「森エンテス」さんのページ

総レビュー数: 355レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月15日

二本の作品からなる単行本ですが、どちらも揃って素晴らしいです。

どちらの作品も戦国時代ながら、取り上げている人物か馴染みの薄いこともあり、新たな発見がありました。

人情物語の剣の舞、骨太な雪の峠、どちらも、この作者ならではのレベルです。

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[投稿:2012-02-20 11:58:17] [修正:2012-02-20 11:58:17] [このレビューのURL]

6点 水素

画集の中に未完の短編が収録された本ですが、マンガの方は続いていたら、素晴らしい作品になったと思いますが、起承転結の起で終わってるので、評価のしようがないです。

画集の部分は文句なしに最高です。

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[投稿:2012-02-08 12:56:58] [修正:2012-02-08 12:56:58] [このレビューのURL]

6点 +ANIMA

この作者は単純に絵柄が可愛く好きなんですけど、イラストレーターとしての魅力に比べて、漫画家としての魅力は薄いと感じていました。

しかし、この作品はしっかりとした漫画作品になっていて、非常に良い物語だと思います。

動物の力を持った特殊人間達のファンタジー世界の物語です。

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[投稿:2012-02-07 23:36:15] [修正:2012-02-07 23:36:15] [このレビューのURL]

1人の孤高の天才登山家を描いた作品で、序盤はマンガらしいマンガだったのが、中盤以降は完全に雰囲気漫画となり、読者の選別が行なわれます。

ハマった読者には至高の作品となったことでしょう。
曽田正人と天才の定義はいっしょですが、こちらの方がリアルです。

とにかく、絵があり得ないくらいに上手いです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-28 21:44:56] [修正:2011-12-28 21:44:56] [このレビューのURL]

「No man is a hero to his valet.(英雄も側近の目にはただの人)」

この言葉の後に「こんな野郎とは、一日でも早く別れたい」と繋がるのですが、これは『神様の伴奏者 手塚番13+2』という当時の手塚番の人達へのインタビュー集の中にある、ある編集の言葉です。

今回レビューしている作中にも、「そう思うわな」と思わされるエピソードが全開なのですが、同時に手塚治虫という不世出の天才が、創作に掛ける狂気が理解できる作品でもありますので、漫画ファンは読む価値があるかと思います。

僕は漫画の良さは、思いも付かないような想像力の発露が形になる事だと思っているのですが、手塚治虫先生は存在自体が凄すぎて(もはや凄すぎて異星人)、こういう人だからこそ、我々の想像の遙か上を行く作品を創造することが出来たのだと再確認しました。

レビューの締めくくりに一つの言葉を・・・

「遠くに離れるとね、富士山じゃないんだけど、その高さ、姿の美しさがわかる。」

冒頭の言葉で手塚治虫先生を評した編集者が更に続けた言葉です。

????

ちなみにこの本の中での主要人物『カベさん』、前述のインタビュー集の中で「酔っぱらって怒鳴り込む」「原稿を破る」「ハサミを投げる」等の行動も取っていたというエピソードが、書かれていました。
(既に他界していたと思われ、インタビューは受けていません)

・・・凄いですね。

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[投稿:2011-12-20 07:57:30] [修正:2011-12-20 08:10:40] [このレビューのURL]

9点 AGAPES

それぞれ傷を持った人間が集まって、甲子園を目指す野球漫画なんですけど、そこは山田玲司、普通ではありえない展開が目白押しで、野球漫画としてみると、ある意味ボンボンやコロコロに載っているようなけったいな作品です。

この作品を表現する言葉が思いつかないのですが、凄く良い作品です。

『Bバージン』や『NG』と根本は同じだと思いますので、「本気になれない」事を悩んでる人に読んで欲しい作品です。

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[投稿:2011-12-08 23:24:58] [修正:2011-12-08 23:24:58] [このレビューのURL]

花魁の世界を安野テイストで描ききった作品で、単行本も一冊完結なので、男性読者が最初に手にする安野本としては十分な作品だと思います。

『花とみつばち』もそうでしたけど、出てくる男はたいてい魅力無いですけど、女性は魅力的です。

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[投稿:2011-11-28 20:57:51] [修正:2011-11-28 20:57:51] [このレビューのURL]

正直なところ、庵野と安野の結婚の話を聞いた時に、あんなオタク的な男とアンチオタクな女が何故に結婚までしたんだろうと思っていました。

いたんですけど・・・・・これ読んだら、納得。
安野モヨコ先生もオタクだったんだなと。

微笑ましい夫婦生活が綴られています。
誰にでも勧められるエッセイコミックだと思います。

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[投稿:2011-11-28 20:53:38] [修正:2011-11-28 20:53:38] [このレビューのURL]

あだち作品の中では、舞台設定が時代劇調の為に異色な存在ですが、描かれている内容は「如何にも」な内容です。

無駄に巻数を重ねることもなく、シンプルにまとまっていて、その上で物語も秀逸です。

「タッチ終了からH2連載開始」の間に発表された作品はどの作品もバランスが良いように思いますが、この作品がとりわけバランス感覚満点です。

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[投稿:2010-12-06 22:09:44] [修正:2011-11-28 20:48:08] [このレビューのURL]

安野モヨコがヤンマガで発表した作品で、連載当時は「思い切った事するな」と思いましたが、その後『働きマン』をモーニングに描いたりしているので、一般受けをする作家なんだと思います。

この作品はモテない男がモテたくてエステに行って、そこから色んな事があるって話なんですけど、主人公の行動は個人的には好感が持てました。

出てくる女性は一癖も二癖もあるんですけど、みんなそれなりに可愛い性格をしているので、そういう楽しみ方も出来るかと思います。

漫画の中の女性に天使を求めてる人には向かない作品ですけど、ある程度社会勉強をしてから読むとイメージが変わるのではないでしょうか。

面白い作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-28 20:45:13] [修正:2011-11-28 20:45:13] [このレビューのURL]