「森エンテス」さんのページ

総レビュー数: 355レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月15日

海賊が主人公の冒険活劇です。

内容としては「海賊+RPG」的なノリなのかと思いますが、最後の決戦の場に行くのに、過去の海賊大集合のシーンがあり、正直震えました。

死ぬキャラは速攻死んでいきますが、主人公の周りはご都合主義的に死を回避していくので、その点をどう受け取るかで作品の評価も分かれると思います。

漫画としてしっかりして読みやすいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-17 21:28:04] [修正:2011-11-17 21:28:04] [このレビューのURL]

マスコットの造形とキャラクタが秀逸で、何度読んでも笑えます。

物語は終盤からシリアスな方向にも進みますが、全体的には作者らしい笑いと物語の両立が高い次元で達成されています。

この作者の作品は本当にどれも素晴らしい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-16 22:04:09] [修正:2011-11-16 22:04:09] [このレビューのURL]

8点 一平

どのエピソードも非常にレベルが高い警察官を主人公にした人間ドラマを描いた傑作です。

中学生売春AVからシャブにまつわる話まで、警察(刑事)の嫌な役回りを目に出来ますし、片方では剣道の大会の話だったり、ラブコメ調の話だったり、ダイハードみたいな話だったり、非常にバランスが良いと思います。

個人的には名作だと思います。

現在連載しているMOONLIGHT MILEが好きな人はマストで、そうでない人もMOONLIGHT MILEよりも読みやすいので是非読んでほしいですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-11-15 22:17:15] [修正:2011-11-15 22:17:15] [このレビューのURL]

大阪の事を理解したかったら読むべき作品。

漫画としての物語は当然の事ながら、現在まで脈々と続く大阪の風俗を知る事が出来ます。

非常に長い作品で、絵柄も初期の頃の(それなりに)整った形から、終盤は抑えが効かないくらいに崩れてきますけど、内容自体はどこを切っても『じゃりん子チエ』です。

漫画単体としての評価以上に、後世に残すべき作品という気がします。

西原理恵子の『ぼくんち』は貧困や差別と正面から向かい合って描かれた作品でずっしりと心に残りますが、この作品も貧困や差別が溢れかえっている中、「気にせんから気にならんて」と言って流しています。

これが大阪なんだろうと思います。

たぶん、関東以北の地方の方には理解不能な世界でもあるとは思いますが、『こち亀』が東京の下町の風俗を描いた作品だとすると、この作品は大阪の風俗を描き切った作品と言えます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-11-15 21:52:16] [修正:2011-11-15 21:52:16] [このレビューのURL]

8点 水滸伝

本作で水滸伝という物語に初めて触れました。

三国志とは違い、ファンタジーな要素こそ入っていますが、物語として見事なので、一気に読み切る事ができます。

この作品を描き切った事が後に大傑作の三国志へと続くという意味でも、横山光輝の中国史漫画の原点とも言えるのかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-15 21:32:17] [修正:2011-11-15 21:32:17] [このレビューのURL]

最初は麻雀を覚えていく作品だったはずが、登場人物の変遷と共に、内容がどんどんエゲツない方向へ進んでいくギャンブルの怖さが分かる作品です。

しかも、それをギャグ漫画としてやっているので、笑ってしまうんですよね。

結論から言えば、足を洗えたから良かったですけど、この世界が続いていたら、『毎日かあさん』は無かったと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-14 21:04:37] [修正:2011-11-14 21:04:37] [このレビューのURL]

今の絵柄と比べると背景から演出からキャラクタ造形まで、何から何まで稚拙ではあるのですが、既に冬目景的なシニカル感は完成されています。

表題作や『六畳劇場』『銀色自転車』等はモラトリアムと恋愛を上手く絡めていて、素晴らしいです。

基本的に場面場面を切り取るのが上手い作家なのだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-14 20:56:03] [修正:2011-11-14 20:56:03] [このレビューのURL]

麻雀をよくしていた学生時代には、ネタをパクリまくってました。
名言、名キャラ続出の素晴らしい作品です。

基本任侠がメインの中にあって竜という異質な存在が生きています。

不思議な作品ですけど、麻雀漫画が好きなら読んでほしいです。
片山まさゆき作品や西原理恵子作品が好きな方は手に取らない方が吉。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-11 19:56:52] [修正:2011-11-11 19:56:52] [このレビューのURL]

世代と好みもあるのでしょうが、小林先生の作品にハマった事がないので上記点数ですが、思い入れのある作家の物語だったら、泣いてしまっていたかもしれません。(柔道部物語は好きです)

漫画家という職業の辛さみたいなモノが凄く出ていて、そんな中、小林先生はこの世界で生き残って未だに作品を描き続けている。

それだけで良いと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-11 19:47:06] [修正:2011-11-11 19:50:42] [このレビューのURL]

この作品に出合うまで、マガジンで連載してる不良漫画は全て「ダサい」と思っていました。(片山組とか多古西とか)

そんな中、舞台は湘南だし、絵柄もしっかりしていたし、自分も高校生だった事もあるのでしょうが、楽しく読んでいました。

不良コンビが主役というテンプレートをしっかりと活かした作品だったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-11 19:42:24] [修正:2011-11-11 19:42:24] [このレビューのURL]