいくことは少ないかと。特に一対多数戦やナイフや鈍器をもった相手との戦い方の解説は、その通りなのですが、理想論過ぎる部分が多いかと。。

いずれにせよ、お薦めできる作品です!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-10 21:14:19] [修正:2009-12-10 21:14:19] [このレビューのURL]

画もギャグも構成も、藤崎節全開。

キャラが原作に忠実ではないですが、藤崎氏の解釈が面白い。紂王や張奎はキャラが違うよなぁ

普賢真人と太上老君のデザインが好きすぎる。
17巻の聞仲と黒麒麟の最期は涙無しには読めない……

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-10 22:53:55] [修正:2016-09-27 06:51:24] [このレビューのURL]

ミーくん剛(ゴー)くん
「ミーくんって剛くんの奥さんみたい」

コタロー編
「いっぱしのゲーマーなら『クソゲー』って決めつける前にもっとやり込んでみろよ
おまえの人生がクソゲーかどうか、十年後に判断してもおそくはねーだろ?」
「それはクロちゃんみたいに自由に生きてるやつのセリフだろっ!?十年なんて無理だよ。ボク一人じゃ最初のダンジョンでゲームオーバーさ」
「ホントに困った時はオイラを召還しな!道なんかいくらでもこじあけてやらァ。いっしょに感動のフィナーレをみてやろうぜ!」

異世界編
「コタローはもう自分の世界を知りつくしたのか?」
「この世界は俺たちにとっての現実であって、コタローにとっては『ただのファンタジー』だ。
帰れ」

キッド編
人間と殺し合い、カラスに襲われ、ボス争いに巻き込まれ、他の猫グループと戦い全滅する。
本当だった。オイラは災いを運び……

チエコ編
「納得しなくていい。おまえの気がすむまで、何年でもつきあってやるさ」

ゴロー編からの最後(11巻)
「アタイ、あの頃は冬が怖かったの。暗くって寒くって寂しさに殺されそうだったわ。でもアタイ知らなかったの。冬がこんなにあったかいなんて」

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-01-03 19:12:08] [修正:2016-01-03 19:12:08] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

小6でサンデーを購読するきっかけになった作品です
シロとイコロの短く、けれど懸命な、ふたつのカケラの物語

吹雪の中、切り立つ山肌に沿って走る列車の大破シーンから始まる第一話の引きは圧倒的
「高いカベに囲まれ、ただ雪に埋まって死んでしまうことを待ってる……」というプロローグで描かれる世界観は、ディストピアな夜の国と大きく迫る月とのコントラストでもの悲しい美しさを感じさせます

独特な設定、美しく壮麗な背景、丸っぽくデフォルメの効いたキャラクター
6巻のシロとコロリの話には泣かせてもらいましたが、正直、戦うたびに記憶を失う野生児シロを扱い切れてない。度々記憶喪失になるのでテンポが悪いです。
そして最後にはどうしてもナウシカとの比較になっちゃいます。クライマックスの戦族とな問答なんかも漫画版ナウシカに酷似。そしてかませ犬で終わる戦族。
最終兵器彼女と比べれば設定も終わり方もわかりやすいですけど

これ、作者の自費出版なんですね。連載打ち切り後の大幅な加筆修正で、当時時と進行や内容が大分変わってしまってます。
正直連載時の方が面白かった。
特に3巻の重剣士対シロのバトルシーンは好きだったのですが、サンデー連載時はかなり臨場感と躍動感のあるシーンだったのに、修正されたコミックスでは劣化。サンデー捨てなきゃよかったなぁ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-10 20:52:22] [修正:2016-01-02 21:52:50] [このレビューのURL]

旧版2巻のscene 8とその続編の10がお気に入り。
この二話の主人公の男の子は、敷居の住人や放浪息子みたいな巻き込まれ型の受け身形なんだけど、Hな話な分、奔走してしまう少年の姿(特に表情や目線)にいつも以上に萌えさせられます。
素直になれず堪え忍んだ少年時代を経て、ひねくれた青年へと順調に成長(?)していく……これぞ志村節!

若者に支持される作家だと言われるけど、永島慎二とも岡崎京子とも浅野いにおとも違う感じ。
ダメ人間を描くところは同じだけど、それを暗い話なんかには絶対にしない。
事件もない。日常の一部を切り取っただけの、オチのない深夜番組のような世界観。
ほんと大好きです。

ちょっとアブノーマルで、ちょっとダメダメな人たちを集めた短編集。
ポイントは、登場人物は皆ちゃんと自分がアブノーマルでダメ人間だと自覚しているところ。性癖が特殊なだけの一般人。
だけどダメ人間だから流されちゃうんです。
それでもまぁ、どうにかなる日々。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-29 01:02:00] [修正:2015-12-20 04:25:33] [このレビューのURL]

分類的にはラブコメ。
だが童顔の大助とイケメン氷渡のBLっぽいノリも多い(掲載紙事情)

画のうまさ(特に一枚絵)、設定の特殊性、やはり杉崎ゆきるのポテンシャルは高い。

二重人格の怪盗を主人公に、二重人格の警察少年を配置。
同じ図式で、美術品を保護する側と創り壊す側に分かれている。

メインストーリーは、美術品に込められた想いを解決していく、というもの。
そこにラブコメが織り混ざっているのだけれど、恋愛としては少々稚拙かな。

個人的な魅力は、街と美術品キャラ。
主人公の暮らす街の外観が西洋風で非常に素晴らしく、特にアニメ版は見惚れてしまうレベル。
また想いの宿った美術品は擬人化でき、丹羽家には、お礼にメイドになった美術品や敵対していた後に執事となった美術品など、主人公大助を悩ませる多くの異形がいる。

子供の頃に衝撃を受けて以来、生涯待つつもりで続きをおっているけれど……
例の如く休載に(=未完終了)
漫画家歴が長いのに、完結させたオリジナル作品が0、というのは問題だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-31 15:28:16] [修正:2013-04-26 08:14:41] [このレビューのURL]