「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

タイトルの通りミニスカの女の子がサッカーをするというギャグマンガ。
それ以上でもそれ以下でもない。

徹底的にバカなノリでエロコメディを通り越して下品。
それもおっさんが読む男性週刊誌に載っているような下品さ。
少なくとも女の子が読んで面白い内容ではなく、男の自分でもバカだなあと思いつつ若干ヒいてしまった。
作画が絶妙に安っぽくてキャラの顔がどことなくダッチワイフみたいに見えるのも下品さに拍車をかけているなあ。

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[投稿:2007-04-14 10:02:16] [修正:2007-04-14 10:02:16] [このレビューのURL]

人気ゲーム「ファイアーエムブレム」シリーズのGBA版第一弾「封印の剣」のアナザーストーリー。
とはいっても、ゲーム版のキャラクターは本筋にはあまり絡まず、もっぱらオリジナルのキャラクターたちの正統派ファンタジー冒険譚。

平凡な出来かな。
キャラの死に様とか盛り上がるところはきっちり盛り上がるし、作画も序盤は危うかったものの巻数が進むにつれて特にトーン技術と背景は同じ作品とは思えないほどの成長ぶり。

しかし、「ファイアーエムブレム」の漫画だと構えて読み始めると・・・うーん。
特筆するものの無い普通のファンタジー漫画といった感じ。
それっぽいモンスターを出しておけばドラクエの漫画としても通用する(実際、内容的には『ダイの大冒険』に近いと思う)。

ゲームのファンとしては物足りなく、それ以外の人にとっては若干とっつきにくい作品。

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[投稿:2007-04-10 00:39:46] [修正:2007-04-10 00:39:46] [このレビューのURL]

原作小説を既読だったのでドぎつい内容ということは知っていましたが、作画が上手いというわけではないからか、絵で見てこその新しいショックはなかったかな。
小説で読めばいいかという感じ、というかぜひ小説で読んで欲しい。
ストーリーは不快感で戦慄するほどにえげつないから。

それにしても漫画の雰囲気自体は「漫画アクション」の芸風にピタリとはまっている。
まるで原作小説など無く、アクション発の作品の様。
だからかな、そこにこの作品が本来持つ「ダーク感」を感じなかった。

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[投稿:2007-04-08 02:22:59] [修正:2007-04-08 02:22:59] [このレビューのURL]

真面目にファンタジーな少年漫画。
なにぶん、やりつくされた感のあるジャンルなので、なかなか新しい物を見せるのは難しい。
導入の時点でどうしても既視感がつきまとう。
バックの大きな話もちらほら見えてきたけれど、それも含めて、うーん・・・ありがちかなと。

作画もカプコンのゲームチックなデザインセンスは面白いとは思うけれど、ところどころ整理されすぎていて効果や表情に迫力が無いのが気になった。
それと、ネームが小慣れないせいかどうにも読みにくい。

総合的に洗練されれば、メジャー志向の作品が描けそうな作家さんだとは思う。

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[投稿:2007-04-08 02:21:18] [修正:2007-04-08 02:21:18] [このレビューのURL]

終始、何を読ませたいのかがはっきり伝わってきませんでした。
プレイ描写にしてもとことんリアルでもなく、かといって振り切れるほどにマンガチックというわけでもない、どっちつかず。
ではストーリーで熱いものを魅せてくれるのかというとそうでもない。
正直、「翼くん」よろしくの天然系天才サッカー少年がサッカー部に入部するために肉弾戦を繰り広げていた印象しか残っていない。
作画もいまひとつ垢抜けず、総じてひきつけられるものが無かったなあ。

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[投稿:2007-04-07 02:00:25] [修正:2007-04-07 02:00:25] [このレビューのURL]

5点 切法師

正直、悪くは無かったと思う。
ただ、ほんの少しの運と展開のスピードが足りなかっただけで。
作画も少年誌らしく勢いがあったし、コマ割なんかもトリッキーなパターンを見せてくれたりと、眺めているだけでも楽しめた。
それでも短期打ち切りの憂き目にあってしまったのは、ストーリー展開がスローな上にただただ地味だったのが全てなんじゃないかなあ・・・。

地力はありそうな作家さんなので次回作に大いに期待しつつ、この作品が再評価される日が来るのも期待。

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[投稿:2007-04-05 23:41:48] [修正:2007-04-05 23:41:48] [このレビューのURL]

いまのところ久米田先生唯一のヤング誌連載作品。
とはいっても舞台こそ若干アダルト寄りになったものの内容は『南国アイスホッケー部』のほうがドぎつかったと思う。

連載開始年からも分かるように、『改蔵』以降の背景にまで小ネタを詰め込んだ久米田スタイルとも言える作風の作品ではなく、基本的には下ネタコメディ。
うーん、全2巻と短いためかお話に広がりもないままドタバタと手探りの状態で終了してしまった印象。
メジャーな久米田作品をあらかた読破した後、こんな作品もあったなあくらいの軽いスタンスで読めばいい感じかな。

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[投稿:2007-04-02 00:02:27] [修正:2007-04-02 00:02:27] [このレビューのURL]

知る人ぞ知る。
90年代初頭のJリーグバブル期において、硬派にセリエAを取り扱ったサッカー漫画。

単身イタリアに渡った主人公が当時は弱小だったフィオレンティーナを優勝に導くという分かりやすいストーリー。
まあ現実ではまずありえないシナリオですが、それでもフィクションとしてのリアリティは抜群。
ディティールに凝った試合展開、作画面での選手の体つきや身のこなしなど写実的かつ躍動感ある描写で魅せてくれます。
主人公たちの華々しい活躍も良いんですが自分が特に気に入ったのは、勝っている時の時間稼ぎや悪辣なメディアへの対応など細かいサッカー文化も描写されているところ。
連載当時、やっとメジャーになり始めた「フットボール」を読者に教えてくれているかのようでした。

往年の名選手たちが実名で登場するのもこの作品ならでは。
似顔絵をキャラクターとして動かすのって想像以上に難しいことだと思うのですが、よくもまあ卒なくこなしています。

知名度がいま一つ低いのがもったいない、文句なしの名作。

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[投稿:2007-04-01 00:24:38] [修正:2007-04-01 00:24:38] [このレビューのURL]

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