「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

『ぬ〜べ〜』と違い岡野先生の単独作品のはずなんだけど・・・
未確認生物とは名ばかりで『ぬ〜べ〜』の妖怪と大差は無いですね。
物語のつくりも妖怪(未確認生物)関係のトラブルバスター物というジャンルに集約できると思います。
ちょいちょいお色気をはさみつついくのも同じ。

前作・前々作と続けざまにいま一つ人気は出なかったので原点に戻したんでしょうが、『ぬ〜べ〜』はあくまで「過去」のヒット作。
「今」には合わなかったのかな。

途中途中に入るちょっと良い話系の回はわりと好きでしたが。

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[投稿:2006-10-28 00:15:02] [修正:2006-10-28 00:15:02] [このレビューのURL]

もはや山田をはじめとした明訓ナインを中心とした新チーム・スーパースターズの面々がとにかくすごいだけになってますね。
さすがに目新しさは無く、クオリティも低調。

それでも日本シリーズ・『野球狂の詩』との対決は結構楽しめました。
正直、対戦相手側のメンツはほとんど分からなかったんですが、それでも両チームの読み合い・カマのかけ合い・それを超越する岩鬼(笑)など毎週楽しみに読めました。
まあ、まさかのライバル社他誌に渡っての特別掲載で水島先生の業界内でのパワーにも感心しましたが。

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[投稿:2006-10-23 01:04:19] [修正:2006-10-23 01:04:19] [このレビューのURL]

パソコンの中から可愛い女の子が出てきて・・・
と今読むと恥ずかしいまでに美少女モノのテンプレなんですけど、発表時期から見てもそのテンプレを固めた作品のひとつなのかも。

女の子も可愛くかけていますし作風もライトなので気楽にさらさら読めます。
しかし、基本的には『ああっ女神さまっ』のフォロワー(キャラの配置なんかそのまま)なので目新しさは無いです。
現在の赤松先生の作品ほどあざとさ全快でもなく練りこまれてもいないので評価もそれ相応になってしまうなぁ。

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[投稿:2006-10-22 00:46:19] [修正:2006-10-22 00:46:19] [このレビューのURL]

テニス素人の主人公がひょんなことからテニス部の入部試験を受け、テニスの魅力にとりつかれ天才的な力を発揮していく、というある意味スポーツ漫画のフォーマットにのった作品。

プレイ描写に関しては『テニスの王子様』ほどはっちゃけているわけでなく、とことんリアル志向でもない。

もちろん『ファンタジスタ』で長期連載をこなしている草場先生ですから作画は安定していますし、作品としてのおさまりが良いのは保証します。
しかし、悪く言えば安定しすぎているかな。
ストーリーもただたんたんと進んできた印象。

つまらなくは無いんですが面白いかと聞かれると、う〜ん…と首をひねってしまいます。

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[投稿:2006-07-16 22:18:54] [修正:2006-07-16 22:18:54] [このレビューのURL]

『DAN DOH!!』の続編の続編。要するに『DAN DOH!!3』。
全4巻とシリーズの中では飛びぬけて短命になってしまいました。

作品として引き際を間違ったなぁという印象。
やるなら主人公変更くらいの思い切った改革をやってほしかった(アニメ化と絡んで難しかったろうけど…)。

トンデモゴルフぶりも前作に輪をかけてスゴイ。
島を渡っていくコースや洞窟の中のコースなどここまで来ると逆にすがすがしいとすら思いました。

その反面、ストーリーの展開的には前作までにやりきった感があり、盛り上がりに欠けます。
キャラクターやとりわけ対戦相手にしても、これまでは手を変え品を変え巧くやりくり出来ていたものの、今作ではさすがにネタが尽きたのかいまひとつ。

残念ですが蛇足かと…

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[投稿:2006-07-14 20:36:48] [修正:2006-07-14 20:36:48] [このレビューのURL]

