「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

ラーメン漫画ではあるものの、ことラーメンという料理そのものについてそれほど深く切り込んでいる作品ではないと思う。
あくまで正統派の少年料理バトル漫画として面白い。

内容は王道中の王道、ベタ中のベタを真正面から突き進んでいて80年代チックな絵柄ともあいまって「古さ」を若干感じてしまうかもしれない。

ただ、単純で分かりやすいストーリーは少年漫画らしい熱を持っているし、非常に丁寧に造られているキャラクターや真面目な作風も好感が持てました。

ザ・良作という感じかな。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-17 21:10:13] [修正:2008-04-17 21:10:13] [このレビューのURL]

基本的に『ドラえもん』タイプの作品なので、作者的には平たく言うと『タルるーと』をもう一度と言うことだったと思う。
児童誌的でない描線の細さやヤリ過ぎ気味なエロなど当時のコロコロではかなり浮いていましたが、やはりあまり長期連載にはならず・・・。

なんというか手クセだけで描いている印象なんですよね。
それでそれなりに読めてしまう漫画が描けてしまっているのは単純にスゴイと思うのですが、そこに新しい面白みは無いです。
基本的にはエロしか印象に残らない作品かな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-17 21:07:53] [修正:2008-04-17 21:07:53] [このレビューのURL]

過去のトラウマから人に嫌われるのを極端に怖がる女教師。
すごいパワーを持った作品だとは思うものの個人的にはかなり苦手な作品。

描かれている内容はこれでもかというくらいにシリアスなのに、語り口がギャグタッチというのがどうしても受け付けなかった(その最たるのが回収騒動にまで発展したカニバリズム話でしょう)。

主人公のキャラクターもキツすぎる。
病的な心理描写が妙にリアルで、読書中に何度もさっさと病院に行けとツっこんでしまいましたよ。

このキャラをフィクション上でとはいえ脳内で創造できた作者が少し心配になりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-13 21:43:14] [修正:2008-04-13 21:43:14] [このレビューのURL]

WEBコミックとして人気を博した国擬人化コメディ。
ヘタレなイタリア、真面目なドイツなど国ごとのキャラクター付けがかなり濃い口なので純粋なキャラクターコメディとして面白いし、読後に軽く歴史の知識も入るお得な作品(まあ元々歴史について興味があってそれなり詳しい人が興味を持つ作品なのかもしれませんが・・・)。

若干BLっぽい匂いも感じるのでそこは好悪が別れるところかな。
WEB版が無料で読めるのでそちらを試し読みしてから単行本の方に手を出すのが吉。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-13 04:00:12] [修正:2008-04-13 04:00:12] [このレビューのURL]

かのあかほりさとるが最も脂にのっていた頃に発表された作品なので、この後同じタッグで漫画化された『MAZE』と比べてもこちらの方がテンションが高く面白い。
キャラクターにもパワーがあるし、エロありアクションあり小難しいことを考えずに読めるライトファンタジーというB級娯楽作なので単純に楽しく読める。

ストーリーがシリアスな方面に傾きはじめると個人的にはイマイチでしたが、それでもラストまで読んでも悪くない出来かなーと。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-13 03:46:45] [修正:2008-04-13 03:46:45] [このレビューのURL]

とにかく雑多に詰め込んでいるので総合的に評価するのがなかなか難しい。
内容や作品の質もとっちらかっていて、いかにも未収録のコマゴマしたものを詰め込みましたという感じ。

現在の作風、特に『あたしんち』のイメージからしたら想像もつかないような、レディコミっぽいのや下ネタ満載な作品も収録されているのでかなり読者を選ぶ。
『あたしんち』だけではなく、けら先生のエッセイ漫画もだいたいチェックしているようなコアな読者向けかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-13 03:44:10] [修正:2008-04-13 03:44:10] [このレビューのURL]

『突撃!パッパラ隊』の一応続編。

作風は変わっていないと思う。
とにかくボケ倒す、ツッコミまくるな正統派ギャグマンガ。
個人的にはこの手のドタバタギャグは大好物なので単純に楽しい。

ただ、変わらなすぎるがゆえに古さも感じるかな。
作画もギャグのノリも90年代のままなので今の流行とは大分ズレている。
昔からのファンからしたらその変わらなさが嬉しいのだろうけれど、新しいファンを積極的に取り込んでいこうという感じではないかなと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-09 23:48:32] [修正:2008-04-09 23:48:32] [このレビューのURL]

ものすごく端的に言うとスケバン刑事の「スケバン」を「メイド」にしたその名の通りな作品。

ストーリーは完全に勧善懲悪(NOTダジャレ)。
キャラクターの配置も非常にシンプルで、とにかく古い。
その古さを狙っているなら申し訳ないですが、ノスタルジックにまで昇華できていない泥臭い古さなので正直今更コレを読んでもなあ。
コレを読むなら過去の名作を読んだ方が・・・という気がしてしまいました。

原作の方では巻数を重ねているようなので、ここから何かしらの発展があるのかな?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-06 22:51:47] [修正:2008-04-06 22:51:47] [このレビューのURL]

自分が読んだ漫画の中では最もバカバカしい作品かもしれない。

大まかなあらすじを言うと自律意思を持ったチ○コが体から離れて行動するようになってしまいすったもんだの大騒動という、よく企画が通ったな・・・としか言えないあまりにもぶっ飛んだ内容。
チ○コ自体はかわいらしくキャラクター仕立てで描かれているのであまり下ネタづいてもいないのですが、そいつが真面目な顔して人助けをしているちょっと良い話なんかも途中で挟まれているものだから、そのカオスぶりに笑ってしまう。
チ○コでやらなきゃ普通に感動できるのに。

このアイデアで完全ギャグマンガに落とし込まないのはある意味すごい。
怪作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-06 22:38:28] [修正:2008-04-06 22:38:28] [このレビューのURL]

なぜか人間に変身してしまうネコの女の子とその飼い主のラブコメディ。
「なぜか」の部分が一切説明無し、何の脈絡もない奔放さに時代を感じるなあ。

ジャンルは一応押しかけ女房物の枠内に入ると思う。
で、ネコ耳娘+変身するたび全裸シーンと非常に分かりやすい作り。
ただ、遠山先生の他の作品、『ハートキャッチいずみちゃん』や『胸キュン刑事』と比べるとエロは抑え目だったかな。
たまに脱がない回もあったし、脱いだとしてもただ脱いでいるだけでシチュエーションに凝っている感じではない。
そもそもヒロインがネコ娘というよりも常識無しのネコそのものだったのでエロくなりようも無かったと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-04-06 22:36:50] [修正:2008-04-06 22:36:50] [このレビューのURL]