「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

江川先生は寡作な人だけど力を抜いてる作品はとことん抜く。
で、この作品がまさにそれ。
片手間という感じで浅い。

内容は終始ありえない感じのすれ違いで展開していくコメディ。
エロ妄想でドタバタしている様を見ているのは楽しいけれど、さすがにそれだけに終始されると全2巻しかないのに飽きる上、ろくな感想も思いつかなかった。
江川先生の絵が好きなら気に入るかもしれませんが、それ以外の人にまで訴えかけるほどの魅力は無いかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-23 22:23:38] [修正:2007-02-23 22:23:38] [このレビューのURL]

コロコロ的にはポスト『おぼっちゃま君』であり、作品構造は『こち亀』に近い。
主人公ヤマザキが行動を起こす(大概はわるだくみ)、最初は成功し調子にのるが、最終的に手痛いしっぺ返しをくらってオチ。
往年のこち亀パターン。
そこに『おぼっちゃま君』っぽいサブキャラを配置、現代風(連載当時の)にチューンナップで出来上がり。

線が簡略されていて非常に見やすい作画とか、シンプルな表紙のデザインとかは好きだったけど、リアルタイムで読んでいた当時もあまり楽しめてはいなかったなあ。
基本的にやっていることもオチもワンパターンだったし・・・。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-02-21 17:02:20] [修正:2007-02-21 17:02:20] [このレビューのURL]

「赤マルジャンプ」で読みきり版を読んだ時はわりと面白かったのだけどなあ。
結局ヤクザの皆さんと追いかけっこしていたイメージしかない・・・。
ヤクザ関連は読みきり一発でのギャグのネタとしては面白いけれども、連載で何話も掘り下げるべきところではないと思います。
さっさと解決して本格的に主題のハンドボールを始めるべき。
他の雑誌ならともかくジャンプにおいてこのもたつきは致命傷。

作画や個々のギャグ自体は悪くは無かったので次回作に期待したい。

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[投稿:2007-02-01 00:24:29] [修正:2007-02-01 00:24:29] [このレビューのURL]

前作『エイケン』の頃と何ら変わらない松山節。
一切のストーリーを排し、ギャルゲーなどでありがちなベタなシチュエーションのみを楽しむだけ。
言うなれば松山版「BOYS BE・・・」といった感じ。
ここまで徹底するならむしろ清々しい。

「漫画は心のヌード写真集」とは『魔法陣グルグル』の衛藤先生の言ですが、この作品はまさに松山先生の心の中・好きなシチュエーションや性癖を覗いている気分。
松山先生の絵や作風が好きならOK、それ以外の人には完全に地雷。
興味本位でパラ見することすらお勧めできない。
ある意味究極のマニア本。

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[投稿:2007-01-20 18:08:29] [修正:2007-01-20 18:08:29] [このレビューのURL]

3点

仮にも天下の大ジャンプ様に連載された作品に対してこう言うのもなんですが、正直商業誌レベルに達していないと思う。
子供が考えたような設定やストーリー展開、未熟な作画、矛盾したネーム(これは編集がチェックして整理しろよとも思うが・・・)など連載を開始する以前に詰めるべき部分が大量にある。

それでもラスト付近での少年漫画らしいアクション演出や構図取りには非凡なものを感じますので、その部分を残しつつ全体をレベルアップさせればかなり大幅な成長が期待出来そう。
次の連載が何年後になるかは分かりませんが。

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[投稿:2007-01-08 20:28:50] [修正:2007-01-08 20:28:50] [このレビューのURL]

未来の退廃した東京でお姉さん方が謎のモンスター相手にドンパチ。
細かい背景設定やキャラクターなどで時代を先取り、後の作品にあたえた影響も大きい。

自分が元々SF設定の濃い部分が苦手というのもあるのかも知れませんが、それを差し引いても分かりにくい。
誰が誰とどこで何のために戦っているのかをいちいち頭の中で整理しつつ読みすすめないといけないので非常に面倒くさい。
作内設定は自然にスーッと入ってくるように整理して提示して欲しいなあ。
面白いSF物ほどこういう部分が上手いものだと思いますが・・・。