ゆうきまさみ先生による原田知世版「時をかける少女」や「ねらわれた学園」、一連の富野監督作品(ガンダム・イデオンetc)などのパロディショート。
デビュー作『ざ・らいばる』も収録。

自分はモトネタに明るくないため、正直に言うとわけが分かりませんでした。
その中、気づいた点も少々。
特に「時をかける少女」&「ねらわれた学園」のパロディ作品なんかは『究極超人あ〜る』に通じる部分もありますね。
単純に学園物というだけでなく、西園寺まりぃよろしくの独裁的な生徒会長が出てきたり…

まぁ、ゆうき先生の作風が完成されるまでの過程を楽しむというファン向け作品(モトネタに明るければなお良し)かな…

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[投稿:2006-07-10 21:03:56] [修正:2006-07-10 21:03:56] [このレビューのURL]

『修羅の刻』などで知られる川原先生の最初期作品。
現在の作風からは想像もつきませんが、いわゆるエロコメディ。

…というか、これ今連載されてたら問題になるんじゃないかってくらいに高橋留美子的雰囲気が強いです。
ヒロインを『めぞん』の響子さんにした『うる星やつら』というかなんというか…。

まぁそれは置いておくとして、自分がさらに気になったのは無駄ゴマ・無駄ページが多い点。
月刊誌連載ということで元々のページ数が多い所為もあると思いますが、それにしてもテンポが悪い。
もっとポンッポンッと展開させていけば、下手したら半分のページ数で収まるんじゃないかというくらいです。

野暮な指摘だとは思いますが…(笑)

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[投稿:2006-06-27 22:07:37] [修正:2006-06-27 22:07:37] [このレビューのURL]

週刊チャンピオンらしいというか同誌連載の『浦安鉄筋家族』的な下ネタとドリフ的な動きの笑いを使ったギャグ漫画。
ギャグ漫画はストーリー漫画以上に個人の好みによって評価が分かれると思うので一概には言えませんが、個人的には非常に波が激しい作品。

ハズレの回は箸にも棒にも引っ掛かりませんが、ひとたびアタれば腹筋クラッシャーと化します。

ハズレの回に多いのがページ数をうまく使いきれていないパターン。
話としてすでに落ちているのにページを埋めるために落ち後を描写してしまい蛇足になってしまっていることが散見されます。
桜井先生はある程度ページ数をしぼった方が洗練されるんじゃないかな。

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[投稿:2006-06-16 00:13:35] [修正:2006-06-16 00:13:35] [このレビューのURL]

吉崎先生の初期作品。基本的には女の子のバトル&コメディものかな。

この頃の吉崎先生は今では想像もつかないくらい鳥山明先生の影響が色濃いです。コマ割も背景込みの画風も。
ギャグのテンポと女の子キャラの雰囲気は現在の吉崎先生のそれなんですが、男性キャラ、特にマッチョなキャラはさらに際立って鳥山ライクです(後半はそうでも無いですが)。

ストーリーラインやバトルシーンは吉崎先生のシンプルな画風もあいまってちょっと単調かな。

あとタイトルの時点で気づいた人もいるかも知れませんがキャラクターの名前が全てジュースの名前という妙にチープな感じにも笑いました。

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[投稿:2006-05-12 01:51:07] [修正:2006-05-12 01:51:07] [このレビューのURL]

ゆうき先生にしては珍しい打ち切り作品じゃないかと・・・

内容は『のび太の恐竜』に押しかけ女房物の要素を足して、ゆうきテイストで味付けしたといった感じ。

全編に渡って物語に起伏がなく、ただたんたんと進んでいく印象。
「何でもない日常描写」これがゆうき先生の持ち味だとしても、この作品に関してはあまりにもゆっくりしすぎ。
仮にも少年誌なので、ある程度はストーリー進行上でのアップダウンと緩急をつけて欲しかったですね。

次作『鉄腕バーディー』で活躍の舞台を青年誌に移したのも納得かな。

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[投稿:2006-03-18 00:38:02] [修正:2006-03-18 00:38:02] [このレビューのURL]