「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

正統派剣術変身ヒーロー物。

明朗快活な主人公。
ピンチに陥ったヒロイン。
そしてクールなライバル・・・と、コレでもかというほどに正しい少年漫画。
設定なりキャラクターなりを一つ一つ非常に丁寧に描写していっているので、理解りやすくはあるものの小学生以上の読者を相手にするには少しストレートすぎたかな。
本当にそのまま「コロコロコミック」掲載とクレジットされていても何ら遜色無い。
成人男子が今更読んでもという感じはしました。

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[投稿:2007-12-15 02:44:46] [修正:2007-12-15 02:44:46] [このレビューのURL]

「携帯電話から女の子の妖精が!」という4コママンガ。

うーん、実に微妙。
気楽に読めるので雑誌の箸休めとしては良い塩梅なのかもしれませんが、単行本で読むとさすがに薄味すぎてイマイチ。
ありきたりなキャラクターでどこかで見たようなネタのオンパレード。
何が悪いってワケでもなく、何が良いってワケでもない。

実はこの人の同人誌何冊か読んだことがあるんですよ。
そっちの方が数段ネタのキレが良かったなあ。
パロディ物の方が真価を発揮する人なのかも。

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[投稿:2007-12-13 07:26:51] [修正:2007-12-13 07:26:51] [このレビューのURL]

ビールメーカーからプロサッカークラブに出向させられたサラリーマンの奮闘。
タイトルは挑戦的で面白そうだったんですが・・・。

全2巻という尺のうえ主人公の役職が途中で変わっているのでどうにも駆け足な印象。
しかも主人公の立場もなかなか好転しない(したと思ったらすぐ移動)ので最後まで落ち着かない。
読んでいて窮屈な感じ。
途中でギャグを挟むなり何なりしてストレスを開放させて欲しかった。

あそこまでシリアスではないものの読後の印象は『ブラックジャックによろしく』に近かったかなあ・・・。

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[投稿:2007-11-16 00:05:03] [修正:2007-11-16 00:05:03] [このレビューのURL]

ご多分にもれずアニメ版をキッカケに読み始めたのでそのシリアスなストーリーに少々面食らった。
完全に別物。

主人公にもアニメには登場しない少年があてられていてどうにも異物感が拭えず。
そのキャラクター性に異物感を吹き飛ばすくらいのパワーがあれば良かったのだけれど・・・。

うーん、こちらが勝手に別の方向性を期待していたのが悪いのですが、それを抜きにしても平凡な作品かな。
展開が分かりづらい所もちらほら。
まあ、アニメ未視聴の状態で読めばそれなりに楽しめたのかなーと思いつつも、アニメが無ければそもそも手にとっていなかった気もする。

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[投稿:2007-09-22 11:15:28] [修正:2007-09-22 11:15:28] [このレビューのURL]

その名の通り人気ゲーム「スーパーボンバーマン」の4コママンガ。

ボンバーマンという特性上、基本的に全て爆発オチか、もしくはスカシの不発弾オチ。
キャラを動かして連作4コマの中でストーリーをつけるような工夫も無かったので単行本一冊も読むとさすがに飽きる。
原作ゲーム、スポンサー、対象年齢と色々な縛りがある中、実質十年以上にわたる長期連載をこなしたことは買いたいものの、全巻読破したいと思うほどの情熱は持てなかったかなあ。

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[投稿:2007-08-26 18:51:23] [修正:2007-08-26 18:51:23] [このレビューのURL]

4点 黒蘭

時代劇で復讐劇。

キャラクター造形は可愛らしい。
内容のシリアスさとは裏腹に。
首が飛んだり腕が飛んだりと結構グロそうなシーンも頻発されているのだけれど、画風がライトタッチなので全く「痛み」が伝わってこない。
それが良いのか悪いのかは人それぞれとしても、とりあえず演出として迫力不足は否めない。

ストーリーも分かったような、分からんようなファンタジー時代劇で、これまではラブコメばかりだった近藤先生にとって新境地でしたが・・・ハズレかなー。

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[投稿:2007-08-26 01:41:32] [修正:2007-08-26 01:41:32] [このレビューのURL]

人気ゲーム『ツインビー』のコミカライズ。
キャラクター自体はコミックオリジナルらしく、グインビーのパイロットが女の子。

自分のツインビーシリーズのイメージのほとんどがギャグ満載のキャラクターショウだったアニメ版で形成されたものだったので真面目で優等生的なストーリー展開に少々面食らいました。
とにかく主人公のキャラクターが薄味でそれに伴ってストーリーの印象も薄い。
どこに出しても恥ずかしくはない出来だと思うけれど、どこに出しても突き抜けた評価は得られない凡作という印象。

ツインビーシリーズ「が」大好きという人意外は楽しめないのではないかなあ。

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[投稿:2007-08-18 14:51:16] [修正:2007-08-18 14:51:16] [このレビューのURL]

復刊されていたのを書店でたまたま見かけて手にとってみました。

古い作品なので当たり前といえば当たり前なのだけれど色々な面で未熟ですかね。
作画や個別のネタ、オチの弱さなどまだまだ。

単巻だからといってこの作品から手をつけるのではなくて、『サンレッド』や『ぷりん帝国』を気に入ってこの作者をもっと読みたいと思った人向けかな。
特に「理不尽で微妙なヒーロー」vs「チープで庶民派な悪の組織」という構図といい、一部怪物たちのデザインといい、ほとんど『サンレッド』のリメイク作といった様相なのでそちらを読めばいいかという気もしました。

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[投稿:2007-07-29 00:35:50] [修正:2007-07-29 00:35:50] [このレビューのURL]

4点 風光る

主人公の女の子がひょんなことから新撰組に入隊し逆ハーレム状態に、という非常に狙った設定に二の足を踏みつつ読み進めてみましたが、読後は普通のラブコメだったなあという印象。
結局、ファーストインプレッションを覆して、男の自分まですくい上げてくれる懐の深さは無かったかな。

時代考証自体は意外としっかりしているけれど、それも渡辺先生自身が幕末マニアでこういうの大好きなんだろうなあ程度の感想しか抱けず、作品としての完成度に直結しているかというと疑問。
ラブコメテイストととの乖離ぶりに豪華絢爛なコンサートホールでヒップホッパーが歌っているようなチグハグさを感じた。

ただラストをどうするのかには少し興味がある。
新撰組物だから永遠に終わらないパラダイスでFinにするわけにもいかないでしょう。
おそらく悲劇的なものになるのかもしれないけれど、作風的に後味の悪さは残さないで欲しいなあ。

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[投稿:2007-07-11 22:25:02] [修正:2007-07-11 22:25:02] [このレビューのURL]

ほとんどが前作『星界の紋章』と同じ感想なのだけど、続いたということはそれなりに前作に人気があったのかなあ。

スタートの時点から説明無く当たり前のように重要そうなキャラクターが増えている開き直りっぷりに笑ってしまいました。
相変わらずストーリー展開速すぎ、説明台詞多すぎで、長尺の作品をなんとかまとめようとする苦労は買いますが、やはり無理がありますよ。

作画はしっかりしているし本格的なスペオペっぽくて、ゆっくり描けば本当に面白そうなんだけどなあ。
こういう形で原作を消費してしまうのはもったいない。

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[投稿:2007-06-04 01:38:14] [修正:2007-06-04 01:38:14] [このレビューのURL]