「森エンテス」さんのページ

総レビュー数: 355レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月15日

9点 レベルE

天才の手による好き勝手描かれた自由な作品。

商業ベースではバトル作品の評価が高いですけど、マンガとして見るなら、この作品が作者の現時点での最高傑作なのだと思います。

絵が上手くて抜群の才能(センス)・・・出会えて良かったです。

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[投稿:2011-10-30 14:10:05] [修正:2011-10-30 14:10:05] [このレビューのURL]

あだち充の短編作品は、まず外れがありません。

長編物語になると起承転結のバランスが崩れることがありますが、短編ではしっかりと構成されているので、どの物語でも起承転結の素晴らしさを味わう事ができます。

あだち充という作家のむきだしの才能を感じるには短編集を読むことをお勧めします。

何故に巨匠と呼ばれているのかが、理解できる名短編集です。

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[投稿:2011-04-13 20:32:14] [修正:2011-04-13 20:32:14] [このレビューのURL]

ひたすら「青い」作品。

青少年の鬱屈した感情に哲学を乗せて「こうなんだよ!!」と相手(読み手)の気持を考えずに、刃物を突きつけられた感じ。

共感出来る人には上記点数、そうでない人は「2点以下」の作品ですかね。

それにしても、バブル年代の東京育ちの作家のドラッグの「当たり前感」は凄いなといつも思ってます。

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[投稿:2011-04-10 16:02:49] [修正:2011-04-10 16:05:03] [このレビューのURL]

9点 RED

村枝賢一入魂の一作。

全編を通して「復讐」がベースとなる凄惨な物語ですが、その中で芽生えた友情の大きさに感動します。

1人の男が復讐を決意し、初めて人を殺す所から物語が始まるという所が、この作品を重くしているのだと思います。

個人的には仲間達のサブストーリーをもっと整理して、主人公の心情変化にもっとスポットを当てていたら、時代を超える名作になったのではないかと思っています。

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[投稿:2011-03-24 00:20:16] [修正:2011-03-24 00:20:16] [このレビューのURL]

9点 ママ

青春マンガの隠れた名作で、物語の流れとして近い部類を挙げるならば『めぞん一刻』になりますが、こちらはシリアス度が高いです。

モラトリアムを刺激するエピソードも多く、主人公も悲惨な目にあっているのですが、後ろ向きにならずに前も向いて頑張る姿に励まされます。

青春時代に読むべき一冊。

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[投稿:2011-02-17 22:43:47] [修正:2011-02-17 22:43:47] [このレビューのURL]

僕にとっては「ボクシング漫画=あしたのジョー」です。
(勿論『はじめの一歩』も誰もが認める名作で大好きです)

作品としての純度が高く、文学作品の様に思えてしまう迫力が『あしたのジョー』にはあります。

ジョーが街に現れてから、終末へ向かう物語は拳闘でしか、自分を表現できない一人の天才の苦悩を感じることが出来ます。

分かり合える友になれる存在であったライバルは、一人は絶命し、一人は再起不能となってしまいます。

そして、最後の試合に臨み、望んだ通り灰になる。
あまりに感動的なラストシーンは全漫画ファン必見です。

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[投稿:2011-02-01 20:36:18] [修正:2011-02-01 20:36:18] [このレビューのURL]

天才を表現するのが非常に上手い作者の原点的な作品です。

この作品を読むまでは、「自転車/ロードレース」には全くと言っていい程興味が無かったが、読んで変わりました。

「自転車/ロードレース」というのはここまで熱くなれるモノなのかと。

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[投稿:2011-01-13 20:24:17] [修正:2011-01-13 20:24:17] [このレビューのURL]

9点 SLAM DUNK

日本のバスケットボールの世界を変えた超名作。

高校入学からインターハイ(一年生の夏)までの短い期間の話ながら、その内容は非常に濃く、僕のようなバスケットに興味のなかった人間まで虜にしました。

今や日本の漫画界での頂点に君臨する一人の作家の代表作です。

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[投稿:2011-01-13 20:12:14] [修正:2011-01-13 20:12:14] [このレビューのURL]

9点 BASARA

一言でまとめるなら、「超名作」です。

読んだきっかけは『うしおととら』の藤田先生がインタビューで名前を挙げられていたからですが、出会えて良かったと思える作品。

骨太な物語と伝えたい事をしっかりと伝えきる技量に脱帽です。
浅葱の覚醒のシーンは鳥肌立ちました。

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[投稿:2010-12-06 21:50:25] [修正:2010-12-06 21:50:25] [このレビューのURL]

9点 三国志

全横山光輝作品の中で、一番好きな作品です。

この漫画の存在が無ければ、「三国志」という物語を題材にしたその他の作品群すら生まれてこなかったのではないかと思えるほどの、あるいみ教科書な作品です。

全60巻というボリュームの中で中弛みも無く、三国志演義の世界を描ききった事だけでも評価に値します。

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[投稿:2010-12-05 09:53:31] [修正:2010-12-05 09:53:31] [このレビューのURL]