「鹿太郎」さんのページ
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4点 ああ一郎
こせきこうじ先生のデビュー作。
物語の作りは「山下たろーくん」など一連のこせき作品と同じで、取り扱うスポーツが野球から柔道に変わっただけ。
チビで弱々しい主人公が努力と根性でライバルを倒していく。
当時の作品としてみても、作画力には劣ると思うし、ちばあきお先生の影響も強く、間の使い方なんかはまんまちば先生のそれ。
ただ、やっていること自体は非常にシンプルなスポ根なので、シンプルなカタルシスに直結しているかなーとは思う。
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[投稿:2008-09-16 23:55:31] [修正:2008-09-16 23:55:31] [このレビューのURL]
7点 バーコードファイター
バーコードバトラーを扱ったホビー漫画。
今となってはバーコードバトラー自体がハイパーヨーヨーやミニ4駆に比べてマイナーな存在となってしまってはいるものの、この作品の残したインパクトは非常に強いものがある。
何しろヒロインだと思っていた娘が途中で男だと判明するのだから…。
その後、小野先生自身がこのキャラクターを使って18禁な漫画を描いたりしているが、つまりエロ漫画のキャラクターなんですよね。
それをコロコロコミックでやってしまうのが凄い。
それ以外にも秀逸なメカの作画など他にも見るべきところが多い。
復刊もされているのでぜひ読んでほしい一作。
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[投稿:2008-09-16 23:21:46] [修正:2008-09-16 23:21:46] [このレビューのURL]
10点 うちの大家族
総勢9人のほのぼのファミリー物。
個人的には4コママンガのベストです。
主要人物は多いものの、それぞれにキャラクターが立っているので、特色が掴みやすい。
日常的な題材・作品でありながら、どこか楽園的な雰囲気を感じてしまう。
大家族物にありがちな、しみったれた生活感というか野暮ったさが一切無くて、ただただ幸せそうな団欒感というか温かい作風がたまらなく心地良いんですよね。
毎回のクオリティも高く、ラストも感動的に仕上げてくれるのが今から見えている、そんな安定感すら感じます。
うーん、THE・良作。
10点献上。
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[投稿:2008-08-11 00:50:41] [修正:2008-08-11 00:50:41] [このレビューのURL]
5点 きんのたまご
「美少女高校生である孫の発明でじーさんがショタな男の子に」な学園マンガ。
ラストあたりで急にSF的に加速していきますが、基本はエロです。
ほとんどエロマンガです。
元アシらしく「近藤るるる」っぽい絵柄と作風でフェチシズムに富んだエロをやってくれるんだからそれだけで価値がありますよね(なんだそりゃ)。
貞操帯からヒロインオール妊婦化まである意味「チャンピオンRED」らしいカオスぶりでなかなか楽しめました。
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[投稿:2008-08-11 00:49:12] [修正:2008-08-11 00:49:12] [このレビューのURL]
6点 スチームボーイ
大友克洋監督の映画『スチームボーイ』のコミック版。
内容は映画版の少し前のお話でコミック版の後に映画が来る様な形。
もともと作画力には定評のある作家さんで、難しそうな列車やその他諸々の背景も華麗に描きこなされているし、その作画の方向性も作品の世界観にマッチしていて、相乗効果を生んでいると思います。
始めから長く続ける連載でもなかったのか、全2巻で非常にシンプルにまとまっていて、テーマも分かりやすくストレートに伝わってくる。
個人的に映画の方は、映像は素晴らしいけれど、ストーリーがとっ散らかっている印象しか残っていないので、このストレートさは嬉しい誤算でした。
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[投稿:2008-07-22 12:02:48] [修正:2008-07-22 12:02:48] [このレビューのURL]
アンソロ本に掲載された作品を集めた短編集。
アンソロ本ってプロレベルの物とそうでない物との間でかなり差があって、お目当ての作家の他に2・3作品楽しめればOKという感じですよね。
その中でも宙出版の物は特に当たり外れが大きい気がするが・・・、それはひとまず置いておいて、この作者の作品は確実にプロレベル側、というかプロ。
キャラクターの絵はオリジナルタッチ過ぎて、誰だか分からない時が多いけれど、漫画として面白ければ無問題、オールOK。
元の作品を知っていないとダメというハードルはあるものの、基本的にはギャグとラブコメ風味の作品が多くて気楽に楽しめる佳作集です。
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[投稿:2008-07-11 12:27:56] [修正:2008-07-22 12:01:49] [このレビューのURL]
6点 忍者パパ
普段は幸せな家庭を持ちながら会社ではうだつの上がらないサラリーマン、その正体は抜け忍ゆえにかつての仲間に追われる忍者だった。
この作者らしい濃い画風、情けない主人公で描かれる忍者アクション。
正体隠して悪を裁いていくストーリーは、見かけからは想像つかないが、かなり正統派のヒーロー物。
悪人もリアルに嫌な感じで描いてくれているので、しっかりとしたカタルシスもある。
この作者の別作品に比べるとかなりお話自体はかなり単純かなとは思うものの、だからこそ間口は広い。
いや、そもそも絵で倦厭されがちなので決して広くはないか。
ただ読み出せばわりと誰でも楽しめる作品だと思います。
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[投稿:2008-07-06 05:30:48] [修正:2008-07-06 05:30:48] [このレビューのURL]
7点 SEKIDO
高校水泳部を舞台にした青春物。
青春物ではあるものの「爽やかさ」よりも、とにかく「暑苦しさ」が前面に出てきている。
作画もそうだし、キャラクターたちの性格、ストーリーまで「アツい」を通り越して「暑苦しい」。
これを濃厚・濃密ととるか、一歩退いてしまうかは人それぞれだと思いますが、このくらいやってこそのこの作者だし、こうでなければこの作者である意味も無い。
合わなかった人には素直にあだち先生の『ラフ』をオススメしますが、手頃な巻数でまとまっているし、個人的には良作。
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[投稿:2008-07-06 05:29:33] [修正:2008-07-06 05:29:33] [このレビューのURL]
7点 野ブタ。をプロデュース
人気小説のコミック版。
ドラマがヒットしたことでさらに知名度を上げた作品ですが、原作から設定をかなりいじったドラマ版と違って、このコミック版は非常に原作準拠な作り。
いかにも今時な「外面は明るいけれど内面は冷めた」主人公がダサい転校生をプロデュースしていく。
変化球的な始まり方ではあるものの、中身はいたってストレートな青春友情物。
ドラマ版はもはや別作品と言ってもいい代物だし、原作もラストは賛否両論あるほどにダークに終わる。
しかし、このコミック版は物語やそこから語られるテーマ自体を最も素直に扱い、着地させているのでまったくストレス無く楽しめます。
青春物はこのくらいストレートで良いと思う。
良作。
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[投稿:2008-07-03 02:18:40] [修正:2008-07-03 02:18:40] [このレビューのURL]
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