「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

ゆうき先生の最初期短編集。
表題作『マジカルルシィ』の連載開始が1982年なので当たり前ですが、もろに80年代テイストの画風。
ストーリーも80年代風でどこか暗く影がある。
古い。

しかし、その後『あ〜る』や『パトレイバー』で羽ばたいていったゆうき先生の原点としてみればある程度興味深い。
かっちりしたコマ割やロングを多用する画面作り・独特のギャグセンスなどにはゆうきイズムともいうべきものが窺えますし、近しい人間をモデルにしてキャラ造形を造るのもこの頃から。

まあ、こんな楽しみ方をするのはそれこそファンのみで、大多数の方にはただただ古い短編集だと思いますが。

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[投稿:2006-03-18 00:17:13] [修正:2006-03-18 00:17:13] [このレビューのURL]

SFアクション物。
しかし『究極超人あ〜る』の筆致が抜けていないために、致命的にアクションシーンに迫力が無い。
かつ未完終了しているため物話が尻切れとんぼです・・・

ヤングサンデーにてゆうき先生自身がセルフリメークしているため、
そちらを読めばあえてこちらに手を出す必要は無いかな・・・
ちなみにヤンサン版はもう一度始めからやり直しているため、この本の続きではないので注意。

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[投稿:2006-03-12 19:55:16] [修正:2006-03-12 19:55:16] [このレビューのURL]

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