関連本やサイドストーリー的な作品も大量にあるようなので、そちらをチェックしつつ深くはまっていけばそれなりに面白いのかもしれませんが、そこまでしたいと思うほどに惹きつけられるものも無かったです。
トーン過多の華やかな作画もいまいち好きになれず、どうにも楽しめませんでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-02 08:07:27] [修正:2007-01-02 08:07:27] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

高橋先生はもはやこの作品を、サッカーというスポーツを面白く魅せよう、試合展開がどうとかチームがうんぬんというレベルで考えてないですよね。
試合になったら完全に一対一または一対複数の攻防でしかなく、決してチーム対チームになりえない。
相手がスーパープレイを出してきたらこちらはそれをさらなるスーパープレイで凌駕する。
それの繰り返し。
後出しジャンケン。

現実でスーパープレイを見た、もしくは体験した感動を作品に取り込もうとする意図は分かるのですが、漫画・特に『キャプテン翼』の世界でそれをやられても伝わってこないですよ。
世界観自体に現実感が無いもの。
そこに新鮮な驚きは無い。

そんな中、若島津がCFになったのだけは驚かされました・・・
GKとCFの二足のわらじをはく選手なんて元メキシコ代表のカンポスぐらいしか思いあたらないんですが、実際プロレベルでそんな選手、他にいるんですかね?
これで若林のかませ犬からは一歩抜け出たかもしれませんが、今度は小次郎のかませ犬になりそうな気が・・・

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[投稿:2006-12-27 00:15:47] [修正:2006-12-27 00:15:47] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

人気アニメのコミック版。

はっきり言って、これだけ読んでもストーリーが理解できない。
完全にアニメを観ている人向けに作られていて、細かい設定説明などはほとんどされないので。
不親切な作品だとは思いますが、アニメを気に入った人にターゲットを絞った上で別のキャラクターの視点で物語を見せていくという試み自体は面白いと思う。
絵も若干ペンタッチが重いというか古い感じなのを除けば、画風はアニメのそれと似ているので違和感は無いです。

とはいえ、漫画だけでは好評価はつけがたいですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-17 17:31:58] [修正:2006-12-17 17:31:58] [このレビューのURL]

連載開始時にはテレビメディアにまで取り上げられたりと、鳴り物入りで始まった作品ですが・・・。

デジャブを感じる。
いやまあ、過去作のリメイク(正確にはスピンオフかな?)なので当たり前なんですけど、何か違うんですよ。
このデジャブは『巨人の星』からくる物じゃないというか・・・。
もはや『巨人の星』なんて関係ない、全くの別物・オリジナル作品としてみれば、この違和感も少しは緩和されるのかなと思います。
いやオリジナルだけどオリジナルでも無いか。
それこそ星の数ほどある不良スポーツ物と大差は無い。

原作への冒涜、とまでは言わないが少なくとも原作ファンが手放しで絶賛出来る作品では無いかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-10 18:25:40] [修正:2006-12-10 18:25:40] [このレビューのURL]

連載開始当初は志高そうに見えたんですけどね・・・。
ジャンルは違えどサンデーの『DEATH NOTE』に!!というくらいの意気込みは感じてました。

しかし、その後すぐにトンデモ政争マンガになってしまい非常に拍子抜け。
なんというか、この手のジャンルの作品としては圧倒的に読みごたえが足りないんですよ。
ライト過ぎる。

もっとドロドロした感じの愛憎劇や足の引っ張り合い・どっしりとした頭脳戦が読みたかったです(サンデーでは難しかったのかもしれないけど)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-11 05:17:04] [修正:2006-11-11 05:17:04] [このレビューのURL]